稲葉製作所の株主優待の内容・取得方法について解説していきます。
稲葉製作所について
株式会社 稲葉製作所は、日本の家具・物置のメーカーです。東証一部に上場しています。会社の設立は1950年11月です。本社は東京都大田区にあります。
イナバといえば物置です。イナバの物置には、全商品5年間保証がついています。またイナバの物置のキャッチコピー「やっぱりイナバ 100人乗っても大丈夫!」はあまりにも有名です。
キャチコピーだけでも十分印象的ですが、イナバ物置を人々の記憶に残せたのは、動画(CM)の影響が大きいと思います。CMでは、なんと実際に物置の上に100人乗っています。
100人乗っている動画は以下で見ることができます。
稲葉製作所では、イナバ物置以外にもオフィス家具も作っています。「物置」と「オフィス家具」の2つが稲葉製作所の強みです。
株主優待の取得方法(権利確定日・保有株式数)
稲葉製作所の権利確定日は1月末と7月末です。
株主優待は、1月末なら1,000株(10単元)以上、7月末なら100株(1単元)以上の株式を保有する株主を対象に贈呈されます。
つまり1月末の権利付き最終日(=権利確定日の2営業日前)に現物株式を1,000株(10単元)以上、7月末の権利付き最終日(=権利確定日の2営業日前)に現物株式を100株(1単元)以上保有していれば株主優待をゲットできます。
株主優待の内容
株主は年2回、保有株式数に応じてオリジナル図書カード(1月末・7月末の株主)または、複数の地域特産品の中から1品(7月末の株主のみ)がもらえます。
株主優待品は、1月末の株主には4月上旬ごろ、7月末の株主には10月下旬以降(順次)発送されます。
オリジナル図書カード(または複数の地域特産品から1品)
保有株式数によって株主優待券が以下の通り発行されます。
保有株式数 | 1月末日 | 7月末日 |
---|---|---|
100株以上 | ー | オリジナル図書カード ※1,000円相当 |
300株以上 | ー | 以下のいずれかを1品選択 ・複数の地域特産品 ・オリジナル図書カード ※3,000円相当 |
1,000株以上 | オリジナル図書カード ※1,000円相当 |
7月末日時点で300株以上保有している株主は、オリジナル図書カードのわりにに、複数の地域特産品から1品を選択することもできます。贈呈される地域特産品は3,000円相当です。
以下の5つから選択できます。
- 柏屋 福島銘菓セット
- 福島県産フルーツジャムセット
- 喜多方ラーメン10食セット
- 日本酒「奥の松」純米大吟醸
- オリジナル図書カード 3,000円相当
いつ届く?実際に到着したのでレビュー
7月末に取得した株主優待が届いたのが9月7日なので、株主優待の権利を取得してからおよそ3ヶ月で届いたということになります(※300株取得しました)。
封筒を開封すると「ご優待品カタログ」と「ご優待申込書」が入っていました。有効期限は9月30日までです(オリジナル図書カードを選択しました)。
10月25日にオリジナル図書カードが届きました。
届いた封筒を開封するとバラの絵が描かれた「TOSHO CARD NEXT」と書かれた封筒が入っていました。
「TOSHO CARD NEXT」と書かれた封筒を開封すると、図書カード3,000円分(1,000円分×3枚)が入っていました。
オリジナル図書カードのデザインは、安定のイナバ物置です。有名なキャッチコピー「やっぱりイナバ 100人乗っても大丈夫!」も印刷されています。
図書カードNEXTの裏面には、ID番号やPIN番号など色々書かれていますが無視してOKです。特に何もしなくても書店で使えます。ただしカード残高を知りたい場合は、PIN番号などが必要になります。
まとめ
稲葉製作所[3421]の株主優待は、オリジナル図書カードです。イナバ物置のデザインは、コレクター心をくすぐられる1枚です。有名なキャッチコピー「やっぱりイナバ 100人乗っても大丈夫!」も書かれておりユニークです(笑)
7月末日時点で300株以上保有していれば、オリジナル図書カードの代わりに、複数の地域特産品から1品を選択することもできます。
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