鳥貴族の株主優待の内容・取得方法・使い方について、解説していきます。
鳥貴族について
株式会社鳥貴族は、「鳥貴族」の営業とカムレードチェーン事業を行っている企業です。東証一部に上場しています。会社の設立は1986年9月19日で、本社は大阪府大阪市浪速区立葉1-2-12にあります。
鳥貴族の社長は関ジャニ∞の大倉忠義の父親である大倉忠司(おおくらただし)氏です。両方の名前に「忠」が付いているので覚えやすくもあり、分かりにくさもあります(笑)
また、偶然なのか必然なのか鳥貴族のロゴには、関ジャニ∞と同じ「∞」マークが入っています。実際には、両社に全く関係はありません。鳥貴族の「∞」には、永遠の業態を目指す意味が込められています。
鳥貴族という名称の由来は、社長の「大倉忠司」のブログ「鳥貴族 社長の焼鳥日記 !!」で以下のように述べられています。
- お客様を【貴族】扱いする(大切にしていく)。
- オシャレな名前にする(女性客を増やす)。
※2.に関しては、その当時(1985年頃)の焼鳥屋というのは、今以上に中高年のお客様のお店というイメージがあったからだそうです。
鳥貴族といえば、298円均一(税抜)の低価格・高価値なサービスを提供している焼き鳥屋です。全品298円と低価格でありながら、国産鶏肉を使用し、お店で一本一本串打ちされており、タレも自家製です(焼き鳥、ドリンクを含め298円均一)。
※2017年10月1日までは、全品280円均一(税抜)と現在よりも低価格でしたが、人件費を中心とした店舗運営にかかるコストの上昇により2017年10月1日15時から全品298円均一に改定されました。
企業理念は以下の通りです。
「焼鳥で世の中を明るくする」という理念のもと、「298円均一(税抜)の感動」を コンセプトに焼鳥屋 鳥貴族を展開しています。低価格・高価値のサービスで、 お客様に感動と驚きを提供し、社会に貢献できる企業であり続けます。
また、安心・安全な食事を楽しんでもらうため、国産食材100%を目指す「国産国消」への取り組みも行っています。余談ですが、宣伝部長に「トリッキー」というキャラクターもいます。
株主優待の取得方法(権利確定日・保有株式数)
鳥貴族の権利確定日は1月末と7月末です。
株主優待は、100株(1単元)以上の株式を保有する株主を対象に贈呈されます。
つまり1月末と7月末の権利付き最終日(=権利確定日の2営業日前)に現物株式を100株(1単元)以上保有していれば株主優待をゲットできます。
株主優待の内容
株主は年2回、保有株式数に応じて、鳥貴族で利用可能な「株主優待券(お食事券)」が贈呈されます。
株主優待券(お食事券)は、毎年10月及び4月頃に発送が予定されています。
株主優待券(お食事券)
保有株式数によってもらえる「株主優待券(お食事券)」の金額は次の通りです。
保有株式数 | お食事ご優待券 |
---|---|
100株以上 | 年間2,000円相当 (1,000円相当を年2回) |
300株以上 | 年間6,000円相当 (3,000円相当を年2回) |
500株以上 | 年間10,000円相当 (5,000円相当を年2回) |
株主優待券は、「鳥貴族」全店で飲食代金として利用できます。
株主優待券の利用期間は、以下の通り半年間です。
- 7月末基準日の株主:11月~翌年4月末まで
- 1月末基準日の株主:5月~10月末まで
1回あたりの利用枚数に制限はありませんが、おつり及び現金との交換はできません。
いつ届く?実際に到着したのでレビュー
1月末に取得した権利確定日の株主優待券(お食事券)が届いたのが4月6日なので、株主優待の権利を取得してからおよそ3ヶ月で届いたということになります。
封筒を開封すると株主優待お食事券在中と書かれた封筒が入っています。
封筒の中には、「株主優待ご送付のお知らせ」と「株主優待券(お食事券)」が入っています。
株主優待券(お食事券)は、1枚1,000円単位になっています。
株主優待券(お食事券)の裏面には、注意事項が記載されています。
まとめ
鳥貴族(3193)の株主優待は、全国の鳥貴族で利用可能なお食事券です。
鳥貴族は、全国のチェーン店の中でも圧倒的に店舗数が多いので、自宅の近くにも店舗があると思います。そのため株主優待券は比較的使いやすい部類に入ると思います。
ただし、有効期限が半年間ということと、到着から約1ヶ月以降にしか使えないので注意してください。
株主優待は実質手数料だけでタダ取りが可能です。株主優待をタダ取りするならクロス取引(つなぎ売り)可能な証券会社の口座を開設する必要があります。株主優待のタダ取りができる証券会社は以下の通りです。
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