東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルは、ディズニー&ピクサー映画『トイ・ストーリー』シリーズをテーマとしたモデレートタイプのディズニーホテルです。株式会社ミリアルリゾートホテルズが経営・運営を行っています。
東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルの経営・運営を行っている株式会社オリエンタルランド100%出資の子会社。
トイ・ストーリーホテルは、アンディとおもちゃたちが、世界中から訪れる仲間のために作ったホテルで、ゲストは、おもちゃになって「トイ・ストーリー」の世界を楽しめます。
実際に東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルに宿泊してきたので部屋・アメニティ・朝食・駐車場・コンビニなどを詳細に解説します。
目次
トイ・ストーリーホテルのアクセス・最寄駅・駐車場
トイ・ストーリーホテルの住所・電話番号・駐車場・最寄駅の情報は以下の通りです。
ホテル名 |
---|
東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル |
住所 |
〒279-8506 千葉県浦安市舞浜1-47 |
電話番号 |
047-305-5555 |
駐車場 |
・1泊目:3,000円(普通乗用車1台) ・2泊目以降1泊ごと:1,000円 ※利用時間はチェックイン当日の0:00~チェックアウト日の24:00まで ※チェックイン日0:00以前/チェックアウト日の24:00以降は1時間まで600円、以降30分毎に300円 |
最寄駅 |
・ディズニーリゾートライン「ベイサイド・ステーション」より徒歩3分 |
地図 |
トイ・ストーリーホテルでは、駐車場内にある券販売機で泊数に応じた駐車サービス券を購入します。購入自体はいつでも可能ですが、チェックアウト前後の時間帯だと混雑する可能性もあるので到着時に購入することをおすすめします。
決済方法は現金のみです。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済は利用できません。
トイ・ストーリーホテルの客室の種類
トイ・ストーリーホテルは、スタンダードルーム(575室)とスーペリアルーム(20室)からなる全595室の地上11階、地下1階建のホテルです。
定員3名の客室は、レギュラーベッド2台とトランドルベッド1台を配置し、定員4名の客室には、4台目のベッドとしてプルダウンベッドが設置されています。
客室は以下の4つのカテゴリーに分けられます。
- パーシャルビュー
- スタンダード
- ベイビュー
- スクエアビュー
各客室からの眺望は以下の通りです。
- パーシャルビュー:ディズニーリゾートラインのベイサイド・ステーション側の3階(※ただし、建物等で視界が遮られています)
- スタンダード:眺望は主に3種類(客室の指定は不可)
- エントランス側(スリンキー・ドッグパーク側)
- ホテルオークラ東京ベイ側
- ヒルトン東京ベイ側
- ベイビュー:東京湾を見られる
- スクエアビュー:中庭のトイフレンズ・スクエアを見られる
客室の種類は以下の通りです。
部屋タイプ | 定員 | 広さ |
---|---|---|
パーシャルビュー | ||
スタンダードルーム(パーシャルビュー) | 3名 | 27平米 |
4名 | 29平米 | |
スタンダード | ||
スタンダードルーム | 3名 | 27平米 |
4名 | 29平米 | |
スタンダード・アクセシブルルーム | 3名 | 31平米 |
スーペリアルーム | 4名 | 35平米 |
スーペリア・アクセシブルルーム | 4名 | 55平米 |
ベイビュー | ||
スタンダードルーム ベイビュー | 3名 | 27平米 |
4名 | 28平米 | |
スクエアビュー | ||
スタンダードルーム スクエアビュー | 3名 | 28平米 |
4名 | 30平米 | |
スタンダード・アクセシブルルーム スクエアビュー | 3名 | 31平米 |
スーペリアルーム スクエアビュー | 4名 | 35平米 |
各客室フロアには、ウォーターサーバー、アイスディスペンサーが設置されています。トイ・ストーリーホテルでは、客室にミネラルウォーターが置かれていないので水を飲みたい場合は、ウォーターサーバーを利用します。
3階にはランドリールームがあるので、パークで服が汚れてしまった場合や連泊の場合に役立ちます。ランドリールームに入るにはカードキーが必要です。
洗濯:300円(洗剤不要自動投入)、乾燥:15分100円
※決済方法:現金(硬貨)のみ
※ランドリールームに両替機はありませんが、2階のスーベニアメダル販売機の横に両替機があります。
トイ・ストーリーホテルの中庭・広場・エレベーター
中庭、広場(トイフレンズ・スクエア、スリンキー・ドッグパーク)
トイ・ストーリーホテルには、宿泊者しか見ることができない中庭と広場があります。それぞれ以下の名称がつけられています。
- 中庭:トイフレンズ・スクエア
- 広場:スリンキー・ドッグパーク
東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルの中庭&広場については以下の記事で詳細に解説しています。
エレベーター
トイ・ストーリーホテルには、バズ・ライトイヤーとウッディの2種類のエレベータがあります。それぞれアナウンス声が違うので両方のエレベーターに乗車することをおすすめします。
■バズのエレベーター
■ウッディのエレベーター
スーペリアルーム(スクエアビュー)の宿泊記
トイ・ストーリーホテルのルームキーは、以下の2種類があります。
- オンラインチェックイン(アプリルームキー)
- カード型ルームキー
チェックインの時間帯は、多くの人が並ぶため待ち時間が発生します。ただし、並んでいる人のほとんどがカード型ルームキーでチェックインする人たちです。
一方のオンラインチェックインは、「東京ディズニーリゾート・アプリ」の機能の1つで、スマートフォンでチェックインの手続き&ルームキーとして使えるサービスです。
事前に必要事項を登録しておけば、宿泊当日はスマートフォンをチェックインリーダーにかざすだけでチェックインの手続きが完了します。
オンラインチェックインは、めちゃくちゃ便利なので絶対に利用することをおすすめします。同室のメンバーにルームキーを共有することもできます(添い寝を除く宿泊人数分まで)。
カード型ルームキーは、いわゆる一般的なルームキーです。オンラインチェックイン利用者も希望すれば、ルームキーを貸与してくれます。
我が家では、いつもオンラインチェックインを利用しつつカード型のルームキーも貸与していただいています。トイ・ストーリーホテルでは、オンラインチェックインを利用しつつ受付が空いている時間帯にカード型のルームキーを発行してもらっています。
アプリ型は、実質スマートフォンがキーになっているので紛失リスクが低く、アプリ内に部屋番号が表示されるのがメリットです。ただし、充電が切れると使えませんし、開錠する際もアプリの起動に少し時間がかかります。
カード型は、カードをかざすだけでスピーディーに開錠できるのがメリットです。ただし、紛失しても気づきにくく、カードキー自体に部屋番号が書かれていません。
それぞれのルームキーのメリットデメリットをまとめると以下の通りです。
アプリ型 | カード型 | |
---|---|---|
メリット | ・紛失リスクが低い ・部屋番号がわかる | ・かざすだけで開錠OK ・スマホがなくてもOK |
デメリット | ・充電が切れると使えない ・スマホが必須 ・アプリの起動が面倒 | ・紛失のリスクがある ・部屋番号がわからない |
客室からの眺望(景色・夜景・花火)
スクエアビューの客室からは、中庭(トイフレンズ・スクエア)と東京湾を眺めることができます。24時になると中庭のライトアップは消灯します。
■日中 | ■ライトアップ点灯直後 |
---|---|
■日没後(夜景) | ■24時以降(ライトアップ消灯) |
■ベイビューのイメージ(廊下から撮影)
スクエアビューの客室から花火は見えませんが、広場(スリンキー・ドッグパーク)や駐車場の屋上に行けば花火を見ることができます。
客室アメニティ
スーペリアルーム(スクエアビュー)に入ると左側に洗面台やトイレ、風呂があります。
デラックスタイプのディズニーホテルのようにクローゼットはありませんが、カラフルなハンガーが設置されています。ハンガーを掛けている部分が大きな押しピンになっているのがユニークです。
荷物置き場もあります。荷物置き場があると荷物を地面に置かなくて良いので助かります。荷物置き場の下にはスリッパがあります。
スリッパは、大人用が「ウッディ」、子供用が「エイリアン」になっています。スリッパの裏側には「ANDY」と書かれています。
ドリンクコーナーには、コップ、マドラー、煎茶、コーヒー、アイスペールがあります。マドラーの先端は、ミッキーシェイプになっています。
テーブル下には、冷蔵庫もありますが中身は空です。ミネラルウォーターの無料提供はありません。ただし、各階に無料で利用できるウォーターサーバーがあります。
ドリンクコーナーすぐ上のテーブルには、ティッシュ、ウォーターサーバーの水(お湯)を入れるピッチャー、電気ケトルがあります。
冷蔵庫の隣にある扉にはセーフティーボックス、引き出しにはパジャマが収納されています。パジャマは、スペース・レンジャー(バズ・ライトイヤー)仕様です。
部屋には、東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテル限定デザインのポストカードが置かれており、自由に持ち帰ることができます。
トイ・ストーリーホテルでは、客室によって大きな違いはありません。全客室が、映画『トイ・ストーリー』シリーズ第1作に登場するアンディの部屋をイメージしており、青い空と白い雲の壁紙や壁に掛けられたミッキーマウスの大きな腕時計など、おもちゃを思わせる備品や調度品などが置かれています。
■ミッキーマウスの大きな腕時計
ここでは例として我が家が実際に宿泊したスーペリアルーム(スクエアビュー)の部屋を紹介します。スーペリアルームは全595室ある客室の中でわずか20室しかないので予約難易度は高めです。
レギュラーベッドのまくら上には、角度と光調整可能な読書灯が設置されています。読書灯は、便利なので個人的には結構重宝しています。
ベッドサイドには、担当者の名前が書かれた本日のルームメイク担当カードが置かれています。通常のコンセントとUSBコンセントも完備されています。
トイ・ストーリーホテルでは、全ての客室にレギュラーベッド2台のほか自由に引き出して使える「トランドルベッド」を常設しています。
定員4名の客室には、4台目のベッドとしてアンディのおもちゃ箱(幌馬車)をイメージしたプルダウンベッドが設置されています。
天井の照明とカーテンの柄は星形です。
テレビは、映画本編でも登場したお絵かきボード「Etch A Sketch(エッチ ア スケッチ)」になっています。テレビからは「ディズニー・チャンネル」を無料で楽しめたり、チェックアウト手続きも行えます。
チェックアウト手続きをテレビから行えば、カードキーをロビーの返却口に返すだけなのでスピーディーにチェックアウトできます(エクスプレスチェックアウト)。
客室内には、映画『トイ・ストーリー』に登場するキャラクターのポスターや絵が飾られています。
アンディが描いたウッディとバズ・ライトイヤーの絵 | |
---|---|
レックス | ハム |
ウッディ | バズ・ライトイヤー |
ちなみにウッディやバズ・ライトイヤーの人形を持っていくと、さらに楽しさが倍増します。持っていない人は購入してから宿泊することをおすすめします。
バスルーム(トイレ・風呂・洗面)
バスルームは、各々独立しているため使いやすく特に不便はありません。
洗面台は、タオル、各種アメニティ、ハンドソープ、コップが置かれています。また、子連れを考慮した踏み台(ステップ)も設置されています。
アメニティは、ボディスポンジ、ヘアブラシ、ハブラシ、アメニティーキット(綿棒・コットン・ヘアゴム)が用意されています。ボディスポンジを除くアメニティの外装は、トイ・ストーリーホテル仕様になっていますが、中身は普通のアメニティです。
洗面台下の左側スペースにドライヤー、右側にティッシュが置かれています。ドライヤーは、コイズミのホテル用ヘアドライヤー「Silky Love」です。
トイレはウォシュレット付きです。カラフルなパズルピースの壁になっています。
お風呂は洗い場付きなので子連れでも安心して利用できます。水圧も強めで問題なしです。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、ビジネスホテルなどによくあるプッシュ式なのでメーカーやブランド名は不明です。
キッズアメニティ
子供用のアメニティは、パジャマ上下とスリッパとハブラシのセットでした。
子供用のアメニティは、ゲストサービスカウンターにて受け取ることができます。
子様用パジャマのサイズは、以下の3種類から選択できます。
- Sサイズ(身長100cm以下)
- Mサイズ(身長100~120cm)
- Lサイズ(身長120~140cm)
ガイドマップ裏面のクイズ(保安官バッジのシール)
ホテルの入口で配られているガイドマップの中には、9つのミッション、クイズが記されているのでクリアを目指してホテルの中をパトロールします。
あそびかたは以下の通りです。
- ロビーにいるキャストに元気にあいさつをする。
- 見習いシールをもらう。
- パトロールを開始し、クイズをクリアする。
- ロビーのキャストさんにクリアした旨を伝える。
- 保安官シールをゲット。
見習いシール | 保安官シール |
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朝食&夕食(ロッツォ・ガーデンカフェ)
トイ・ストーリーホテルでは、2階にあるロッツォガーデン・カフェで朝食と夕食を提供しています。どちらも宿泊者以外は利用できません。また予約必須なので宿泊者であっても予約していない場合は、原則利用できません。
朝食と夕食については、以下の記事で全メニュー画像付きで詳細に解説しています。
コンビニ「ショップ・トゥギャザー」
トイ・ストーリーホテルには、2階に「ショップ・トゥギャザー」というショップがあります。営業時間は、6:00~24:00です。
※最新の営業時間はこちらから確認できます。
ソフトドリンク、お酒、お菓子、日用品、紙おむつなどのベビー用品を販売しています。ただし、薬局や医薬品の販売はありません。
ハイネケンやバドワイザーといった外国のビールなども取扱いがあります。
ギフト・プラネット
トイ・ストーリーホテルには、2階に「ギフト・プラネット」というお土産屋さんがあります。営業時間は、8:00~21:00(8:00~9:00および15:00~18:00の時間帯のみ事前予約制)です。
※最新の営業時間はこちらから確認できます。
「ギフト・プラネット」では、東京ディズニーリゾートの商品のほか、東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルをイメージした商品・グッズも販売されています。
当面は8:00~9:00および15:00~18:00の時間帯のみ事前予約制になっています。詳細はこちらから確認できます。
予約者は入店時に商品購入整理券が配られるので会計時にキャストに渡します。1回の会計に1枚必要です。
その他の施設(チルドレンズエリアなど)
トイ・ストーリーホテルのチルドレンズエリアでは、ディズニー&ピクサー映画「トイ・ストーリー」シリーズが上映されています。
まとめ
東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルは、デラックスタイプのディズニーホテルと比較すると一部サービス面で劣るものの、リーズナブルな金額で宿泊できます。
小さい子供がいる家庭だと、デラックスタイプのディズニーホテルよりもトイ・ストーリーホテルの方が楽しめる可能性は高いです。
宿泊費がリーズナブルということもありファミリーだけでなく学生などにも人気があります。そのため予約難易度は高いです。オープン当初よりは予約が取りやすくなっていますが、土曜日などの祝前日は、まだまだ難しい印象です。
ディズニー好きはもちろんですが、リーズナブルに家族でディズニーを満喫するなら、東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルは、本当におすすめです!
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