東京ディズニーセレブレーションホテルは、新浦安に位置するバリュータイプのディズニーホテルで、株式会社ミリアルリゾートホテルズ100%出資の子会社「株式会社ブライトンコーポレーション」が経営・運営を行っています。
東京ディズニーランドホテル、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ、ディズニーアンバサダーホテル、東京ディズニーリゾート・トイ・ストーリーホテルの経営・運営を行っている株式会社オリエンタルランド100%出資の子会社。
東京ディズニーセレブレーションホテルは、ウィッシュとディスカバーの2棟で構成されており、それぞれのテーマは以下の通りです。
- ウィッシュ:“夢”や“ファンタジー”をテーマ
- ディスカバー:“冒険”や“発見”をテーマ
この記事では、実際に東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーに宿泊してきた経験をもとに部屋・アメニティ・朝食・駐車場・コンビニなどを詳細に解説しています。
東京ディズニーセレブレーションホテル ウィッシュについては以下の記事を参考にしてください。
目次
セレブレーションホテル ディスカバーのアクセス・最寄駅・駐車場
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーの住所・電話番号・駐車場・最寄駅の情報は以下の通りです。
ホテル名 |
---|
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバー |
住所 |
〒279-8502 千葉県浦安市明海7丁目1-1 |
電話番号 |
047-381-1188 |
駐車場 |
・通常料金:最初の1時間600円、以降30分ごとに300円 ・宿泊者:1泊2,000円(チェックイン当日の00:00~チェックアウト日の17:00まで) ・カフェ/ショップ:1店舗1,000円以上の利用で2時間無料 |
最寄駅 |
・JR京葉線/武蔵野線 舞浜駅下車 東京ディズニーランド・バスターミナル・イーストより無料シャトルバスにて約20分 ・JR京葉線/武蔵野線 新浦安駅下車 南口バスターミナルより東京ベイシティバス3番、11番、23番系統にて約10~15分 「ベイサイドホテルエリア」下車(有料) |
地図 |
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーでは、ロビーに設置されている駐車サービス券販売機で泊数に応じた駐車サービス券を購入します。
決済方法は現金のみです。クレジットカードや電子マネー、QRコード決済は利用できません。
購入した駐車サービス券は利用時間中、何度でも車の出入庫が可能ですが紛失すると再購入が必要です。
セレブレーションホテル ディスカバーの客室の種類
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーは、客室数350室の地上5階建てのホテルです。客室の種類は以下の通りです。
部屋タイプ | 定員 | 広さ | ベッド数 |
---|---|---|---|
”ディスカバー”スタンダードルーム | 4名 | 29平米 | レギュラーベッド×2 デイベッド×2 |
”ディスカバー”スタンダードルーム (ガーデンサイド) | 4名 | 29平米 | レギュラーベッド×2 デイベッド×2 |
”ディスカバー”スタンダードルーム (オーシャンサイド) | 4名 | 29平米 | レギュラーベッド×2 デイベッド×2 |
”ディスカバー”トリプルルーム | 3名 | 32平米 | レギュラーベッド×3 |
”ディスカバー”スーペリアルーム | 4名 | 35~38平米 | レギュラーベッド×3 デイベッド×1 |
39平米 | レギュラーベッド×2 デイベッド×2 | ||
”ディスカバー”アクセシブルルーム | 2名 | 33平米 | レギュラーベッド×2 |
3名 | 37平米 | レギュラーベッド×3 | |
”ディスカバー”クインテットルーム | 5名 | 29平米 | レギュラーベッド×2 デイベッド×2 2段ベッド×1 |
各客室フロアには、自動販売機2台、製氷機1台、ランドリールームが設置されています。
自動販売機は、キリンとコカ・コーラの2種類があり、コカ・コーラの自動販売機であれば電子マネー決済可能です。値段はどちらの自動販売機も通常よりは割高です。
また、ランドリールームがあるので、パークで服が汚れてしまった場合や連泊の場合に役立ちます。
各客室について簡単に補足しておきます。
スタンダードルームは全部で3種類ありそれぞれの違いは以下の通りです。
- ”ディスカバー”スタンダードルーム:中庭にも海側にも面していない客室
- ”ディスカバー”スタンダードルーム(ガーデンサイド):中庭に面した客室
- ”ディスカバー”スタンダードルーム(オーシャンサイド):海側に面した客室
スタンダードルームの中でおすすめは、”ディスカバー”スタンダードルーム(オーシャンサイド)です。
料金は他のスタンダードルームよりも少し高いですが、オーシャンサイドのスタンダードルームには、バルコニーがついています。
広めの部屋に宿泊したいのであれば、”ディスカバー”スーペリアルームがおすすめです。ただし、料金はクインテットルームに次いで高額です。
ちなみにウィッシュも、ディスカバーとほぼ同じ客室名になっているので一部の客室を除けば”ディスカバー”の部分を”ウィッシュ”に変更するだけで、客室名を網羅できます。
ただし、以下の部屋はディスカバーまたはウィッシュの一方にしかありません。
- ディスカバーのみの客室:“ディスカバー”クインテットルーム
- 5名まで宿泊可能な、レギュラーベッドとデイベッド、2段ベッドがある部屋
- ウィッシュのみの客室:”ウィッシュ”コーナールーム
- 3台のベッドがある角部屋
なお、ディスカバーの各階のエレベータホールには、パーク関連の写真が飾られています。
2階 | |
---|---|
3階 | |
4階 | |
5階 | |
セレブレーションホテル ディスカバーのロビー・中庭
ロビー
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーのロビーには、4つのスペースがあります。
マゼランズにある地球儀をイメージしたようなオブジェとソファ
ロビー中央にある「探検家ミッキー」の立像。立像の前には、「ビーバーブラザーズのカヌー探険」をイメージしたソファもあります。
「ビッグサンダー・マウンテン」をイメージしたソファ
TVが設置されているキッズスペース。我が家が行った時は、何も再生されていませんでしたが時期によっては、ディズニー映画などが再生されていることもあるようです。
他にも、アトラクションなどをモチーフにした小さなアート作品も数点飾られています。
■ジャングルクルーズ
■ディズニーシー トランジットスチーマーライン
■サンフィッシュ・ウォタークラフト
■センター・オブ・ジ・アース
中庭
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーには、中庭があります。
中庭の最大の特徴は、海賊船のトピアリーと宝箱のオブジェです。
植物を人工的・立体的に形づくる造形物
海賊船と宝箱は夜になるとイルミネーションが美しく光り輝きます。
日中 | 夜のイルミネーション |
---|---|
海賊船 | |
宝箱 | |
”ディスカバー”クインテットルームの宿泊記
我が家が宿泊したのは東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーにしかない「”ディスカバー”クインテットルーム」です。
そのため、ここでは「”ディスカバー”クインテットルーム」について紹介していきます。
チェックイン・チェックアウト
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーのチェックインとチェックアウトは以下の通りになっています。
- チェックイン:15:00~
- チェックアウト:11:00
チェックイン
チェックインすると受付表とパークチケット購入表が渡されるので記入していきます。
受付表には、氏名、生年月日、人数、住所、電話番号、職業、出発日、同伴者の名前などを記入して、最後に署名します。
パークチケット購入表は、チケット販売時間の6:00~21:00に1階ロビーのフロントデスクに提出すればいつでも購入できます。購入時には、購入者本人の運転免許証、健康保険証などの提示が必要です。
チェックアウト
チェックアウトは、ロビー内にある回収ボックスにカードキーを返却するだけなのでフロントでの手続き不要です。
客室アメニティ
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーでは、カードキーを差し込むことで電気がつきます。このタイプは、部屋内でカードキーを紛失する心配がありません。
”ディスカバー”クインテットルームに入ると左側に洗面台やトイレ、風呂があります。
壁には、東京ディズニーランド(ウエスタンリバー鉄道、ジャングルクルーズ)と東京ディズニーシー(センター・オブ・ジ・アース、海底2万マイル、ビッグシティ・ヴィークル)のアトラクションが描かれています。
スリッパは大人用が5名分用意されていました。スリッパには、ミッキーが描かれており、バリュータイプであっても、さすがディズニーホテルといったところです。
荷物置き場があると荷物を地面に置かなくて良いので助かります。
象印のスチーム式加湿器も(EE-RD型)も設置されていました。スチーム式加湿器は強力に加湿してくれるので重宝します。ただ、吹き出し口の湯気は高温なので、子連れで利用する場合は注意が必要です。
”ディスカバー”クインテットルームは、料金的にはディスカバーで一番高額な部屋ですが、セレブレーションホテル内で唯一5名まで宿泊できる部屋なので5名で宿泊すればコストパフォーマンスは高いです。ただし、部屋の広さ自体は29平米と広くはないので5人で宿泊すると結構圧迫感があると思います。
クインテットルームには、バルコニーが付いているため外に出ることができます。
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーの全客室には、壁一面に「プロメテウス火山」や東京ディズニーランドのアトラクション「スプラッシュ・マウンテン」、「ジャングルクルーズ」、「ビーバーブラザーズのカヌー探険」などが描かれています(アート内容は全室共通)。
”ディスカバー”クインテットルームには、デイベッドと呼ばれるベッドが設置されています。
昼はソファ、夜はベッドとして一日を通して使えるベッドのことです。
デイベッドのカバー部分をめくると、枕とベッドが出てきます。
レギュラーベッドのまくら上には、角度と光調整可能な読書灯が設置されています。読書灯は、便利なので個人的には結構重宝しています。
テレビは、32型のPanasonic製(TH-32LRG20)です。東京ディズニーセレブレーションホテルを含め、ディズニーホテルの全客室では「ディズニー・チャンネル」と「ディズニージュニア」を無料で楽しめます。
テレビ下の引き出しには、電気ケトル、コップ、煎茶、ナイトウェア、セーフティボックス、冷蔵庫が入っています。
電気ケトルがあるので、1階のコンビニでカップラーメンなどを購入すれば部屋で食べることもできます。ただし、ミネラルウォーターは部屋には置かれていないので水道水を使うか、自分で用意する必要があります。
一番上の引き出しには、大人用のナイトウェアが4着分入っています。
バスルーム(トイレ・風呂・洗面)
バスルームは、各々独立しているため使いやすく特に不便はありません。
洗面台は、タオル、各種アメニティ、ハンドソープ、コップが置かれています。また、子連れを考慮した踏み台(ステップ)も設置されています。
アメニティは、ボディスポンジ、ヘアブラシ、ハブラシ、コットンが用意されています。ボディスポンジを除くアメニティは、東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバー仕様になっていますが、開封すると中身は普通のアメニティです。
ドライヤーは、コイズミのホテル用ヘアドライヤー「Silky Love」です。
トイレはウォシュレット付きです。
お風呂は洗い場付きなので子連れでも安心して利用できます。水圧も強めで問題なしです。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープは、ビジネスホテルなどによくあるプッシュ式なのでメーカーやブランド名が不明です。
ちなみにお風呂のドアには、隠れミッキーもいるので、ぜひ探してみてください。
キッズアメニティ
子供用のアメニティは、パジャマ上下とスリッパとハブラシのセットでした。
客室からの眺望(景色・夜景)
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーの客室からの眺めは、以下の3種類に分けられます。
- 中庭(ガーデンサイド)
- 海(オーシャンサイド)
- その他
中庭(ガーデンサイド)の眺望
我が家が宿泊したクインテットルームの部屋から中庭は見えませんでしたが、各階のエレベーターホルにある窓からガーデンサイドの部屋と同様の眺望を楽しめます。
海側(オーシャンサイド)の眺望
我が家が宿泊したクインテットルームの部屋からは、東京湾や東京ベイ東急ホテルを中心とした景色を楽しめました。
その他の眺望
その他は、ディスカバーホテルの目の前にあるマンション「パークシティ東京ベイ新浦安」を中心としたマンション群の眺望になります。
部屋からの眺望に関しては、可もなく不可もなくといった感じでしたが、当初想像していた眺望よりは良かったです。
朝食(ディスカバーカフェ)
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーの朝食は、宿泊者以外も利用できます。事前予約できないため先着順で席に案内されます。
朝食会場は、1階にあるDiscover Cafe(ディスカバー・カフェ)です。
朝食の営業時間、利用料金、メニューなどの詳細については以下の記事で解説しています。
コンビニ「ディスカバー・スナック&サンドリー」
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーには、「ディスカバー・スナック&サンドリ―」というコンビニがあります。営業時間は6:00~24:00です。
名前こそ「ディスカバー・スナック&サンドリ―」ですが、実態はローソンです。
「からあげクン」や「プレミアム ロールケーキ」が販売されているので、すぐにローソンだと気づくと思います。
値段は、通常のローソンと異なり少し高めに設定されています。
おすすめは、ローソンの自社ブランド商品です。例えば、「からあげクン」やマチカフェ商品などは定価で購入できます。
ディズニーショップ「ディズニーファンタジー」
東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーには、パーク内で販売している人気商品・定番商品の一部を購入できる便利なディズニーショップ「ディズニーファンタジー」があります。
他のディズニーホテルでは、各ホテル宿泊者限定のオリジナルグッズが販売されていますが、東京ディズニーセレブレーションホテルでは、宿泊者限定グッズの販売はありません。
- 東京ディズニーランドホテル:ディズニー・マーカンタイル
- ディズニーアンバサダーホテル:フェスティバル・ディズニー
- 東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ:ミッキランジェロ・ギフト
その他の施設(ラウンジ・電子レンジ・喫煙室など)
1階のDiscover Cafe(ディスカバー・カフェ)のすぐ近くに、スーベニアメダル販売機と喫煙室、クレーンゲーム機が設置されています。
通常、電子レンジはラウンジ内に設置されていますが、我が家が行ったときは、ラウンジが閉まっていたのでラウンジ前に置かれていました。
誰でも無料で利用できる電子レンジが置かれているだけのDiscover Cafe(ディスカバー・カフェ)の一部を開放した休憩スペースです。
まとめ
東京ディズニーセレブレーションホテルは、他のディズニーホテルと比較すると一部サービス面で劣ってしまいますが、低価格で泊まれるという最大のメリットがあります。
我が家は、東京ディズニーリゾート・オフィシャルホテルにも全て宿泊しましたが、以下の点で東京ディズニーセレブレーションホテル ディスカバーは優れているといえます。
- パークチケットを確実に購入できる
- ロビーや中庭の至る所にディズニー関連のアート作品がある
- エレベーター内の声がミッキー
- ディズニー・チャンネルとディズニージュニアが無料
- 朝食にミッケ―シェイプの皿やメニューがある
- アメニティの一部がディズニーホテル仕様
- 客室にパークのアトラクションなどが描かれている
東京ディズニーセレブレーションホテルは、上記のように至る所でディズニー要素を身近に感じられます。それでいて料金も低価格なのでパークから距離が離れているといった一部のデメリットを気にしないのであれば最強にお得です。
ディズニー好きはもちろんですが、リーズナブルに家族でディズニーを満喫するなら、東京ディズニーセレブレーションホテルは、本当におすすめです!
東京ディズニーセレブレーションホテル ウィッシュについては、以下の記事で解説しています。
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