ヒルトン東京ベイは、東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルに指定されており、住所が千葉県浦安市舞浜に位置していることもあり「ヒルトン舞浜」とも呼ばれます。
ヒルトン東京ベイには、子連れに絶大な人気を誇る「ハッピーマジックルーム(ファミリーハッピーマジックルーム・ハッピーマジックスイート含む)」があります。
ハッピーマジックルームに宿泊すると、チェックインの際に仕掛けのヒントが書かれた「ティアラからの手紙」を受け取ります。手紙に書かれたヒントを頼りに仕掛けを見つけると魔法の森の不思議を体験することができます。
この客室のために作られたオリジナルの童話「みならい魔女ティアラとまほうの森」と、その続編「みならい魔女ティアラ しあわせのまほう」は絵本としても販売されています。
絵本は、公式サイトから無料で読むことができるので、宿泊する前に子供と一緒に読んでおくと、当日の楽しさが倍増するのでおすすめです。
また、子連れには嬉しい約60平米の広々としたキッズコーナーがフロント前に設置されているので、チェックインに時間がかかった場合でも、子供を遊ばせておくことができます。
我が家は、頻繁にディズニーランド&シーに行くので、ヒルトン東京ベイに何回も宿泊しています。実際に宿泊した経験をもとに、感想や朝食の内容、セレブリオラウンジ、各施設などについて解説します。
目次
アクセス・最寄駅・駐車場
ヒルトン東京ベイの住所・電話番号・駐車場・最寄駅の情報は以下の通りです。
ホテル名 |
---|
ヒルトン東京ベイ |
住所 |
〒279-0031 千葉県浦安市舞浜1-8 |
電話番号 |
047-355-5000 |
駐車場 |
・通常料金:30分あたり260円 ・宿泊者:1泊3,100円、2泊目4,700円、3泊以上6,300円 (15:30まで) ・レストラン:1時間~5時間まで無料(レストランにより無料時間は異なる) ・婚礼・宴会:一律500円 |
最寄駅 |
・JR舞浜駅より無料送迎バスで約7分 ・ディズニーリゾートライン「ベイサイド・ステーション」より徒歩1分 ・ディズニーリゾートライン「ベイサイド・ステーション」より無料送迎バスで1分 |
地図 |
ヒルトン東京ベイの駐車料金は、通常1泊3,100円ですが、ヒルトン・オナーズのゴールド会員とダイヤモンド会員は駐車料金が無料になります。
ゴールド・ダイヤモンドの特典
ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員特典
ゴールド会員は、ヒルトン東京ベイで以下の特典をうけられます。
- 会員専用カウンター(1階)
- ボーナスポイントの加算(+80%)
- レイト・チェックアウト(14時まで)
- スタンダードWi-Fi無料
- 客室アップグレード(スイート除く)
- 以下のいずれかを選択
- 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
- 滞在中の朝食無料
- 駐車場無料(出発日の15:30まで)
通常、ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員になるには、20回の滞在または40泊以上、または75,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得が必要ですが以下のいずれかのカードを保有すれば、1泊もせずにゴールド会員になれます。
ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンド会員特典
ダイヤモンド会員は、ヒルトン東京ベイで以下の特典をうけられます。
- 会員専用カウンター(1階 or セレブリオラウンジ)
- ボーナスポイントの加算(+100%)
- レイト・チェックアウト(15時まで)
- プレミアムWi-Fi無料
- 客室アップグレード(スイート含む)
- 駐車場無料(出発日の15:30まで)
- 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
- 滞在中の朝食無料
- セレブリオラウンジへのアクセス
通常、ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンド会員になるには、30回の滞在または60泊以上、または120,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得が必要ですが、ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを保有し、1月から12月の1年間で合計200万円以上利用すれば、1泊もせずにダイヤモンド会員になれます。
ゴールドとダイヤモンドの特典の違いを比較
ヒルトン東京ベイでのゴールドとダイヤモンドの特典比較表は以下の通りです。
ステータス | ゴールド | ダイヤモンド |
---|---|---|
会員専用 カウンター | 1階の 専用カウンター | 1階の専用カウンター または セレブリオラウンジ |
ボーナスポイント | +80% | +100% |
レイト チェックアウト | 14時まで | 15時まで |
ポイント・朝食 | 1,000ポイント または 滞在中の朝食無料 | 1,000ポイント かつ 滞在中の朝食無料 |
セレブリオラウンジ | ー(※1) | 利用可能 |
客室 アップグレード | あり (スイート除く) | あり (スイート含む) |
駐車場 | 無料 | 無料 |
Wi-Fi無料 | スタンダード | プレミアム |
※1:セレブリオ セレクトおよびセレブリオ スイートに宿泊すれば利用可能
ヒルトン東京ベイは、週末になるとチェックインするだけでも30分以上待たされることがあります。しかし、ヒルトン・オナーズのゴールド会員またはダイヤモンド会員であれば、会員専用カウンターで座ってチェックインできます。
※ダイヤモンド会員、セレブリオ セレクトの宿泊者、セレブリオ スイートの宿泊者であれば、セレブリオラウンジでチェックインすることができます。
セレブリオラウンジでチェックインする場合は、コーヒーやソフトドリンクを飲みながら待つことができます。
特典内容について簡単に補足しておくと、ゴールド会員は1,000ポイントか朝食無料のいずれかを選択でき、ダイヤモンド会員は1,000ポイントと朝食無料の両方の特典をうけられます。
なお、ダイヤモンド会員はセレブリオラウンジで朝食を食べられます。セレブリオラウンジは、利用者が限られているため、長蛇の列に並ぶことなくスムーズに朝食を利用できます。
またゴールド会員とダイヤモンド会員は、通常、1泊3,100円の駐車料金が無料になります。
客室の種類・レストラン
客室の種類
ヒルトン東京ベイは、客室数が828室ある超大型ホテルです。
以下がヒルトン東京ベイの客室一覧です。赤字の部屋に宿泊した場合は、セレブリオラウンジを利用できます。
部屋タイプ | 階 | 広さ |
---|---|---|
ハッピーマジックルーム | 3階 | 35~40平米 |
ハッピーマジックスイート | 70~80平米 | |
ファミリーハッピーマジックルーム | 4~5階 | 35~40平米 |
ヒルトンルーム | 6~7階 | 35~40平米 |
セレブリオ | 8~11階 | 35~40平米 |
セレブリオ スイート | 9~10階 | 80平米 |
セレブリオ セレクト | 11階 | 35~40平米 |
ヒルトン東京ベイの客室は、パーク側と海側で部屋の大きさが異なります。
- パーク側:35平米(70平米)
- 海側:40平米(80平米)
海側の部屋は、パーク側の部屋よりも5平米(ハッピーマジックスイートの場合は10平米)ほど広くなっており、料金も少し高めに設定されています。
眺望としては、パーク側と海側どちらもおすすめです。海側は迫力があって部屋も広いので私は海側を好んで予約することが多いですが、ディズニーに遊びに来たのであればパークの余韻に浸れるパーク側もおすすめです。
小さい子供と一緒に行くなら以下の部屋がおすすめです。
- ハッピーマジックルーム
- ファミリーハッピーマジックルーム
- ハッピーマジックスイート
上記の部屋は、エレベーターを降りた瞬間から魔法の森の世界が広がっていてオリジナルの童話の世界が再現されたイマジネーションにあふれる体験型客室になっています。
ただ残念な点として「ハッピーマジックルーム」と「ファミリーハッピーマジックルーム」は、完全なユニットバスなので浴室に洗い場はありません(ハッピーマジックスイートは、洗い場付きです)。
洗い場付き浴室のある部屋は「セレブリオ セレクト」と「ハッピーマジックスイート」のみです。セレブリオ スイートは、スイートルームですがユニットバスです。
セレブリオ セレクト | ファミリーハッピーマジックルーム |
---|---|
ハッピーマジックスイート |
---|
ホテル内のレストラン・ショップ
ヒルトン東京ベイには以下のレストランがあります。
- フォレストガーデン(ビュッフェ料理)
- アチェンド(グリル&イタリアン)
- 王朝 (中国料理)
- ラウンジ・オー(ロビーラウンジ)
- シルバ(バーラウンジ)
宿泊した感想&部屋のアップグレード有無
ヒルトン・オナーズのゴールド以上の上級会員の楽しみといえば、なんといっても部屋のアップグレードです。ゴールドの場合は、スイートルームは対象外ですが、ダイヤモンドであればスイートルームにアップグレードしてもらえる可能性があります。
ゴールドとダイヤモンド会員であれば、どんな部屋にアップグレードされるのか期待してチェックインする人が多いと思います。私はいつもワクワクしながらチェックインしています。
ただ、アプリから事前にアップグレードが分かる場合もあります。事前アップグレードは、チェックイン当日の深夜から朝方にかけて判明することが多いです。
ヒルトン・オナーズ会員のダイヤモンド会員として過去5回ヒルトン東京ベイに宿泊していますが、5回ともアップグレードしてもらえました。
1回目は「ヒルトンルーム」で予約しましたが「セレブリオ セレクト」にアップグレードしてもらえました。
2回目は「ヒルトンルーム」から「ファミリーハッピーマジックルーム」にアップグレードしてもらえました。
3回目は「ハッピーマジックルーム」から「ハッピーマジックスイート」に有償アップグレードしてもらえました。
4回目は「ヒルトンルーム」から「セレブリオ」にアップグレードしてもらえました。
5回目は「ハッピーマジックルーム」から「セレブリオスイート」にアップグレードしてもらえました。
客室からの眺望(景色・夜景・花火)
ヒルトン東京ベイの客室からの眺めは、以下の2種類に分けられます。
- パーク側(ディズニーランド&ディズニーシー方面)
- 海側(東京湾方面)
パーク側の眺望
パークビューの部屋からは、ディズニーリゾートラインの往来やシンデレラ城などを眺めることができます。また、夜になると花火も見られます。
海側の眺望
ヒルトン東京ベイは、ホテルが大きく湾曲しているので宿泊する部屋によって眺望が大きく異なります。ただ、海側であればどこの部屋からでも東京ゲートブリッジは見えます。
もし、東京スカイツリーと葛西臨海公園の「ダイヤと花の大観覧車」を眺めることができる部屋に宿泊できたらラッキーです。
低層階(3~5階)にあるハッピーマジックルーム、ファミリーハッピーマジックルーム、ハッピーマジックスイートからだと、部屋によっては木が少し邪魔かもしれません。
以下は、5階のファミリーハッピーマジックルームからの眺望です。
天気が良い空気の澄んだ日には、富士山や海ほたるも眺められます。
朝食(ザ・スクエア)
ここでは、ヒルトン東京ベイのザ・スクエアでの朝食を簡単に紹介します。
朝食会場は、1階のザ・スクエアですが、厳密には、ザ・スクエア内にあるビュッフェレストラン「フォレストガーデン」です。レストラン内は、ディズニーの曲が流れています。
ヒルトンオナーズ会員であれば、ステータスに限らず優先席(経験上、窓際が多い)に案内してもらえます。混雑必至の朝食会場で待ち時間を減らせるのは嬉しいですね。
さらにダイヤモンド会員などの上級会員は、1杯目のドリンクを持ってきてもらえたり、期間限定で会員限定のパンケーキや、本日のプレート、抹茶ラテの提供などもあります。
フォレストガーデンにある全長25メートルのカウンター(キッチンシアター)には、サラダ、サーモン、ハム、チーズ、スクランブルエッグ、ゆで卵、そば、炒飯、肉まんなど多種多様な料理が並んでおり、好きなだけ食べられます。
キッズステーションには、チキンナゲットやポテト、パンケーキ、キッズカレー、ベーコン、ソーセージなどの子供が好きなメニューが並んでいます。
オムレツステーションでは、目玉焼きとオムレツを注文できます。目玉焼きは、作り置きされたものが並んでいますが、オムレツは注文したら目の前で作ってくれます。
オムレツのトッピングは4種類(オニオン・チーズ・ハム・マッシュルーム)から選択することができます(全部指定することもできます)。
ヒルトン東京ベイ 特製フレンチトーストもあります。
ブレッドステーションには、パン(クロワッサンやドーナツ)、シリアル、ヨーグルト、フルーツ、コーヒー、牛乳、オレンジジュースなど様々なメニューが並んでいます。
子供用の取り皿も用意してくれているので、普通の皿に盛りつけるよりも子供はテンションが上がると思います。
セレブリオラウンジ
ヒルトン東京ベイの1階には、セレブリオラウンジがあります。
セレブリオラウンジの利用条件は以下の通りです。
- セレブリオ セレクト、セレブリオ スイートの宿泊者
- 宿泊中のヒルトン・オナーズ ダイヤモンド会員
セレブリオラウンジの営業時間は、7:00~22:00です。
各時間帯でのサービスは以下の通り。
- 7:00~10:00:朝食サービス
- 10:00~22:00:ドリンク・オールデイスナックサービス
- 17:00~19:00:イブニングカクテルサービス(コールドオードブル中心)
ヒルトン東京べイのセレブリオラウンジについては、以下の記事で解説しています。
まとめ
ヒルトン東京ベイは、東京ディズニーリゾート®オフィシャルホテルであり、ハッピーマジックルームもあるので、子連れにはおすすめです。
なお、ヒルトン・オナーズの上級会員になれば、ヒルトン東京ベイで部屋のアップグレードや朝食無料といったサービスをうけられます。
上級会員を目指すのであれば、まずは無条件でゴールドの会員資格を取得できる以下のいずれかのカードを作ることをおすすめします。
ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員になるとヒルトン東京ベイで、以下のような特典をうけられます。
- 会員専用カウンター(1階)
- ボーナスポイントの加算(+80%)
- レイト・チェックアウト(14時まで)
- スタンダードWi-Fi無料
- 客室アップグレード(スイート除く)
- 以下のいずれかを選択
- 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
- 滞在中の朝食無料
- 駐車場無料(出発日の15:30まで)
各カードの違いは、以下の比較表の通りです。
カード名 | ヒルトンアメックスカード | ヒルトンアメックスプレミアムカード | アメックス・プラチナ・カード |
---|---|---|---|
デザイン | |||
年会費 | 16,500円(税込) | 66,000円(税込) | 165,000円(税込) |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降6,600円 上級会員資格なし | 3枚目まで無料 4枚目以降13,200円 上級会員資格なし | 4枚まで無料 上級会員資格あり |
ポイント | ■通常での利用 100円=2ポイント ■ヒルトンでの利用 100円=3ポイント | ■通常での利用 100円=3ポイント ■ヒルトンでの利用 100円=7ポイント | 100円=1ポイント |
カード 更新特典 ※1 | 1泊無料 ※150万円以上の利用で | 最大2泊無料 1泊目:無条件 2泊目:300万円以上の利用で | フリー・ステイ・ギフト |
ホテル ステータス | ヒルトン:ゴールド | ヒルトン:ゴールド ※200万円以上の利用でダイヤモンド | ヒルトン:ゴールド マリオットボンヴォイ:ゴールド Radisson Rewards:Premiumステータス SEIBU PRINCE CLUB:プラチナ |
HPCJ ※2 | 初年度年会費 10,000円(税込) | 初年度年会費 無料 | ー |
※1:ヒルトン・オナーズ カードとヒルトン・オナーズ プレミアムカードの無料宿泊特典は、金土日の夜の宿泊に利用できるウィークエンド無料宿泊特典です(月-木曜日の宿泊には利用不可)。
※2:ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの略で、年会費は通常25,000円(税込)
ヒルトンアメックスカードとヒルトンアメックスプレミアムカードの違いについては以下の記事で詳細に解説しています。
低コストでステータスを保持するなら、ヒルトンアメックスカードがおすすめです。
1月から12月の1年間で合計200万円以上利用するのであれば、最上級ステータスの「ダイヤモンド」を取得できるヒルトンアメックスプレミアムカードの保有を検討する価値があります。
アメックスのプラチナ・カードは、年会費が高額ですがヒルトン・オナーズだけでなくマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員にも無条件でなれます。家族カードを発行すれば家族全員も上級会員になれます。
またプラチナ・カードの家族カードは、グリーン、ゴールド、プラチナの3種類からデザインを選べるのも地味に嬉しいポイントです。
他にもプラチナ・カードには「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」や「2 for 1ダイニング by 招待日和」「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」など特典が満載です。
あとやっぱりメタルカードは、カッコいいです。
アメックスの審査は、通称10秒審査と言われており一瞬(10~60秒)で結果が出ます。以下は、私が実際にアメックス・プラチナ・カードに申し込んでから届くまでの記事です。
ぜひ、ヒルトンの上級会員になって、ヒルトン東京ベイにお得に宿泊しましょう!