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ヒルトン・オナーズの会員特典2024!ランク・ポイント・裏技を解説

ヒルトン東京のヒルトン・オナーズ会員の解説

ヒルトン・オナーズという、ヒルトンの会員制度があります。

宿泊数や滞在数に応じて会員ランクが設定されており、会員ランクに応じて様々な特典をうけられます。プログラム名の「オナーズ(Honors)」は名誉や栄誉という意味です。

よく「オーナーズ(Owners)」と言っている人がいますが間違いです。オーナーズは、持ち主や所有者という意味です。

  • 間違い:ヒルトン・オーナーズ
  • 正しい:ヒルトン・オナーズ

それでは、早速ヒルトン・オナーズについて解説していきます。

会員ランクの種類とランクアップ条件

ヒルトン・オーナズの会員ランク一覧

ヒルトン・オーナズの会員は全部で4種類あります。

  • ヒルトン・オナーズ・メンバー
  • ヒルトン・オナーズ・シルバー
  • ヒルトン・オナーズ・ゴールド
  • ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンド

それぞれのランクアップ条件は、以下の通りです。

会員ランク会員資格の獲得条件
※いずれかの条件を満たせばOK
メンバー入会後すぐ
シルバー1年間に4回滞在 or 10泊、または
1暦年間に25,000ベースポイントの獲得
ゴールド1年間に20回滞在 or 40泊、または
1暦年間に75,000ベースポイントの獲得
ダイヤモンド1年間に30回滞在 or 60泊、または
1暦年間に120,000ベースポイントの獲得
旅行サイト(じゃらん・楽天トラベル・Yahoo!トラベル・Booking.comなど)で申し込んだ場合はカウント対象外です。滞在・泊数がカウントされるのは公式サイト・電話で予約した場合のみです。

ここでは、ランクアップ条件である滞在と宿泊、ヒルトン・オナーズ・ベースポイントについて解説します。

滞在と宿泊の違い

ランクアップ条件に「滞在」と「宿泊」があります。

一般的には、宿泊数よりも滞在数の方がランクアップ条件を達成しやすいです。

宿泊数の計算方法は、宿泊した日数です。1泊したら1泊、10連泊したら10泊です。

一方の滞在数の計算方法は、同一ホテルでの連泊の有無で判断されます。同一ホテルに連泊した場合、何連泊しても1滞在にしかなりません。

  • 1泊=1滞在
  • 10連泊=1滞在

同一ホテルに連泊する際、途中で一度チェックアウトし、再度チェックインしても1滞在として計算されます。

ヒルトン・オナーズの規約に以下の記載があります。

「滞在」とは、途中一度チェックアウトした後チェックインした場合も含め、同一ホテルでの連続した宿泊を指します。

引用 ヒルトン・オナーズご利用規約

つまり、ヒルトンが定義している「滞在」とは、同じホテルに滞在することを意味し、チェックインやチェックアウトは関係ありません。

滞在数を増やしたいのであれば、別のホテルを利用する必要があります。

例)宿泊数と滞在数のパターン

No宿泊日宿泊数滞在数
5/15/25/35/45/5
AAAAA5泊1滞在
AAA3泊3滞在
ABABA5泊5滞在
AABB4泊2滞在

③のように、AホテルとBホテルを交互に宿泊すれば滞在数を稼げます。このように滞在数を稼ぐために違うホテルに宿泊することを「ホテルホッピング」といいます。

ヒルトン・オナーズ・ベースポイント

ヒルトン・オナーズ・ベースポイントは、客室とその他の部屋付け料金(通話料やルームサービスを含む)の支払金額1米ドルにつき、10ベースポイントを獲得できます。

例外として、「ホーム2スイーツbyヒルトン」と「トゥルーbyヒルトン」では、客室料金に対してのみ、支払金額1米ドルにつき、5ベースポイントの獲得になります。

ポイント加算の基準が米ドルベースなので、円ベースと比較すると分かりづらさはあります。米ドルベースということは、円高になればポイント還元率はアップします。ただし、円安になればポイント還元率は下がります。

1米ドル100円と仮定した場合、以下のベースポイントを獲得できます。

利用金額獲得ポイント数
※()内は、ホーム2スイーツとトゥルー宿泊時のポイント
100円10ポイント(5ポイント)
1,000円100ポイント(50ポイント)
10,000円1,000ポイント(500ポイント)
30,000円3,000ポイント(1,500ポイント)
50,000円5,000ポイント(2,500ポイント)
100,000円10,000ポイント(5,000ポイント)
200,000円20,000ポイント(10,000ポイント)
500,000円50,000ポイント(25,000ポイント)
1,000,000円100,000ポイント(50,000ポイント)

会員特典

各ランクの会員特典は以下の通りです。

特典メンバーシルバーゴールドダイヤモンド
会員向け割引保証(2%割引~)
ボーナスポイントの加算+20%+80%+100%
特典滞在時のリゾート料金不要
デジタルチェックイン&客室の選択
Digital Key(デジタルキー)
客室内&ロビーでのWi-Fi無料スタンダードプレミアム
2人目の宿泊無料
レイト・チェックアウト
ポイント譲渡&プール無料
5泊目無料
ボトルウォーター2本無料
エリート会員の繰越特典
部屋のアップグレードエグゼクティブ
まで
1ベッドルーム
スイートまで
朝食無料サービス
無制限のマイルストーンボーナス
エグゼクティブラウンジの利用※1
ダイヤモンド会員資格の延長
48時間客室保証
エリート会員資格の贈呈

※1:エグゼクティブルームにアップグレードされた場合は利用可能

旅行サイト(じゃらん・楽天トラベル・Yahoo!トラベル・Booking.comなど)で申し込んだ場合は、原則特典をうけられません。特典がうけられるのは公式サイト・電話で予約した場合のみです。

各ランクごとに特典内容を掘り下げて解説します。

メンバーの特典

メンバーは、ヒルトン・オナーズに入会後すぐのランクです。

メンバーになると以下の特典を利用できます。

  • 会員向け割引保証(2%割引~)
  • ボーナスポイントの加算
  • 特典滞在時のリゾート料金不要
  • デジタルチェックイン&客室選択
  • Digital Key(デジタルキー)
  • 客室内&ロビーでのWi-Fi無料
  • 2人目の宿泊無料
  • レイト・チェックアウト
  • ポイント譲渡&プール無料

会員向け割引保証(2%割引~)

ヒルトン・オナーズ会員は、いつ予約しても非会員よりもお得に宿泊できます。

以下は、ヒルトン東京に大人2名で宿泊する時の料金ですが、ヒルトン・オナーズ会員と非会員で料金が異なっています。

ヒルトン・オナーズ会員とヒルトン・オナーズ非会員の料金の違い

上記の例だけでいうと、シンプルステイも朝食付もそれぞれ約500円の割引です。

また、3日前までに予約すれば早割15%オフが適用され、さらにお得に宿泊できます。

ヒルトン・オナーズ会員の3日前割引(早割)

ボーナスポイントの加算

ヒルトン・オナーズのボーナスポイント

シルバーランク以上の会員は、ボーナスポイントが加算されます。

通常1米ドルあたり10ベースポイントの付与ですが、シルバーなら20%、ゴールドなら80%、ダイヤモンドなら100%のボーナスポイントが加算されます。

ランク1米ドルあたりの付与ポイント
ベース
ポイント
ボーナス
ポイント
合計
ポイント
メンバー1010
シルバー2
12
ゴールド818
ダイヤモンド1020

特典滞在時のリゾート料金不要

一部のリゾート地にあるヒルトン系列ホテルでは、リゾート料金が別途かかります。

ただし、全額ポイントで予約すれば、リゾート料金は不要になります。

デジタルチェックイン&客室選択

ヒルトンには 「Hilton Honors: Book Hotels」という公式アプリがあります。

Hilton Honors: Book Hotels

Hilton Honors: Book Hotels

Hilton Worldwide, Inc.無料

公式アプリでは主に以下のような機能を利用できます。

  • 予約の管理
  • 客室選択
  • Digital Key(デジタルキー)
  • デジタルチェックインとチェックアウト(フロントデスク不要)

特にチェックインの前に、自分の好きな客室をGoogle Mapで視覚的に選択することができる機能は便利です。また、ゴールド会員、またはダイヤモンド会員であれば、事前にアップグレードされる部屋を提案してくれる場合もあります。

以下は、ヒルトン東京で「ヒルトン ツイン」から「エグゼクティブ ツイン」にアップグレードの提案をしてもらった時の画面です。

部屋の詳細部屋の選択
ヒルトン・アプリの部屋提案ヒルトン・アプリの部屋選択

Digital Key(デジタルキー)

ヒルトンの公式アプリは、部屋のデジタルキーとして利用することもできます。

デジタルキーは、Bluetoothを使っているのでスマホ側でBluetoothの設定をONにする必要があります。私は毎回フロントにてデジタルキーを使用したい旨を伝えてチェックインしています。なお、デジタルキーを使う場合でもカードキーはもらえます。

以下は、ヒルトン東京のエグゼクティブルームに宿泊した時のデジタルキーですが、部屋のキーだけでなくエグゼクティブラウンジのキー、エレベーターのキーもデジタルキーとして使えました。

開錠前開錠後
ヒルトン・アプリのデジタルキー(Digital Key)ヒルトン・アプリのデジタルキー(Digital Key)での開錠(Unlocked)

デジタルキーは、仕組み的にBluetoothを使っているので、うまく通信できない場合があります。ヒルトン東京では、エレベーターで1回も接続できませんでした。

ただ、部屋のキーとして使う分にはストレスなく使えました。

客室内&ロビーでのWi-Fi無料

ヒルトン・オナーズ会員は、通常であれば有料(例:ヒルトン東京の場合1,000円)のスタンダードWi-Fiを無料で利用できます。なお、一部のホテルではプレミアムWi-Fiを有料で利用できます(ダイヤモンド会員は無料)。

Wi-Fi接続画面プラン選択画面
ヒルトンのWi-FiヒルトンWi-Fiのプラン(スタンダード or プレミアム)
ミーティングスペースではWi-Fiの利用は有料となり、リゾート料金がかかるホテルでは、料金に含まれています。

2人目の宿泊無料

ホテルによっては、1室2名での利用に対して別途料金が必要な場合がありますが、ヒルトン・オナーズ会員と一緒に宿泊する場合、同室の同伴者(2人目)は無料で宿泊できます。

この特典は、1名または1室あたりの料金に追加アイテム(食事、アクティビティ、駐車場など)や特別料金(パッケージ料金、ベッド&ブレックファスト料金など)が含まれている場合には、いずれのホテルでも利用できません。

レイト・チェックアウト(アーリーチェックイン)

ヒルトン・オナーズ会員は、状況が許す場合に限り、希望すればレイト・チェックアウトが可能です。ただし、規約などに具体的な時間は記載されていません。

通常のチェックアウトは12時ですが、私の経験上、以下の通り延長できます。

  • ダイヤモンド会員:15:00まで
  • ゴールド会員:14:00まで
  • その他:13:00まで or レイトチェックアウト不可

ちなみにヒルトン・オナーズ会員の特典として公式には記載されていませんが、空室状況によってアーリーチェックインも可能です。

通常のチェックインは15時ですが、私の経験上、以下の通りチェックインできます。

  • ダイヤモンド会員:8:00頃
  • ゴールド会員:11:00頃
  • その他:アーリーチェックイン不可
レイトチェックアウトもアーリーチェックインも、あくまで私が実際に経験したことを記載しています。ホテルによって利用可能な時間も異なるので実際に利用する場合は、事前にホテルに確認してください。

ポイント譲渡&プール無料

ヒルトン・オナーズ会員は、入会30日後(アカウントに利用状況が登録されてから)または入会90日後(アカウントの利用状況問わない)からポイント譲渡、ポイントプール、ポイント受け取りができるようになります。

ポイント譲渡とポイントプールの違いは以下の通りです。

  • ポイント譲渡:1人対1人の取引
  • ポイントプール:最大10人(自分を含めると11人)のヒルトン・オナーズポイントを1つのアカウントにまとめること

ポイント譲渡は単純にポイントをあげるのに対して、ポイントプールでは家族や友達とポイントを合算できます。ポイントプールでは、複数人のポイントを無料で1つのアカウントに集約できるので、効率よく特典に交換できます。

ヒルトン・オナーズ会員が1暦年(1月~12月)に譲渡できるポイント数および受け取ることができるポイント数の上限は以下の通りです(1,000ポイント単位で譲渡可能)。

  • 譲渡できるポイント数:50万ポイント
  • 受け取ることができるポイント数:200万ポイント

なお、ヒルトン・オナーズ会員が他の会員のアカウントへのポイント譲渡およびポイントプールを利用できる回数は、それぞれ1暦年に6回までです。

ただし、ポイントプール利用の招待は取引回数にカウントされません。ここでいう「取引」とは、1対1の譲渡あるいはポイントプールを利用して、ポイントを他の会員のアカウントに譲渡することを指します。

シルバーの特典

シルバー会員の獲得条件は、1年間に4回滞在または10泊、または1暦年間に25,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得です。

シルバー会員になると、メンバー会員の特典に加えて以下の特典が追加されます。

  • ボーナスポイントの加算(+20%)
  • 5泊目無料
  • ボトルウォーター2本無料
  • エリート会員の繰越特典

全額ポイント使用で5泊目無料

ヒルトンでは、全額ポイントを使用して同一ホテルの同一スタンダードルームに5連泊以上滞在すると5泊ごとに5泊目が無料になります。無料宿泊は1滞在につき最大4泊までです。つまり特典がうけられるのは1滞在につき20連泊までになります。

5泊目無料特典は、回数制限に上限はないため1年間に何度でも利用できます。

5泊分のポイントを宿泊だけで貯めるのは難しいですが、ヒルトンではポイントの購入や譲渡・プールなどができるので、決して不可能なことではありません。あらかじめ5連泊以上するのであれば事前にポイント購入などで準備して宿泊すればお得に泊まれます。

スタンダードルームの定義は各ホテルによって異なります。

ボトルウォーター2本無料

ヒルトン東京のボトルウォーター

シルバーランク以上の会員は、1滞在につきボトルウォーター2本が無料でもらえます。

エリート会員の繰越特典

シルバーランク以上の会員は、暦年末(12月31日)の時点でエリートランクレベルの資格獲得に必要な対象となる宿泊日数を超えた分の宿泊日数を繰り越すことができます。

会員が翌年に繰り越しできるのは暦年末の時点で会員のエリートランクレベルの資格獲得に必要な対象の宿泊日数を超えた分の宿泊日数のみです。

  • シルバーランクの会員:10泊を超えた分
  • ゴールドランクの会員:40泊を超えた分
  • ダイヤモンドランクの会員:60泊を超えた分

ゴールドの特典

ヒルトン・オナーズの会員カード(ゴールド)

ゴールド会員の獲得条件は、1年間に20回滞在または40泊、または1暦年間に75,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得です。

ゴールド会員になると、シルバー会員の特典に加えて以下の特典が追加されます。

  • ボーナスポイントの加算(+80%)
  • 部屋のアップグレード(エグゼクティブルームまで)
  • 朝食無料サービス
  • 無制限のマイルストーンボーナス

会員特典の恩恵を大きく感じることができるのが、このゴールド会員からになります。特に部屋のアッグレードと朝食無料サービスのお得感は半端じゃありません。

自力でゴールド会員を目指しても良いですが、以下のいずれかのカードを保有すれば、1泊もせずにゴールド会員になれます。

部屋のアップグレード(エグゼクティブルームまで)

ゴールド会員は、空室状況に応じて部屋のアップグレードをしてもらえることがあります。エグゼクティブルームまでのアップグレードなのでスイートルームは対象外です。

私もヒルトン東京で何回も、一番安いスタンダードルームからエグゼクティブルームにアップグレードしてもらっています(ヒルトン ⇒ デラックス ⇒ プレミアム ⇒ エグゼクティブ)。

ヒルトン東京のエグゼクティブ キングルーム

エグゼクティブルームにアップグレードされると、ゴールド会員および同室の宿泊者1名まで無料でエグゼクティブラウンジを利用できます。

エグゼクティブラウンジでは、ドリンクやお菓子が食べ飲み放題です。カクテルタイムでは、シャンパンやワイン、ビール、焼酎などのアルコール類、軽食などを楽しむことができます。

ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジでのシャンパンと軽食

運が良ければ、部屋のアップグレードだけで数万円お得になる場合もあります。ただし、空き状況によっては、アップグレードされない場合もあります。

朝食無料サービス

ヒルトンでの朝食は、ホテルによって異なりますが1人あたり1,500円以上かかってきます。ヒルトン東京だと3,000円以上です。

しかし、ゴールド会員以上は朝食が無料になります(朝食無料の代わりに1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントを選択することも可能です)。

しかも、会員本人だけでなく同室の宿泊者1名まで朝食が無料になります。つまりヒルトン東京だと2人で6,000円以上もお得になります。

特典として提供される朝食はコンチネンタル・ブレックファスト(火の通らない冷たいメニューとパン類、ジュース、コーヒー、紅茶を組み合わせた朝食)とされていますが、通常レストランで提供される通常メニューを食べられます。

ヒルトン東京の朝食

無制限のマイルストーンボーナス

一暦年(1月1日から12月31日)に対象となる宿泊数を達成するとヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント(マイルストーンボーナス)が進呈されます。

  • 40泊達成:10,000ボーナスポイント
  • 50泊達成:10,000ボーナスポイント
  • 60泊達成:10,000ボーナスポイント + 30,000ボーナスポイント

以降、宿泊10泊ごとに10,000ボーナスポイントが進呈されます。

ボーナス獲得のためにカウントできる宿泊の最大日数は、一暦年で合計365泊です。これは一年間で360,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントに相当します。

マイルストーンボーナスはボーナスポイントと見なされるので、会員ランク獲得のための一暦年のベースポイントとしてはカウントされません。

ダイヤモンドの特典

ヒルトン・オナーズの会員カード(ダイヤモンド)

ダイヤモンド会員の獲得条件は、1年間に30回滞在または60泊、または1暦年間に120,000ヒルトン・オナーズ・ベースポイントの獲得です。

ダイヤモンド会員になると、ゴールド会員の特典に加えて以下の特典が追加されます。

  • ボーナスポイントの加算(+100%)
  • 客室内&ロビーでのWi-Fi無料(プレミアム)
  • 部屋のアップグレード(1ベッドルームスイートまで)
  • エグゼクティブラウンジの利用
  • ダイヤモンド会員資格の延長
  • 48時間客室保証
  • エリート会員資格の贈呈
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードを保有し、1月から12月の1年間で合計200万円以上利用すれば、1泊もせずにダイヤモンド会員になれます。

部屋のアップグレード(ワンベッドルームスイートまで)

ダイヤモンド会員は、空室状況に応じてワンベッドルームスイートまで無料アップグレードしてもらえる可能性があります。

ワンベッドルームスイートとは、寝室が1つあるタイプのスイートルームのことです。つまり寝室数が2つのツーベッドルームスイートなどはアップグレードの対象外です。

私自身、ダイヤモンド会員としてヒルトン東京ベイに宿泊した時に「ハッピーマジックルーム」から「セレブリオスイート」にアップグレードしてもらえたことがあります。

ヒルトン東京ベイのセレブリオスイート(リビングルーム)

ヒルトン東京ベイのセレブリオスイートに宿泊してきたので、部屋の雰囲気などを写真付きで紹介します。 この記事では、セレブリオスイートの宿...

スイートルームは、ホテルによって異なりますが1泊数十万円以上することも珍しくありません。アップグレードは、あくまでも空室状況に応じて提供されるサービスなので、アップグレードの確率を高めたいなら閑散期の平日などに宿泊するのがおすすめです。

エグゼクティブラウンジの利用

ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジ

通常エグゼクティブラウンジは、エグゼクティブルームやスイートルームなど高価な部屋に宿泊した人が利用できる特別なラウンジです。

しかし、ダイヤモンド会員なら常にエグゼクティブラウンジを利用できます(同室の宿泊者1名まで無料)。

つまりダイヤモンド会員になれば、エグゼクティブ以上の客室にアップグレードされなかった場合でも、常にエグゼクティブラウンジを無料で利用できます。

エグゼクティブラウンジの営業時間内であれば、いつでもコーヒーや紅茶、ソフトドリンク類を飲めます。

ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジのコーヒー

また、カクテルタイムでは、シャンパンやワイン、ビール、焼酎などのアルコール類、軽食などを楽しむことができ、夕食代を節約できます。

ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジのシャンパンと日本酒 ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジのウィスキー ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジのワイン ヒルトン東京のエグゼクティブラウンジの軽食

さらに、エグゼクティブラウンジでは、チェックイン・チェックアウトの手続きをすることも可能です。ラウンジは利用者が限定されていることもあり、誰でも利用できる通常の受付よりは少ない待ち時間で手続きが完了します。

仮に、混雑していても飲み物を飲みながら座って待つことができます。

ダイヤモンド会員資格の延長

以下の条件を満たすダイヤモンド会員は、1回に限りダイヤモンド会員資格を延長することができます。ただし、使えるのは1回限りなので慎重に使うタイミングを選ぶ必要があります。

  • ダイヤモンド会員資格を総年で3年間取得している(連続していなくてもOK)
  • 最低250泊(有料または宿泊特典)or ヒルトン・オナーズ入会以来獲得したベースポイントが500,000以上

会員資格を延長する場合は、以下のリンクから申請できます。

公式サイト Hilton Honors Diamond Status Extension

48時間客室保証

ダイヤモンド会員は、到着予定日の2日(48時間)以上前のホテル現地時間深夜12時以前に予約した場合、予約の受付を保証してくれます。

以下の場合は予約保証の対象外です。

  • 料金の一部または全額を、ヒルトン・オナーズポイントで支払った予約
  • ヒルトンが発行した無料宿泊特典券を使って支払った予約
  • 最繁忙期の予約
最繁忙期とは
ホテルとヒルトン・オナーズが独自の裁量で定義する期間で、その地域の主要イベントの時期や大晦日など予約が殺到する時期を指します。

ただ、予約を保証するといっても部屋が完全に満室だと物理的に宿泊させることは不可能です。そのため以下のホテルでは予約保証されません。

  • 客室の10%以上がオーバーブッキング状態(客室の予約率が110%以上)

ただし、一部のヒルトン・ポートフォリオ・ホテルでは、客室の2%以上がオーバーブッキング状態(客室の予約率が102%以上)で予約保証の適用対象外になります。

48時間前の予約保証に基づいて行なった予約は、予約の際にリクエストのあった客室の一般料金が適用され、キャンペーン特典の対象外となります。

エリート会員資格(ゴールド or ダイヤモンド)の贈呈

ダイヤモンド会員は、一暦年(1月1日から12月31日)に宿泊60泊、または宿泊100泊を達成すると以下の会員資格を別の会員に贈呈することができます。

  • 宿泊60泊達成:ゴールド会員資格の贈呈
  • 宿泊100泊達成:ダイヤモンド会員資格の贈呈

会員が対象となる宿泊100泊を達成すると、ゴールド会員資格の贈呈オプションは利用できなくなり、代わりにダイヤモンド会員資格を贈呈できるようになります。

一暦年に会員資格を贈呈できる会員は1人のみです。会員資格を贈呈する場合は、条件を達成した翌年1月31日23:59(東部標準時)までに選択する必要があります。

贈呈された会員資格は贈呈後すぐに有効になり、贈呈日から365日間継続されます。365日後、贈呈を受けた会員の会員資格は、贈呈なしで前暦年に取得されたランクのステータスに変更されます。

ゴールド会員資格を贈呈した会員が、その後100泊を達成した場合、贈呈したゴールド会員資格は、自動的にダイヤモンド会員資格にアップグレードされ、最新のアップグレード日から365日間有効になります。

まとめ

ヒルトン東京のライトアップ

ヒルトン・オナーズは、ヒルトンでお得な特典をうけられる会員制度です。

各会員のランクアップ条件は、以下の通りです。

会員ランク会員資格の獲得条件
※いずれかの条件を満たせばOK
メンバー入会後すぐ
シルバー1年間に4回滞在 or 10泊、または
1暦年間に25,000ベースポイントの獲得
ゴールド1年間に20回滞在 or 40泊、または
1暦年間に75,000ベースポイントの獲得
ダイヤモンド1年間に30回滞在 or 60泊、または
1暦年間に120,000ベースポイントの獲得

特にゴールドからは、以下の特典が追加されるため大きな恩恵をうけられます。

  • 部屋のアップグレード(エグゼクティブルームまで)
  • 朝食無料サービス

部屋のアップグレードと朝食無料サービスの両方が適用されると1泊で1万円以上お得になる場合が多々あります。ただし、ゴールドランクになるには20回滞在または40泊以上する必要があるため普段からヒルトンを利用しない場合はランクアップが難しいかもしれません。

しかし、以下のいずれかのカードを保有すれば、無条件でゴールド会員になれます。

各カードの違いは、以下の比較表の通りです。

カード名ヒルトンアメックスカードヒルトンアメックスプレミアムカードアメックス・プラチナ・カード
デザインヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カードヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・ プレミアム・カードアメリカン・エキスプレス プラチナ・カード(アメックス プラチナ・カード)
年会費16,500円(税込)66,000円(税込)165,000円(税込)
家族カード1枚目無料
2枚目以降6,600円
上級会員資格なし
3枚目まで無料
4枚目以降13,200円
上級会員資格なし
4枚まで無料
上級会員資格あり
ポイント■通常での利用
100円=2ポイント
■ヒルトンでの利用
100円=3ポイント
■通常での利用
100円=3ポイント
■ヒルトンでの利用
100円=7ポイント
100円=1ポイント
カード
更新特典
※1
1泊無料
※150万円以上の利用で
最大2泊無料
1泊目:無条件
2泊目:300万円以上の利用で
フリー・ステイ・ギフト
ホテル
ステータス
ヒルトン:ゴールドヒルトン:ゴールド
※200万円以上の利用でダイヤモンド
ヒルトン:ゴールド
マリオットボンヴォイ:ゴールド
Radisson Rewards:Premiumステータス
SEIBU PRINCE CLUB:プラチナ
HPCJ
※2
初年度年会費
10,000円(税込)
初年度年会費
無料

※1:ヒルトン・オナーズ カードとヒルトン・オナーズ プレミアムカードの無料宿泊特典は、金土日の夜の宿泊に利用できるウィークエンド無料宿泊特典です(月-木曜日の宿泊には利用不可)。
※2:ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの略で、年会費は通常25,000円(税込)

ヒルトンアメックスカードとヒルトンアメックスプレミアムカードの違いについては以下の記事で詳細に解説しています。

ヒルトンとアメックスが提携しているカードにヒルトンアメックスカードとヒルトンアメックスプレミアムカードというカードがあります。 この記事で...

低コストでステータスを保持するなら、ヒルトンアメックスカードがおすすめです。

1月から12月の1年間で合計200万円以上利用するのであれば、最上級ステータスの「ダイヤモンド」を取得できるヒルトンアメックスプレミアムカードの保有を検討する価値があります。

アメックスのプラチナ・カードは、年会費が高額ですがヒルトン・オナーズだけでなくマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員にも無条件でなれます。家族カードを発行すれば家族全員も上級会員になれます。

またプラチナ・カードの家族カードは、グリーン、ゴールド、プラチナの3種類からデザインを選べるのも地味に嬉しいポイントです。

アメックスグリーン&アメックスゴールド&アメックスプラチナ

他にもプラチナ・カードには「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」や「2 for 1ダイニング by 招待日和」「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」など特典が満載です。

あとやっぱりメタルカードは、カッコいいです。

アメックス・プラチナ・カード(メタルカード)

アメックスの審査は、通称10秒審査と言われており一瞬(10~60秒)で結果が出ます。以下は、私が実際にアメックス・プラチナ・カードに申し込んでから届くまでの記事です。

アメックス・プラチナ・カード(アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード)を新規で申し込んだので、申込みから届くまでの流れをまとめました...

ヒルトン・オナーズの特典を活用してお得にホテルライフを楽しみましょう!

コメント

  1. Tack より:

    レイト・チェックアウトって、公式サイトには記載がないような気がします。昔はあったものの今は無くなったのでしょうか?

    • 甘パパ より:

      Tack様
      確かに以前は、ヒルトン・オナーズの会員特典一覧リストにありましたが、現在は消えていますね。
      https://www.hilton.com/en/hilton-honors/member-benefits/

      現在は以下のヒルトン・オナーズ会員特典の詳細と免責事項に書かれています。
      https://www.hilton.com/en/hilton-honors/benefit-terms/

      ただ上記のページにも今まで同様、具体的な時間についての記載はありません。
      「レイトチェックアウトはリクエストする必要がありますが、空室状況によりご利用いただけない場合があります。」

      今後とも当サイトをよろしくお願い致します。