ヒルトン東京ベイのヒルトンルームに宿泊してきたので、部屋の雰囲気などを写真付きで紹介します。
この記事では、ヒルトンルームの宿泊記をメインで紹介しています。朝食、部屋ランク、アクセス方法、駐車場といった基本的な情報については以下の記事にまとめています。
ヒルトン東京べイは、東京ディズニーリゾートオフィシャルホテルに指定されており、住所が千葉県浦安市舞浜に位置していることもあり「ヒルトン舞浜」とも呼ばれます。
ヒルトンルームは、ヒルトン東京ベイの6~7階にある部屋で、ヒルトン東京ベイの中では一番安く泊まれる部屋です。
ヒルトン・オナーズの会員特典
ヒルトンには、ヒルトン・オナーズという会員プログラムがあります。
ヒルトン・オナーズ会員のランクには、メンバー、シルバー、ゴールド、ダイヤモンドの4種類があり、ゴールド会員以上になると部屋のアップグレードや朝食無料といった特典をうけられます。
ヒルトン東京ベイでのゴールドとダイヤモンドの特典比較表は以下の通りです。
ステータス | ゴールド | ダイヤモンド |
---|---|---|
会員専用 カウンター | 1階の 専用カウンター | 1階の専用カウンター または セレブリオラウンジ |
ボーナスポイント | +80% | +100% |
レイト チェックアウト | 14時まで | 15時まで |
ポイント・朝食 | 1,000ポイント または 滞在中の朝食無料 | 1,000ポイント かつ 滞在中の朝食無料 |
セレブリオラウンジ | ー(※1) | 利用可能 |
客室 アップグレード | あり (スイート除く) | あり (スイート含む) |
駐車場 | 無料 | 無料 |
Wi-Fi無料 | スタンダード | プレミアム |
※1:セレブリオ セレクトおよびセレブリオ スイートに宿泊すれば利用可能
ヒルトン東京ベイは、週末になるとチェックインするだけでも30分以上待たされることがあります。しかし、ヒルトン・オナーズのゴールド会員またはダイヤモンド会員であれば、会員専用カウンターで座ってチェックインできます。
※ダイヤモンド会員、セレブリオ セレクトの宿泊者、セレブリオ スイートの宿泊者であれば、セレブリオラウンジでチェックインすることができます。
セレブリオラウンジでチェックインする場合は、コーヒーやソフトドリンクを飲みながら待つことができます。
特典内容について簡単に補足しておくと、ゴールド会員は1,000ポイントか朝食無料のいずれかを選択でき、ダイヤモンド会員は1,000ポイントと朝食無料の両方の特典をうけられます。
なお、ダイヤモンド会員はセレブリオラウンジで朝食を食べられます。セレブリオラウンジは、利用者が限られているため、長蛇の列に並ぶことなくスムーズに朝食を利用できます。
またゴールド会員とダイヤモンド会員は、通常、1泊3,100円の駐車料金が無料になります。
ヒルトンルームの宿泊記
ヒルトンルームのあるフロア(6階と7階)は、外国人ウケの良さそうな和の雰囲気を感じさせるデザインになっています。
パーク側と海側の違い(眺望・広さ)
ヒルトン東京ベイでは、ヒルトンルームに限らず、パーク側と海側で以下のような違いがあります。
- パーク側:35平米
- 海側:40平米
海側の部屋は、パーク側の部屋よりも5平米ほど広くなっており、料金も少し高めに設定されています。
我が家では、どうしても広さを優先してしまうため、パーク側に宿泊したことはないのですが、パーク側の部屋からは、ディズニーリゾートラインの往来やシンデレラ城などを眺めることができます。また、夜になると花火も見られます。
海側の眺望は、東京ゲートブリッジや、東京タワー、部屋によっては葛西臨海公園の観覧車などを見ることができます。また、空気が澄んだ晴れた日には富士山を望むこともできます。
以下は、6階のヒルトンルームからの海側の眺望です。
ウェルカムギフト
ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員として宿泊したので、部屋に入ると以下のウェルカムギフトが置かれていました。
ヒルトン・オナーズ会員特典のミネラルウォーターとダイヤモンド会員特典のヒルトン100周年記念の「生チョコ」。
客室アメニティ
ヒルトンルームに入ると左側に洗面所(洗面台・風呂・トイレ)、右側にクローゼットがあります。
クローゼットには、ハンガー、スリッパ、セーフティボックス、アイロン、アイロン台、布団、パジャマが入っています。
瞬間湯沸かし器、マグカップ、グラス、紅茶、煎茶、コーヒーもあります。残念ながらコーヒーメーカーはありません。ヒルトン東京ベイで、コーヒーメーカーが設置されているのは「ハッピーマジックスイート」と「セレブリオスイート」のみです。
冷蔵庫もありますが、中身は空っぽです。
ヒルトンルームは、障子(しょうじ)や襖(ふすま)など日本的な要素が取り入れられた和の落ち着きのある客室になっています。特に黄金に輝く襖はゴージャスです。
ベッドサイドには、読書灯やコンセントが設置されています。スマホを充電しながら寝られるので便利です。
個人的には、セレブリオスイートに次いでヒルトンルームは、PC作業しやすいです。椅子がオフィスチェアではないので長時間作業するには向いていませんが、それでもコンセントなども完備されており便利です。セレブリオスイートだとオカムラのオフィスチェア椅子が設置されているので仕事も捗ります。
バスルーム(洗面台・風呂・トイレ)
ヒルトンルームは、洗面台と風呂、トイレが一体化したユニットバスです。トイレはウォシュレット付きです。
子供でも洗面台を利用できるように、踏み台(ステップ)も用意されています。
ドライヤーは、パナソニックの「ionity(イオニティ)」です。
バスアメニティは「Crabtree & Evelyn(クラブツリー&イヴリン)」です。
セレブリオや、セレブリオセレクト、セレブリオスイート、ハッピーマジックスイートいったランクの高い部屋では、シャンプーやコンディショナー、ボディーソープはミニボトルになっているので持ち帰ることができますが、ヒルトンルームは固定されているため持ち帰り不可です。
キッズアメニティ
子供用のアメニティは、パジャマとスリッパ、オリジナル童話の主人公「ティアラ」のハブラシとボディスポンジのセットでした。
まとめ
ヒルトン東京ベイのヒルトンルームは、6~7階にある部屋です。
ヒルトンルームは、ヒルトン東京ベイの中で最もリーズナブルな価格で宿泊できる部屋です。子供と一緒に行くときは「ハッピーマジックルーム」がおすすめですが、ホテルで仕事をするなら「セレブリオ」や「セレブリオ セレクト」よりも机が使いやすいヒルトンルームをおすすめします。
なお、ヒルトン・オナーズの上級会員になれば、ヒルトン東京ベイで部屋のアップグレードや朝食無料といったサービスをうけられます。
我が家も、ヒルトン・オナーズのダイヤモンド特典として何度もアップグレードしていただいています。ヒルトンルームに宿泊した日も、アップグレードの提案を頂いたのですが、ヒルトンルームだけ唯一宿泊したことのなかった部屋だったのでアップグレードは断らせていただきました。
上級会員を目指すのであれば、まずは無条件でゴールドの会員資格を取得できる以下のいずれかのカードを作ることをおすすめします。
ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員になるとヒルトン東京ベイで、以下のような特典をうけられます。
- 会員専用カウンター(1階)
- ボーナスポイントの加算(+80%)
- レイト・チェックアウト(14時まで)
- スタンダードWi-Fi無料
- 客室アップグレード(スイート除く)
- 以下のいずれかを選択
- 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
- 滞在中の朝食無料
- 駐車場無料(出発日の15:30まで)
各カードの違いは、以下の比較表の通りです。
カード名 | ヒルトンアメックスカード | ヒルトンアメックスプレミアムカード | アメックス・プラチナ・カード |
---|---|---|---|
デザイン | |||
年会費 | 16,500円(税込) | 66,000円(税込) | 165,000円(税込) |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降6,600円 上級会員資格なし | 3枚目まで無料 4枚目以降13,200円 上級会員資格なし | 4枚まで無料 上級会員資格あり |
ポイント | ■通常での利用 100円=2ポイント ■ヒルトンでの利用 100円=3ポイント | ■通常での利用 100円=3ポイント ■ヒルトンでの利用 100円=7ポイント | 100円=1ポイント |
カード 更新特典 ※1 | 1泊無料 ※150万円以上の利用で | 最大2泊無料 1泊目:無条件 2泊目:300万円以上の利用で | フリー・ステイ・ギフト |
ホテル ステータス | ヒルトン:ゴールド | ヒルトン:ゴールド ※200万円以上の利用でダイヤモンド | ヒルトン:ゴールド マリオットボンヴォイ:ゴールド Radisson Rewards:Premiumステータス SEIBU PRINCE CLUB:プラチナ |
HPCJ ※2 | 初年度年会費 10,000円(税込) | 初年度年会費 無料 | ー |
※1:ヒルトン・オナーズ カードとヒルトン・オナーズ プレミアムカードの無料宿泊特典は、金土日の夜の宿泊に利用できるウィークエンド無料宿泊特典です(月-木曜日の宿泊には利用不可)。
※2:ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの略で、年会費は通常25,000円(税込)
ヒルトンアメックスカードとヒルトンアメックスプレミアムカードの違いについては以下の記事で詳細に解説しています。
低コストでステータスを保持するなら、ヒルトンアメックスカードがおすすめです。
1月から12月の1年間で合計200万円以上利用するのであれば、最上級ステータスの「ダイヤモンド」を取得できるヒルトンアメックスプレミアムカードの保有を検討する価値があります。
アメックスのプラチナ・カードは、年会費が高額ですがヒルトン・オナーズだけでなくマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員、SEIBU PRINCE CLUBのプラチナメンバーにも無条件でなれます。
家族カードを発行すれば家族全員が上級会員になれます(SEIBU PRINCE CLUBは除く)。
またプラチナ・カードの家族カードは、グリーン、ゴールド、プラチナの3種類からデザインを選べるのも地味に嬉しいポイントです。
他にもプラチナ・カードには「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」や「2 for 1ダイニング by 招待日和」「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」など特典が満載です。
あとやっぱりメタルカードは、カッコいいです。
アメックスの審査は、通称10秒審査と言われており一瞬(10~60秒)で結果が出ます。以下は、私が実際にアメックス・プラチナ・カードに申し込んでから届くまでの記事です。
ぜひ、ヒルトンの上級会員になって、ヒルトン東京ベイにお得に宿泊しましょう!