東京マリオットホテル(Tokyo Marriott Hotel)には、特定の条件を満たした人のみが利用できる「エグゼクティブラウンジ」があります。
ラウンジはマリオットボンヴォイ系列の全てのホテルにあるわけではなく、ラウンジがないホテルもあります。日本国内のマリオットボンヴォイ系列ホテルのラウンジ有無については、以下の日本国内のマリオットボンヴォイ参加ホテル一覧で確認できます。
エグゼクティブラウンジでは、ソフトドリンクやコーヒー・紅茶などのドリンクが飲み放題で、ちょっとしたお菓子なども食べ放題です。また、カクテルタイムでは軽食やアルコールの提供もあります。
エグゼクティブラウンジを利用できれば、通常よりもホテルでの滞在時間を有意義に過ごすことができます。
この記事では、東京マリオットホテルのエグゼクティブラウンジを実際に利用した経験をもとに解説していきます。
目次
エグゼクティブラウンジの場所と利用条件
東京マリオットホテルのエグゼクティブラウンジは、最上階の26階にあります。
26階はエグゼクティブラウンジのみで客室はありません。ラウンジに入室するには、ラウンジ入り口でカードキーをタッチする必要があります。なお、トイレはラウンジの外にあります。
エグゼクティブラウンジの利用条件は以下の通りです。
- エグゼクティブフロアの宿泊者
- マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上
- ラウンジアクセス権(8,000円)を別途追加した人
通常、高価なエグゼクティブフロアの宿泊者か、ラウンジアクセス権を追加した人しか利用できませんが、マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上なら無料で利用できます。
プラチナエリート以上は、同伴者1名も無料で利用できます。
エグゼクティブラウンジの各営業時間は以下の通りです。
- 6:30~23:30:オールデイタイム
- 17:30~19:30:カクテルタイム
- 19:30~21:30:イブニングタイム
エグゼクティブラウンジ&ミーティングルームの雰囲気
エグゼクティブラウンジは、最上階の26階に位置しているということもあり景色は素晴らしいです。東京タワーやレインボーブリッジといった東京のランドマークを眺められます。
エグゼクティブラウンジ
エグゼクティブラウンジ内は、どこに座っても景色を楽しめるようになっています。ほとんどが椅子の席ですが、一部ソファー席も用意されています。また、中央部には大きな木の机があります。
ミーティングルーム
東京マリオットホテルのエグゼクティブラウンジ内には、予約制のミーティングルームが1室併設されています。2時間まで無料で利用できます。
ただ実際には、予約していなくても空いていれば2時間以上利用できます。私が見かけた時は、1人で利用している人もいました。もはやミーティングルームとは…といった感じです。
ミーティングルーム内は、打ち合わせができるようにテレビ・机・椅子が設置されています。
エグゼクティブラウンジの提供サービス
過去には、エグゼクティブラウンジでチェックイン・チェックアウトが可能だったみたいですが、現在は実施されていません。将来的には、復活する可能性もあります。
エグゼクティブラウンジでは、オールデイタイム・カクテルタイム・イブニングタイムと3つの時間に分別されていますが、提供されるドリンクやスナックで考えると「カクテルタイム」か「それ以外(オールデイタイム・イブニングタイム)」の2つに分けられます。
それぞれの時間について解説します。
オールデイタイム・イブニングタイム
ホテルによっては、カクテルタイムにしかお酒が提供されないこともありますが、東京マリオットホテルのエグゼクティブラウンジでは、営業時間内であれば一日中ビールやワイン、ウイスキーなどのお酒を楽しめます。
常設されている冷蔵庫を開けると以下のような飲み物をいつでも飲めます。
また、ウイスキーやハイボール、コーヒー、TWGの紅茶なども飲み放題です。
スナックは、柿ピーやキットカット、シリアルバー、おかき、チョコレート、ハリボーのグミなどが食べ放題です。キットカットは、他のホテルのラウンジでもあまり見かけません。個人的にはハリボーのグミが好きなので置いてあると嬉しいです。
カクテルタイム
私はプラチナエリートなので、カクテルタイムに提供される軽食が夕食の代わりになるのかを重視しています。夕食の代わりになるのであれば、夕食代が浮くので節約になります。
結論から言うと、東京マリオットホテルのカクテルタイムは夕食の代わりになります。
お酒も好きなので、お酒のラインナップも気になりますが、基本的にはビールかシャンパンがあれば満足です。
カクテルタイムになると軽食がブッフェ形式で提供されます。食事だけでなく、デザートも豊富に用意されています。
飲み物はシャンパンとビールを選びました。軽食(スティックサラダ、生ハム、魚、チーズ、たこ焼き、焼き鳥、温野菜、ライス)とデザート(ケーキ・カヌレ・今川焼きなど)を一通り盛り付けた写真が以下になります。
料理は見た目よりもボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。やっぱり色々な種類のお酒を好きなだけ飲めるというのは最高です。
ちなみに、朝食はエグゼクティブラウンジではなく、1階の「ラウンジ&ダイニングG」で食べました。朝食の内容は、以下の東京マリオットホテルの宿泊記で紹介しています。
まとめ
東京マリオットホテルのエグゼクティブラウンジは、カクテルタイムの軽食が充実していて夕食の代わりになります。そのため夕食代を節約できます。
また、営業時間内であればソフトドリンク・コーヒー・紅茶だけでなく、ビール・ワイン・ウイスキーなどのお酒も楽しめます。
エグゼクティブラウンジの利用条件を再掲しておきます。
- エグゼクティブフロアの宿泊者
- マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上
- ラウンジアクセス権(8,000円)を別途追加した人
プラチナエリートからは、ラウンジアクセス権を含め以下の特典が追加されるのは魅力です。中にはラウンジアクセス権目当てでプラチナエリートを目指す人もいるぐらいです。
- ラウンジへのアクセス
- 部屋のアップグレード(スイートルーム含む)
- 朝食無料サービス
部屋のアップグレードと朝食無料サービスの両方が適用されると1泊で1万円以上お得になる場合が多々あります。ただし、プラチナエリート会員になるには年間50泊以上する必要があるため普段からマリオット系列のホテルを利用しない場合は難しいです。
マリオットボンヴォイの上級会員を目指すのであれば「シルバーエリート」または「ゴールドエリート」の会員資格を無条件で取得できる以下のいずれかのカードを作ることをおすすめします。
カード名 | Marriott Bonvoy アメックス | Marriott Bonvoy アメックスプレミアム | アメックス・プラチナ・カード |
---|---|---|---|
デザイン | |||
年会費 | 23,100円(税込) | 49,500円(税込) | 165,000円(税込) |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降11,550円 ホテル上級会員資格なし | 1枚目無料 2枚目以降24,750円 ホテル上級会員資格なし | 4枚まで無料 ホテル上級会員資格あり |
ポイント | ■通常での利用 100円=2ポイント ■マリオットでの利用 100円=4ポイント | ■通常での利用 100円=3ポイント ■マリオットでの利用 100円=6ポイント | 100円につき1ポイント |
宿泊特典 | 150万円以上の利用で 1泊35,000ポイントまで 無料宿泊特典 | 150万円以上の利用で 1泊50,000ポイントまで 無料宿泊特典 | フリー・ステイ・ギフト |
宿泊実績 | 5泊分の宿泊実績 | 15泊分の宿泊実績 | ー |
ホテル 会員資格 | マリオットボンヴォイ シルバーエリート ※100万円以上利用でゴールド | マリオットボンヴォイ ゴールドエリート ※400万円以上利用でプラチナ | マリオットボンヴォイ:ゴールド ヒルトン・オナーズ:ゴールド Radisson Rewards:Premiumステータス SEIBU PRINCE CLUB:プラチナ |
備考 | 2連泊以上の予約で100米ドルのプロパティクレジット ※対象ホテル:ザ・リッツ・カールトン、セントレジス | その他特典多数 詳細はこちら |
マリオットボンヴォイのプラチナエリート以上を目指すのであれば「Marriott Bonvoyアメックスプレミアムカード」がおすすめです。カードを保有するだけでゴールドエリート会員になれますし、年間400万円以上利用すれば宿泊不要でプラチナエリート会員にもなれます。
ヒルトン系列のホテルにも宿泊するならアメックスのプラチナ・カードという選択肢もあります。マリオットだけでなくヒルトンのゴールド会員になれる上、家族カード会員もホテルの上級ステータスが付与されます。またプラチナ・カードの家族カードは、グリーン、ゴールド、プラチナの3種類からデザインを選べるのも地味に嬉しいポイントです。
他にもプラチナ・カードには「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」や「2 for 1ダイニング by 招待日和」「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」などMarriott Bonvoyアメックスプレミアムカードにはない特典が満載です。
あとやっぱりメタルカードは、カッコいいです。
アメックスの審査は、通称10秒審査と言われており一瞬(10~60秒)で結果が出ます。以下は、私が実際にアメックス・プラチナ・カードに申し込んでから届くまでの記事です。
東京マリオットホテルのエグゼクティブラウンジを利用すれば、普段よりも充実したホテルステイになること間違いなしです。