dカードは、ドコモ利用者以外にもおすすめできるカードです。
dカードを利用すれば dポイントがザクザクたまります。たまった dポイントはローソンやファミリーマートなどで1ポイント1円として利用できます。
TポイントやPontaポイント、楽天ポイントと同じような感覚でポイントを使ったり貯めたりできるので、ドコモ利用者かどうかは関係ありません。
ドコモ利用者は、さらに特典が充実したdカード GOLDをおすすめします。
dカードとdカード GOLDの違いは以下の記事で解説しています。
それでは、dカードの特徴やメリット・デメリットについて解説していきます。
目次
dカードの基本情報
カード名 | dカード |
---|---|
カードデザイン | |
発行会社 | 株式会社NTTドコモ |
年会費 | 無料 |
入会条件 | 1.満18歳以上(高校生不可) 2.個人名義であること(法人名義不可) 3.本人名義の口座を支払い口座として設定すること 4.その他ドコモが定める条件を満たすこと |
家族カード | 無料 |
ETCカード | 初年度無料 550円(税込) ※前年1回以上の利用で無料 |
国際ブランド | Visa / Mastercard |
電子マネー | iD(一体型・携帯型)、Apple Pay |
ポイント | dポイント |
ポイント有効期限 | 獲得月から起算して48か月後の月末 |
ポイント付与率 | 1.0% ※100円につき1ポイント |
締め日/支払日 | 毎月15日 / 翌月10日 ※金融機関休業日の場合は翌営業日 |
海外旅行傷害保険 | ー |
国内旅行傷害保険 | ー |
お買い物あんしん保険 | 年間100万円まで ※原則、海外のみ対象 |
最短5分の入会審査
dカードは、以下の2つの条件を満たしていれば最短5分で入会審査が完了します。
- 9:00~19:50(土日祝含む)にカード申込み手続きが完了していること
- 申込み時に引き落とし口座の設定が完了していること
実際にカードが手元に届くのは、最短5日です。審査期間が長いと落ち着かない日が続くため、迅速な審査を行ってくれるのは精神的にも助かります。
以下は、dカード GOLDの申込みから届くまでの流れですが、基本的にはdカードも同様の流れなので、ぜひ参考にしてください。
dカードのカードフェイス(カードデザイン)
dカードは、環境に配慮したリサイクル素材が採用されており、クレジットカード番号や有効期限などのカード情報はカードの裏面に集約されているためセキュリティ面も安全です。
カードデザインは全5種類から選択できます。
- 通常デザイン:3種類(ホワイト、ブルー、レッド)
- ポインコデザイン:2種類(ホワイト、レッド)
通常デザインとポインコデザインでは、特典・機能面に違いはないので、好きな方を選べばOKです。家族会員も好きなデザインを選ぶことができます(本会員と異なるデザインもOK)。
ETCカード
dカード ETCカードの年会費は、初年度無料、2年目以降から550円(税込)かかります。
ただし、前年1回以上の利用で無料になります。
ETCカードの利用でも通常のクレジットカード払いと同じように、100円ごとに dポイントが1ポイントたまります。還元率は1.0%です。
電子マネー
iD
iDは、NTTドコモのケータイクレジットサービスです。dカードは、株式会社NTTドコモが発行しているクレジットカードなので当然「iD」を利用できます。
「iD」は「マークのある加盟店」の端末にカードやスマートフォンなどをかざすだけで支払いが完了する簡単で便利な決済サービスです。
「iD」は、ポストペイ(後払い)方式の電子マネーです。他にも有名なポストペイ方式の電子マネーとしてJCBの「QUICPay(クイックペイ)」があります。ポストペイ方式の便利なところは、事前チャージ不要で利用できることです。
自動販売機や少額決済にも利用できるので、無駄なくポイントを貯めることができます。
dカードの場合は、携帯型もしくはクレジット一体型の2つから選択できます。
Apple Pay
dカードでは、Apple Payを利用できます。
Apple Payとは、対象のiPhone、Apple Watchに、対応するクレジットカードを設定することで、安心・安全・スピーディーに支払いができるサービスです。Apple Payは、事前チャージ不要で利用できます。「マークのある加盟店」で、レジの担当者にiDで支払うことを伝えて、Touch IDに指を載せたまま(Face IDを利用する場合は、Face ID認証後)対象のiPhoneをリーダーにかざすだけで簡単に決済できます。
自動販売機や少額決済にも利用できるので、無駄なくポイントを貯められます。
Apple Payを利用するには、「Wallet」アプリを起動して手順に従ってカードを追加するだけです。
ポイント
dポイントがたまる
dカードのポイント還元率は1.0%(100円で1ポイント)です。
一般的なクレジットカードの還元率は0.5%程度なので、還元率1.0%のdカードは、クレジットカードの中でも高還元率といえます。
dカード ポイントモール
dカードには、お得にポイントをためられる「dカード ポイントモール」というサービスがあります。dカード ポイントモールを経由するだけで、通常の1.5~10.5倍のポイントがたまります。
利用方法も簡単です。dカード ポイントモールを経由して、dカードで決済するだけです。
以下のようなサイトがあります(一例です)。
- Amazon
- 楽天市場
- Yahoo!ショッピング
- じゃらん
- 楽天トラベル
- 一休.com
上記以外にも多数のECサイトがあります。詳細については以下のリンクより確認できます。
公式 dカード ポイントモール
dカード特約店
dカード特約店とは、dカード決済でいつもの買い物より多くのdポイントがもらえたり、割引などの特典があるお得なお店です。
以下のような店舗が特約店になっています(一例です)。
- ENEOS
- JAL
- ノジマ
- マツモトキヨシ
- ココカラファイン
- 丸善ジュンク堂書店
- 紀伊國屋書店
- タワーレコード
特約店によって特典をうけられる決済方法に条件があります。詳細な条件などについては以下のリンクより確認できます。
公式 dカード特約店
dポイントの使い方
たまった「dポイント」は以下のような使い方ができます(赤字は期間・用途限定ポイントも使えます)。
- d払い(1pt = 1円)
- dポイント加盟店での買物(1pt = 1円)
- iDキャッシュバックへの交換(100pt = 100円分)
- dポイントで株購入(日興フロッギーや大和コネクト証券)
- ドコモのケータイ料金に充当(1pt = 1円)
- ドコモ光の料金に充当(1pt = 1円)
- ドコモでんきの料金に充当(1pt = 1円)
- ポイント投資(100ポイント単位)
他にもマイルやスターバックスカードのチャージに交換することもできます。
- JALのマイル(1,000pt = 500マイル)
- スターバックス カード チャージ(3,000pt = 3,000円分)
dカード・dカード GOLD共通特典
ノジマで最大5%お得
ノジマで、dカードを使って買い物すると最大5%お得になります。
内訳は以下の通りです。
- カード決済(3%OFF+1%還元)+カード提示(1%還元)
付帯保険
お買物あんしん保険(動産総合保険)
dカードには、お買物あんしん保険(動産総合保険)が付帯しています。
3,000円の自己負担金が必要ですが、dカードで決済した商品であれば、最大100万円まで補償してくれます。
補償期間は、購入日を含めて90日間です。補償対象は、偶然による事故(破損事故、火災事故、盗難事故)に限ります。
なお、海外と国内での補償は以下の通り異なります。
- 海外でのショッピング:支払い方法は何でもOK
- 国内でのショッピング:リボ払い、または、3回以上の分割払いで支払った購入品のみ
会員補償制度
紛失・盗難によりクレジットカードが不正使用されても、カード紛失・盗難の届け日から90日前にさかのぼり、その後に発生した損害額についてドコモが全額補償してくれます。
90日前という期間制限があるので、紛失したり盗難された場合は、すぐにドコモに連絡することが大事です。
dカードケータイ補償
dカードケータイ補償とは、dカードで利用中の携帯電話端末が、偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損など)になった場合に、購入費用の一部をサポートするサービスです。
サポート対象になるのは、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末をドコモショップでdカードにて購入する場合に限ります。
dカード会員であれば、購入から1年以内であれば以下の補償をうけられます。
- 新端末の購入金額または頭金および事務手数料のうち、最大10,000円まで補償
正直補償金額としては少ないです。最近の機種は一括購入すれば10万円近くするため、もしもの時に全額カバーするのは難しいです。dカード GOLDなら最大補償が10万円です。
dカードケータイ補償については、以下の記事で詳細に解説しています。
その他のサービス・特典
VJデスク(旅のサポート)
旅先で万が一アクシデントに遭った場合、VJデスクを利用すれば現地事情に精通した日本語スタッフが快適であんしんな旅をサポートしてくれます。海外の見知らぬ地では、強力なサービスになります。
緊急時以外にも基本的なインフォメーションサービスや各種チケットやレストラン、ホテルの予約・手配なども行ってくれます。
ホノルル(アメリカ)のデスクには、休憩や待ち合わせなどに利用できるラウンジが併設されています。dカード会員であればラウンジを無料で利用できます。ラウンジでは、ソフトドリンクの無料サービスやWiFi接続サービス、携帯電話の充電などが行えます。
海外緊急サービス
緊急(カード)サービス
海外でdカードを紛失・盗難した場合に暫定的なクレジットカードを発行してくれます。発行されたクレジットカード(緊急カード)は、現地まで届けてくれます。
緊急(カード)サービスの利用には11,000円(税込)必要です。帰国後、改めてクレジットカードを再発行する場合は、再発行手数料1,100円(税込)が必要です。
緊急(キャッシュ)サービス
財布などが紛失・盗難などにあった場合に、1,000米ドル相当額以内の現地通貨をキャッシュサービスとして用意してくれます。別途キャッシュサービスの利息がかかります。
海外では、現地通貨を保有しているのとしていないのでは安心感が全然違います。緊急(カード)サービスとあわせて利用すれば二重で安心できます。
dカードのデメリット
旅行傷害保険が付帯していない
年会費無料なので国内の旅行傷害保険が付帯していないのは仕方ありませんが、せめて海外旅行傷害保険は付帯していてほしいところです。
年会費無料であっても海外旅行傷害保険が付帯しているカードはそこそこ多いです。海外ではちょっとした怪我や病気であっても想像のはるか上の金額が請求される場合があります。
dカード GOLDであれば旅行傷害保険が付帯しているため、気になる人は、dカード GOLDを発行しましょう。
まとめ
個人的にはドコモ利用者以外は「dカード」、ドコモ利用者は「dカード GOLD」をおすすめします。dポイントはローソンやファミリーマートなどで1ポイント1円として利用できて利便性の高い便利なポイントです。
ドコモ利用者はもちろんドコモ利用者以外の方も、dカードを保有してdポイントをお得にためましょう!