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dカードケータイ補償の内容・条件・注意事項・ケータイ補償サービスとの違いを解説

画面割れ(画面破損)したスマートフォン

dカード」または「dカード GOLD」には、dカードケータイ補償という特典が無料で付帯しています。dカードケータイ補償の補償をうけるには条件があり、条件を満たさない場合は補償をうけられません。

この記事では、dカードケータイ補償の内容や適用条件・注意事項・ケータイ補償サービスとの違いなどについて解説します。

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dカードケータイ補償とは

dカードケータイ補償とは、利用中の携帯電話端末が、購入から1年以内(dカード GOLD会員は3年以内)に、偶然の事故により紛失・盗難または修理不能(水濡れ・全損等)となってしまい、新たに同一機種・同一カラーの携帯電話端末をドコモショップ等で、契約中のdカードを利用して購入した場合に購入費用の一部を補償する、dカードの会員向けの特典です。

なお、補償にあたり、所定の審査があります。

同一機種・同一カラーの携帯電話がない場合はドコモ指定の端末になります。

補償内容と補償条件

dカードケータイ補償が適用されるには、以下の条件を満たす必要があります。

  • 事故発生時点でdカードの契約・入会が完了していること
  • 紛失または盗難、修理不能(水濡れ・全損など)であること
  • dカードは購入から1年以内、dカード GOLDは購入から3年以内であること
  • 新端末をドコモショップ等で、dカードを利用して購入すること

別途、補償にあたり、所定の審査がありますが、基本的には上記の条件を全て満たせば補償されます。なお、事故発生時点でdカードの契約・入会が完了していればOKであることから、トラブル発生前にdカードに入会すれば補償の対象になります。

  • 補償対象:端末購入 ⇒ dカード入会 ⇒ トラブル発生
  • 補償対象外:端末購入 ⇒ トラブル発生 ⇒ dカード入会

dカードケータイ補償の対象は、紛失または盗難、修理不能(水濡れ・全損など)であることから、修理可能な画面割れ(画面破損)は、dカードケータイ補償の適用対象外になります。

「dカード」および「dカード GOLD」の補償金額はそれぞれ以下の通りです。

  • dカード:10,000円
  • dカード GOLD:100,000円

通常の「dカード」だと、補償金額は最大1万円と低いため、正直補償としては微妙です。dカード GOLDなら10万円まで補償してくれるため安心です。

実際に補償されることが決定した場合は、会員のdカード利用代金から補償相当額を減額することで補償されます。

ちなみに、上記の補償金額は、新端末の購入金額を補償してくれるものです。

基本的には、新端末は一括で購入することをおすすめします。

個別購入あっせん契約または割賦販売契約を締結して新端末を購入すると、頭金の金額および事務手数料の金額しか補償の対象になりません。つまり月々の分割支払金は、補償の対象外になります。

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補償の手続き

実際に補償してもらうには、 「事故報告書(兼)補償金請求書」に必要事項を記入して、dカードでのご利用控え他必要な書類を添付して、事故発生から60日以内にdカードセンターヘ送る必要があります。

事故の状況により、別途以下の手続き、届けが必要です。

紛失・盗難の場合

以下の手続き、届けが必要です。

  • 利用中の携帯電話番号の利用中断手続き
  • dカードの利用中断手続き
  • 警察署への届け(遺失届、盗難届)

火災による焼失の場合

以下の手続き、届けが必要です。

  • 消防署等公的機関への届け(罹災届)

修理不能(水濡れ・全損等)の場合

以下の手続き、届けが必要です。

  • ドコモショップ等の故障修理窓口担当者による修理不能な状態であることの確認、端末の回収

ドコモショップに行くときは、来店予約してから行くことをおすすめします。予約せずに行くと、数時間待ち時間が発生する場合があります。

公式サイト 来店予約 | ドコモショップ

Apple製品を利用の場合

以下の手続き、届けが必要です。

  • Apple正規プロバイダまたはAppleStoreで故障修理不能であることを確認し、補償対象外修理サービスで端末交換を行った旨の記載がある書面の写しが必要
  • Apple正規サービスプロバイダまたはAppleStoreで故障修理受付が不可能な場合は、ドコモショップで新しい携帯電話端末(同一機種・同一カラー)を購入し、その代金をdカードで支払った場合のみ補償対象になります。
  • Apple正規サービスプロバイダまたはAppleStoreで故障修理受付が可能な場合は、ドコモショップで新しい携帯電話端末を購入しても、補償対象外になります。

補償対象にならない損害等

dカードケータイ補償規約には、補償対象にならない損害として、以下の8つをあげています。

  1. 会員もしくは法定代理人の故意・重過失または法令違反によって生じた事故による損害。
  2. 直接であると間接であるとを問わず、戦争・外国の武力行使・革命・政権奪取・内乱・武装反乱その他これらに類似の事変または暴動(本規約においては、群衆もしくは多数の者の集団行動によって、全国もしくは一部の地区において著しく平穏が乱され、治安維持上重大な事態と認められる状態をいいます)によって生じた事故による損害。
  3. 放射線照射または放射能汚染による損害。
  4. 直接であると間接であるとを問わず、地震・噴火・津波・洪水・台風・暴風雨・豪雨・高潮その他風水災によって生じた事故による損害。
  5. 補償金額を詐取する目的で偽装された事故による損害。
  6. 会員、その家族、同居人又は代理人など会員と同視すべき方の故意によって生じた事故による損害、または会員が貸与もしくは保管の依頼をした者の故意によって生じた事故による損害。
  7. 故障修理を行った場合の故障修理代金。
  8. 対象端末がドコモショップ等、または当社若しくは製造メーカーにより故障修理可能であると判断された場合における新端末の購入代金。

上記規約の5に記載されている通り、わざと端末を修理不可の状態にして補償を受けようとする行為は禁止されていますので、悪用しないようにしましょう。

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dカードケータイ補償とケータイ補償サービスの違い

ドコモには、月額363円~1,100円(税込)で誰でも加入できる「ケータイ補償サービス」があります。加入する場合は、対象機種の購入日を含め、14日以内に申込む必要があります(申込時点で機種がトラブルに遭っていないこと)。

ケータイ補償サービスでは、主に以下のようなサービスをうけられます。

  1. 交換電話機の提供
  2. 修理代金のサポート
  3. ケータイデータ復旧代金の割引

ケータイ補償サービスの月額料金は以下の通りです。

対象機種月額料金(税込)
スマートフォン、タブレット①550円
②825円
③1,100円
ドコモ ケータイ④363円

「dカードケータイ補償」と「ケータイ補償サービス」は名前が似ていることもあり混同しがちですが、それぞれを比較すると以下のような違いがあります。

 dカードケータイ補償ケータイ補償サービス
月額利用料金dカード保有で無料付帯①550円(税込)
②825円(税込)
③1,100円(税込)
④363円(税込)
利用可能期間dカード:1年間
dカード GOLD:3年間
契約期間中ずっと
利用可能回数1年間に1回まで1年間に2回まで
紛失・盗難
修理不能
※修理代金のサポート
補償金額(最大)

dカード:1万円
dカード GOLD:10万円
※交換電話機の提供
自己負担金

①7,500円
②11,000円
③11,000円
④5,000円
修理可能対象外自己負担金(上限)
iPhone以外:3,000円
iPhone:5,000円

基本的にはケータイ補償サービスの方が補償範囲は広いですが、機種によっては毎月最大1,100円のかかるのが悩みどころです。

ただし、ケータイ補償では修理可能な場合でも最大5,000円の自己負担金で修理してもらうことができるのは大きなメリットです。

ケータイ補償サービスを解約すると次に機種を購入するときまで、ケータイ補償サービスに再加入することはできません。

公式サイト ケータイ補償サービス | NTTドコモ

まとめ

dカード GOLDを持てば「ケータイ補償サービス」に加入している意味がなくなるので解約してもOKかというと半分正解で半分不正解です。個人的には、既に「ケータイ補償サービス」に加入しているのであれば解約する必要はないと思っています。

「dカードケータイ補償」と「ケータイ補償サービス」は、補償の内容が異なるため、別サービスとして考えた方が良いです。

一つの基準として、修理可能時の補償の有無で考えればよいと思います。

繰り返しになりますが、「dカードケータイ補償」は、修理不能の場合のみしか補償されません。一方の「ケータイ補償サービスは」、修理可能・不能に関わらず補償をうけられます。ただし、月額費用が毎回かかるというデメリットがあります。

とはいえ、dカード GOLDなら年会費が11,000円(税込)必要なものの保有するだけで自動的にdカードケータイ補償が付帯するのでお得感があります。万が一のためにdカード GOLDを保有しつつ、必要であれば「ケータイ補償サービス」にも加入するというスタイルをおすすめします。

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