ヒルトン東京ベイには、特定の条件を満たした人だけが利用できる「セレブリオラウンジ(エグゼクティブラウンジ)」があります。
セレブリオラウンジでは、ソフトドリンクやコーヒー・紅茶などのドリンクが飲み放題で、ちょっとしたお菓子なども食べ放題です。また、カクテルタイムでは軽食やアルコールの提供もあります。
セレブリオラウンジ利用できれば、ホテルでの滞在時間を有意義に過ごすことができます。
この記事では、ヒルトン東京ベイのセレブリオラウンジを実際に利用した経験をもとに解説していきます。
目次
セレブリオラウンジの場所と利用条件
一般的にラウンジは、高層階(特に最上階)にある場合がほとんどですが、ヒルトン東京ベイのセレブリオラウンジは、1階にあります。
ラウンジの入り口付近には大きなリング状のオブジェがあります。
トイレはセレブリオラウンジ内にはありませんが、同じ1階にあります。
セレブリオラウンジの利用条件は以下の通りです。
- セレブリオラウンジアクセス特典のある部屋の宿泊者
- ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員
セレブリオラウンジアクセス権がついている部屋は以下の通りです。
通常は、高価なセレブリオラウンジアクセス権の付いた部屋の宿泊者しか利用できませんが、ヒルトン・オナーズのダイヤモンドは同伴者1名まで無料で利用できます。
なお、6歳未満の子供は無料です。
セレブリオラウンジの営業時間は、7:00~22:00です。
各時間帯でのサービスは以下の通り。
- 7:00~10:00:朝食サービス
- 10:00~22:00:ドリンク・オールデイスナックサービス
- 17:00~19:00:イブニングカクテルサービス(コールドオードブル中心)
セレブリオラウンジの雰囲気
セレブリオラウンジは、光り輝くさざなみをテーマに、ゆったりとしたラウンジ空間を仕切るスクリーンや天井から吊るされたペンダントライト、床のカーペット等それぞれが、さざなみのゆらぎがモチーフとなっています。
同じオフィシャルホテルのシェラトングランデ東京ベイのクラブラウンジは、最上階の12階にあるためディズニーランドやディズニーシー、ディズニーリゾートラインの往来を眺めることができ、夜になるとディズニーの花火も鑑賞できます。
セレブリオラウンジは、1階にあるので景色は何も見えませんが、テラス席があるので夏場だと外で気持ちよくビールを飲むこともできます。
セレブリオラウンジの提供サービス
セレブリオラウンジでは、以下のようなサービスをうけられます。
- 専用ラウンジでのチェックイン・チェックアウト
- 朝食サービス
- ドリンク・オールデイスナックサービス
- イブニングカクテルサービス(コールドオードブル中心)
上記のサービスについてそれぞれ解説します。
専用ラウンジでのチェックイン・チェックアウト
セレブリオラウンジ利用者は、ラウンジ内でチェックイン・チェックアウトできます。
通常のチェックインは、立ったままチェックしなければならないのですが、ラウンジ内では座ったままチェックイン・チェックアウトできます。
ただ、ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員とゴールド会員なら、いつでも座ったままチェックインできます。
朝食サービス(7:00~10:00)
セレブリオラウンジの朝食は、2022年頃からようやく復活しましたのですが、土日だけしか開放しておらず私も利用したことがありません。
ただ、セレブリオラウンジ利用者は、ザ・スクエアで朝食を無料で食べられました(ザ・スクエアは一般の宿泊者も利用する朝食会場です)。
ドリンク・オールデイスナックサービス(10:00~22:00)
ドリンク・オールデイスナックサービスでは、ドリンク飲み放題&スナック食べ放題です。
ホテルによっては、終日お酒を飲めるラウンジもありますが、ヒルトン東京べイでは、お酒の提供はカクテルタイムのみです。
いつでも以下のソフトドリンクが飲み放題です。
コーヒーはネスプレッソ、紅茶は本場インド産の高品質なプリミアスティーブランドです。それぞれ豊富な種類から選択できます。
コーヒーは、ネスプレッソのコーヒーメーカーで淹れます。
スナックは、プレッツェル、グミ、クッキーが食べ放題です(※時期によって内容が異なる場合があります)。
私の場合、お菓子とコーヒーの組み合わせで永遠とダラダラ食べ続けられるので、ラウンジを頻繁に利用するとすぐに太ります。
イブニングカクテルサービス(17:00~19:00)
ヒルトン東京べイでは、お酒や軽食を無料で楽しめるイブニングカクテルサービス(カクテルタイム)という時間帯があります。
イブニングカクテルサービスで提供される軽食が夕食の代わりになれば、夕食代が浮くので節約になります。
結論から言うと、ヒルトン東京べイのイブニングカクテルサービスで提供される軽食は夕食の代わりになります。
ただ、1点悩ましい点があるとすれば、カクテルタイムの時間帯が17:00~19:00ということです。純粋にホテルステイを楽しむのであれば問題ありませんが、チェックイン当日に「ディズニーランド」や「ディズニーシー」に遊びに行く場合、以下のいずれかの選択に迫られます。
- カクテルタイムを諦めてディズニーで遊ぶ
- カクテルタイムの時間帯だけホテルに戻り、その後ディズニーに戻る
- ディズニーを早めに切り上げてカクテルタイムを楽しむ
我が家の場合は、当日のパークの混雑状況や子供の状態(疲労度)などを考慮して総合的に判断しています。イブニングカクテルサービスは、セレブリオラウンジアクセス権さえあれば、特に予約しなくても利用できるので、当日の状況に応じて臨機応変に対応できます。
イブニングカクテルサービスの時間帯は、軽食がビュッフェ形式で提供されます。
食事だけでなく、デザートも用意されています。
飲み物は、ソフトドリンクだけでなくワインやシャンパン、蒸留酒(ウイスキー等)、ビールなどのお酒も飲み放題になります。
ヒルトン東京べイは、東京ディズニーリゾート内にあるため、イブニングカクテルサービスの時間帯でも多くのファミリーが訪れるので一般的なラウンジと比較すると騒がしいです。
静かなラウンジだと小さな子供がいると親がゆっくり食事できない場合が多々ありますが、ヒルトン東京ベイのセレブリオラウンジだと子連れも多いのでストレスなく食事を楽しめます。
まとめ
ヒルトン東京ベイのセレブリオラウンジは、イブニングカクテルサービスの軽食が充実しています。家族連れが多く利用しているので子連れでも安心して利用できます。
また、営業時間内であればソフトドリンク・コーヒー・紅茶が飲み放題で、イブニングカクテルサービスでは、ビール・ワイン・ウイスキーなどのお酒も楽しめます。
セレブリオラウンジの利用条件を再掲しておきます。
- セレブリオラウンジアクセス特典のある部屋の宿泊者
- ヒルトン・オナーズのダイヤモンド会員
上級会員を目指すのであれば、まずは無条件でゴールドの会員資格を取得できる以下のいずれかのカードを作ることをおすすめします。
ヒルトン・オナーズ・ゴールド会員になるとヒルトン東京ベイで、以下のような特典をうけられます。
- 会員専用カウンター(1階)
- ボーナスポイントの加算(+80%)
- レイト・チェックアウト(14時まで)
- スタンダードWi-Fi無料
- 客室アップグレード(スイート除く)
- 以下のいずれかを選択
- 1滞在につき1,000ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント
- 滞在中の朝食無料
- 駐車場無料(出発日の15:30まで)
各カードの違いは、以下の比較表の通りです。
カード名 | ヒルトンアメックスカード | ヒルトンアメックスプレミアムカード | アメックス・プラチナ・カード |
---|---|---|---|
デザイン | |||
年会費 | 16,500円(税込) | 66,000円(税込) | 165,000円(税込) |
家族カード | 1枚目無料 2枚目以降6,600円 上級会員資格なし | 3枚目まで無料 4枚目以降13,200円 上級会員資格なし | 4枚まで無料 上級会員資格あり |
ポイント | ■通常での利用 100円=2ポイント ■ヒルトンでの利用 100円=3ポイント | ■通常での利用 100円=3ポイント ■ヒルトンでの利用 100円=7ポイント | 100円=1ポイント |
カード 更新特典 ※1 | 1泊無料 ※150万円以上の利用で | 最大2泊無料 1泊目:無条件 2泊目:300万円以上の利用で | フリー・ステイ・ギフト |
ホテル ステータス | ヒルトン:ゴールド | ヒルトン:ゴールド ※200万円以上の利用でダイヤモンド | ヒルトン:ゴールド マリオットボンヴォイ:ゴールド Radisson Rewards:Premiumステータス SEIBU PRINCE CLUB:プラチナ |
HPCJ ※2 | 初年度年会費 10,000円(税込) | 初年度年会費 無料 | ー |
※1:ヒルトン・オナーズ カードとヒルトン・オナーズ プレミアムカードの無料宿泊特典は、金土日の夜の宿泊に利用できるウィークエンド無料宿泊特典です(月-木曜日の宿泊には利用不可)。
※2:ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの略で、年会費は通常25,000円(税込)
ヒルトンアメックスカードとヒルトンアメックスプレミアムカードの違いについては以下の記事で詳細に解説しています。
低コストでステータスを保持するなら、ヒルトンアメックスカードがおすすめです。
1月から12月の1年間で合計200万円以上利用するのであれば、最上級ステータスの「ダイヤモンド」を取得できるヒルトンアメックスプレミアムカードの保有を検討する価値があります。
アメックスのプラチナ・カードは、年会費が高額ですがヒルトン・オナーズだけでなくマリオットボンヴォイのゴールドエリート会員、SEIBU PRINCE CLUBのプラチナメンバーにも無条件でなれます。
家族カードを発行すれば家族全員が上級会員になれます(SEIBU PRINCE CLUBは除く)。
またプラチナ・カードの家族カードは、グリーン、ゴールド、プラチナの3種類からデザインを選べるのも地味に嬉しいポイントです。
他にもプラチナ・カードには「プラチナ・コンシェルジェ・デスク」や「2 for 1ダイニング by 招待日和」「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」「アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション」など特典が満載です。
あとやっぱりメタルカードは、カッコいいです。
アメックスの審査は、通称10秒審査と言われており一瞬(10~60秒)で結果が出ます。以下は、私が実際にアメックス・プラチナ・カードに申し込んでから届くまでの記事です。
ぜひ、ヒルトンの上級会員になって、ヒルトン東京ベイにお得に宿泊しましょう!