※ 本記事はプロモーションを含みます

アメックス京都特別観光ラウンジ利用レポ!対象カード・同伴者・特典を解説【高台寺塔頭 圓徳院】

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」の看板

高台寺塔頭 圓徳院(こうだいじたっちゅう えんとくいん)アメックス京都特別観光ラウンジというアメックスの上級カード会員が利用できるラウンジがあります。

圓徳院は、豊臣秀吉の妻、北政所ねねが晩年を過ごした地です。

周辺のショップには、ねねや秀吉のオリジナルTシャツなんかも販売されています。

ねねと豊臣秀吉のTシャツ

圓徳院の拝観券売場で、対象のアメックスカードを提示すると以下のサービスをうけられます。

  • 高台寺塔頭 圓徳院 客殿(旧 京都特別観光ラウンジ)を無料で利用
  • 圓徳院書院・知客寮にてお茶の接待
    • ※宇治茶、梅湯、昆布茶、香煎茶など日よって変わります
  • 夏季期間中は、冷たい麦茶、冷やし飴
  • 圓徳院の拝観無料(通常は大人500円)
  • 高台寺掌美術館の拝観割引
  • 高台寺の駐車場1時間無料サービス
  • 同伴者(2歳以上)3名まで利用可能

今回は実際にアメックス京都特別観光ラウンジを利用してきたので実体験をもとに写真付きで紹介したいと思います。

アメックス京都特別観光ラウンジを利用できる対象カード・同伴者

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」の受付と出入口マップ

アメックス京都特別観光ラウンジを利用できるのは、以下のアメックスカード保有者のみです。会員1名につき、同伴者(2歳以上)も3名まで利用できます。例えば、本会員の夫と家族会員の妻がそれぞれカードを持っていれば、家族8人まで利用することも可能です。

  • アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード ※招待制
  • アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード
  • ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード

※スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPGカード)は、2022年2月24日(木)にMarriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに変わりました。

対象外カード
アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カード
アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・プレミア・カード
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
ペルソナSTACIA アメリカン・エキスプレス・カード
アメリカン・エキスプレス・ブルー・カード
アメリカン・エキスプレスのコーポレート・カード
その他一部提携カード

アメックス京都特別観光ラウンジを利用する場合は、必ず実物の対象カードを提示する必要があります。私が行った時は、アメックス・プラチナ・カードを係りの方にチラッと提示しただけで有効期限や署名欄の確認は特にありませんでした。

アメックス京都特別観光ラウンジの場所・行き方

アメックス京都特別観光ラウンジは、高台寺塔頭 圓徳院内にあるので圓徳院を目指せばOKです。私は過去に紅葉の時期に車で行ったことがあるのですが、道路も駐車場も混雑し過ぎて、結局諦めて帰ったという悲しい過去があります。

そのため、公共交通機関を利用して行くことをおすすめします。ただ、常に混雑しているというわけではないので「夜間特別拝観」「桜・紅葉の季節」「大晦日」といったイベントの日を外せば、車で行っても大混雑に巻き込まれることはないかと思います。

公共交通機関を利用する場合の主要な駅からの徒歩は以下の通りです。

  • バス停「東山安井」:徒歩7分
  • 京阪 祇園四条駅から:約10分
  • 阪急 京都河原町駅から:約15分
  • 京都駅から:約20分

アメックス京都特別観光ラウンジまでの地図は以下の通りです。

ここからは、もう少し詳細に行き方を解説します。

1.有名な観光名所である「ねねの道」を南から北に向かって歩くと、左手に「圓徳院」の入口が見えてきます。ただ、こちらは一般利用者の入口なので無視してさらに進みます。

高台寺塔頭 圓徳院の入口

2.しばらく進むと左手にアメックスの京都特別観光ラウンジと書かれた円の形をした入口が見えてきます。

ねねの道沿いにあるアメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」への入口アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」の看板

3.円の入口から突き当りまで直進します。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」に続く円形の入口アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」に続くねねの小径 あられこぼし

4.突き当りを右に進めば、左手に竹の柵が見えてきます。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」の入り口前のねねの小径

5.柵のすぐ横には、「京都特別観光ラウンジ」と書かれた木製の大きな看板があります。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」の入口にある看板

京都特別観光ラウンジの入口雰囲気は、以下のような感じです。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」の入口全体の雰囲気

写真だけ見ると田舎のおばあちゃんの家のような雰囲気です。私が行った時は、誰もいなかったので、少し不安になりました。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」の入口の雰囲気

誰もいない場合は、入口に置かれている小さな鐘を鳴らせば、係りの方が案内してくれます。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」入口にある鐘

あとは、備え付けの紙袋に靴を入れてラウンジに入ります。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」にある靴を入れる紙袋

アメックス京都特別観光ラウンジの雰囲気

私がアメックス京都特別観光ラウンジに行った日は、大きく分けて以下の3つの部屋を確認できました。

  • 絨毯が敷かれた和室
  • 木の机や掛け軸のある和室
  • テーブル席

絨毯が敷かれた和室です。ここの席からは、庭が良く見えます。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」

木の机や掛け軸のある和室です。立派な木の机がとても印象的です。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」の雰囲気アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」にある木製のテーブル

団体でも利用できるテーブル席もあります。こちらは、椅子がソファー風になっています。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」のテーブル席

実際には、もっと部屋があるかもしれませんが、私が確認できたのは3つだけでした。

アメックス京都特別観光ラウンジのお茶・茶菓子

アメックス京都特別観光ラウンジでは、お茶と茶菓子を無料で頂けます。

お茶は、宇治茶、梅湯、昆布茶、香煎茶など日よって変わります。夏季期間中は、冷たい麦茶、冷やし飴が提供されます。

私が行った時は、お茶は「昆布茶」、茶菓子は「味三昧 花小梅(ひと口大にカットされた棒菓子)」でした。

お茶は豪華な湯呑で提供されます。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」で提供された昆布茶(蓋あり)とお茶菓子と庭園

庭を眺めながら飲むお茶は格別でした。

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」で提供された昆布茶とお茶菓子と庭園アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」で提供された昆布茶アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」で提供されたお茶菓子

高台寺塔頭 圓徳院の拝観料無料

アメックス京都特別観光ラウンジを利用した後は、高台寺塔頭 圓徳院を無料で拝観できます。 圓徳院の公式サイトでは、見どころとして以下の4つを紹介しています。

  • 北庭(ほくてい)
  • 南庭(なんてい)
  • 長谷川等伯の障壁画
  • 室中襖絵「白龍」

特に北庭は、国指定名勝にも指定されており、圓徳院最大の見どころといえます。

南庭(なんてい)は、キレイに手入れされているコンパクトな庭です。季節によって紅葉やもみじが咲き、夜間特別拝観時には、ライトアップされます。

高台寺塔頭 圓徳院の南庭(なんてい)高台寺塔頭 圓徳院の南庭(なんてい)の雰囲気 高台寺塔頭 圓徳院の南庭(なんてい)前にある襖絵 高台寺塔頭 圓徳院の南庭(なんてい)前にある襖絵と募金箱

南庭のすぐ近くには、写経体験・写仏体験できる部屋もあります。

高台寺塔頭 圓徳院の写経部屋

長い廊下からは、ねねの小径(こみち)を眺められます。

高台寺塔頭 圓徳院の廊下 高台寺塔頭 圓徳院にあるねねの小径の説明 高台寺塔頭 圓徳院から眺めるねねの小径

襖絵も豪華で美しいです。

高台寺塔頭 圓徳院にある襖絵

宗旦狐(そうたんぎつね)の置物もありました。

高台寺塔頭 圓徳院にある宗旦狐(そうたんぎつね)の置物

そして、最後に圓徳院の最大の見どころ「北書院・北庭」です。

高台寺塔頭 圓徳院の北書院・北庭(ほくてい)全体の雰囲気

北庭のように多数の巨岩大岩がふんだんに置かれている庭は珍しいようです。

高台寺塔頭 圓徳院の北庭(ほくてい) 高台寺塔頭 圓徳院の北庭(ほくてい)

北書院には、掛け軸が3つ飾られています。

高台寺塔頭 圓徳院の北書院・北庭(ほくてい)に飾られている掛け軸

北庭の解説も置かれています。

高台寺塔頭 圓徳院の北庭(ほくてい)の解説

アメックス京都特別観光ラウンジまとめ

アメックの高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」全体の雰囲気

アメックス京都特別観光ラウンジは、対象カードを保有していない場合は、お金を払っても利用することはできません。利用できるのは以下のカード保有者だけです。

カード名年会費
(税込)
アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード ※招待制385,000円
アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード165,000円
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード165,000円
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード31,900円
アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード36,300円
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード66,000円
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード49,500円
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード34,100円
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード165,000円
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード28,600円

年会費だけを考えるのであれば、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードがおすすめですが、航空系ならANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードでもアメックス京都特別観光ラウンジを利用できます。

アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードは、年会費31,900円と一般的なゴールドカードと比較すると高額ですが、年に1回継続特典としてスターバックスのドリンクチケット3,000円分や、国内対象ホテルで2泊以上の予約の際に使える15,000円クーポンのプレゼントがあります。

メタルカードに興味がある人は、アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カードがおすすめです。プラチナ・カードは、年会費が165,000円と高額ですが特典が豊富です。年1回対象のホテルに無料で宿泊できますし、4つのホテルグループ(ヒルトン・オナーズマリオットボンヴォイ、ラディソンリワード、SEIBU PRINCE CLUB)の上級会員に無条件でなれます。

ホテル宿泊をメインに利用するなら以下の2つのカードがおすすめです。

  • ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
  • Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
    • マリオットボンヴォイのゴールドエリートを無条件に獲得
    • 年間合計400万円以上の利用でマリオットボンヴォイのプラチナエリートを獲得
    • 年間合計150万円以上の利用で無料宿泊をプレゼント
    • 毎年のカード継続時に15泊分の宿泊実績プレゼント
    • 100米ドルのプロパティクレジット

現在、対象カードを持っていない人は、ぜひ対象のアメックスカードを手に入れてアメックス京都特別観光ラウンジを利用してみてください。

わざわざラウンジ目的で行く必要はありませんが、高台寺周辺を観光するのであれば、立ち寄る価値のあるラウンジです(圓徳院の拝観料も無料になりますし)。

ちなみに京都には、JCBとダイナースクラブの上級カード会員が利用できるラウンジもあります。対象カードの保有者は、利用する機会があればぜひ利用してみてください。