幸楽苑ホールディングスの株主優待の内容・取得方法・使える店・使い方について解説していきます。
幸楽苑ホールディングスについて
株式会社幸楽苑ホールディングスは、らーめん店「幸楽苑」の国内及び海外におけるチェーン展開を行うグループ会社の経営管理を行っている企業です。東証一部に上場しています。会社の創業は1954年9月22日、設立は1970年11月11日です。本社は福島県郡山市田村町上行合字北川田2番地1にあります。
幸楽苑の社名の由来は以下の通りです。
- 現会長が若き日に東京で修行した中華料理店が「幸楽飯店(コウラクハンテン)」だった
- 近くに「後楽園球場(コウラクエンキュウジョウ)」があった
- 住み込み宿舎が「新宿御苑(シンジュクギョエン)」の近くであった
3つの願い(社名の誕生)
- 来店されるお客様全員が幸せに楽しく食事ができるお店になって欲しい
- 後楽園球場の様に知名度が高くて多くのお客様に愛される お店になって欲しい
- 多くのお客様が集まる場所(苑)になって欲しいという
上記の3つの願いから、 「幸楽苑」という社名になりました。
そんな「幸楽苑」には、3種類の店舗形態が存在しています。なお店舗によっては24時間営業しています。
- 健康志向:東日本を中心に白と緑の看板で店舗展開している、味噌野菜らーめんが看板メニューの店舗
- 多様性:千葉県と神奈川県のフードコートに店舗展開している「幸楽苑エクセレント」
- 地域化:黄色の看板で店舗展開している地域性を重視したメニュー・味にこだわり日本全国を6地区に分け地域に根ざした店作りに取り組んでいる店舗(地域限定メニューもあり)
幸楽苑では、らーめん「幸楽苑」だけでなく、「いきなり!ステーキ」や「焼肉ライク」とFC契約を結び、店舗を展開しています。
株主優待の取得方法(権利確定日・保有株式数)
幸楽苑ホールディングスの権利確定日は3月末です。
株主優待は、100株(1単元)以上の株式を保有する株主を対象に贈呈されます。
つまり3月末の権利付き最終日(=権利確定日の2営業日前)に現物株式を100株(1単元)以上保有していれば株主優待をゲットできます。
株主優待の内容
株主は年1回、保有株式数に応じて株主優待券(食事券)またはコシヒカリのいずれかを選択できます。
株主優待券(食事券)またはお米(コシヒカリ)
保有株式数によってもらえる「株主優待券(食事券)またはお米(コシヒカリ)」は次の通りです。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 2,000円相当の食事券 |
500株以上 | 10,000円相当の食事券 または お米 5kg |
1,000株以上 | 20,000円相当の食事券 または お米 10kg |
株主優待券は以下の店舗で利用できます。
- 幸楽苑の全店舗
- いきなりステーキ(幸楽苑HDの運営店舗)
- 焼肉ライク 松戸南花島店
株主優待券が使える「いきなりステーキ」の店舗は以下の通りです。
株主優待券の有効期限は、発行日から1年間有効(翌年6月30日まで)です。
いつ届く?実際に到着したのでレビュー
3月末に取得した権利確定日の株主優待券が届いたのが6月24日なので、株主優待の権利を取得してからおよそ3ヶ月で届いたということになります。
封筒を開封すると株主様ご優待券と書かれた封筒が入っています。
株主様ご優待券と書かれた封筒を開封すると「株主様ご優待券」が入っています。
株主様ご優待券です。
株主様ご優待券の裏面には、注意事項・有効期限が記載されています。
まとめ
幸楽苑ホールディングス(7554)の株主優待は、食事券です。500株以上の人であれば、お米を選択することもできます。
株主優待券を使える店は、幸楽苑だけでなく一部の「いきなりステーキ」、「焼肉ライク 松戸南花島店」でも使えます。
幸楽苑は、東日本エリアに数多く店舗展開しているものの西日本エリアでは、大阪と兵庫を除けば店舗展開されていません。
そのため、中四国地方や九州地方在住者は優待券の消費に苦労しそうです。500株以上であればお米と交換した方が良いかもしれません。
東日本エリアに在住している人は、優待券を問題なく消費できると思います。
株主優待は実質手数料だけでタダ取りが可能です。株主優待をタダ取りするならクロス取引(つなぎ売り)可能な証券会社の口座を開設する必要があります。株主優待のタダ取りができる証券会社は以下の通りです。
株主優待のタダ取り(クロス取引・つなぎ売り)の具体的な方法については以下の記事で解説しているので参考にしてください。