マツモトキヨシホールディングスの株主優待の内容・取得方法・使い方・使える店について、解説していきます。
マツモトキヨシホールディングスについて
株式会社マツモトキヨシホールディングスは、東証一部に上場している企業です。事業会社ではなく持株会社なので主な事業内容は、子会社の管理・統轄および商品の仕入・販売です。会社の設立は2007年10月1日です。本社は千葉県松戸市新松戸東9番地1にあります。
マツモトキヨシホールディングスのマークは、現在のマツモトキヨシの静的な“3羽の鳥”から、動的な“グループとして飛翔する成鳥”へ進化することをイメージしています。また、“せいちょう(成鳥)”には次の3つの意味があります。
- 誠聴:誠実にお客様の声をお聴きします。(誠聴は独自に意味づけした造語)
- 整調:美と健康の分野において、お客様の調子を整えます。
- 成長:上記2つをもって、マツモトキヨシホールディングスグループは成長します。
グループ経営理念に「1st for you.(あなたにとっての、いちばんへ。)」を掲げ、“美と健康の分野になくてはならない企業”を目指しています。
グループ会社は以下の通りです。
ドラッグストア・調剤事業 | |
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株式会社マツモトキヨシ | 株式会社ぱぱす |
株式会社マツモトキヨシ東日本販売 | 株式会社マツモトキヨシ九州販売 |
株式会社マツモトキヨシ甲信越販売 | 株式会社マツモトキヨシ中四国販売 |
株式会社マツモトキヨシファーマシーズ | 株式会社示野薬局 |
卸売・その他事業会社 | |
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株式会社マツモトキヨシホールディングス | 株式会社マツモトキヨシ |
株式会社マツモトキヨシホールセール | 株式会社エムケイプランニング |
株式会社マツモトキヨシアセットマネジメント | 株式会社マツモトキヨシ保険サービス |
株主優待の取得方法(権利確定日・保有株式数)
マツモトキヨシホールディングスの権利確定日は3月末と9月末です。
株主優待は、100株(1単元)以上の株式を保有する株主を対象に贈呈されます。
つまり3月末と9月末の権利付き最終日(=権利確定日の2営業日前)に現物株式を100株(1単元)以上保有していれば株主優待をゲットできます。
株主優待の内容
株主は年2回、保有株式数に応じて、株式会社マツモトキヨシホールディングスのグループ店舗で利用可能な商品券が贈呈されます。
株主優待券は、3月末日の株主には6月下旬、9月末日の株主には12月上旬に発送される予定になっています。
株主優待券(商品券)
保有株式数によってもらえる「株主優待券(商品券)」の金額は次の通りです。
保有株式数 | 優待内容 |
---|---|
100株以上 | 2,000円分(500円券×4枚) |
500株以上 | 3,000円分(500円券×6枚) |
1,000株以上 | 5,000円分(500円券×10枚) |
商品券は以下の店舗で利用できます。
店舗名 | 会社名(本社所在地) |
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マツモトキヨシ | 株式会社マツモトキヨシ (千葉県松戸市) |
Medi+マツキヨ | |
H&B Place | |
petit madoca | |
ヘルスバンク | |
ダルマ | 株式会社マツモトキヨシ東日本販売 (宮城県仙台市) |
マツモトキヨシ | |
ミドリ薬局 | 株式会社マツモトキヨシ九州販売 (福岡県福岡市) |
マツモトキヨシ | |
どらっぐぱぱす | 株式会社ぱぱす (東京都墨田区) |
ぱぱす薬局 | |
ファミリードラッグ | 株式会社マツモトキヨシ甲信越販売 (長野県長野市) |
ドラッグナカジマ | |
中島ファミリー薬局 | |
マツモトキヨシ | |
シメノドラッグ | 株式会社示野薬局 (石川県金沢市) |
マツモトキヨシ | |
くすりのラブ | 株式会社マツモトキヨシ中四国販売 (岡山県岡山市) |
くすりのラブ薬局 | |
マツモトキヨシ |
※上記店舗のうち、調剤薬局にて、医療機関より処方される処方薬には利用できません。
- 1回の会計で何枚も利用できます
- おつりはでません
- 有効期限はありません
いつ届く?実際に到着したのでレビュー
私が取得したのは9月末日の株主優待です。実際に株主優待が届いたのが12月4日なので、株主優待の権利を取得してからおよそ3ヶ月で届いたということになります。
封筒を開封すると「四半期報告書」と「株主優待商品券在中と書かれた封筒」が入っていました。
「株主優待商品券在中と書かれた封筒」を開封すると「株主優待商品券」が入っています。
株主優待商品券は1枚500円単位になっています。
株主優待商品券の裏面には、注意事項などが書かれています。
まとめ
マツモトキヨシホールディングス(3088)の株主優待は、株式会社マツモトキヨシホールディングスのグループ店舗で利用可能な商品券です。
マツモトキヨシ(通称:マツキヨ)の店舗は、和歌山県と高知県を除く全国45都道府県に店舗展開しています。そのため利用しやすい株主優待商品券であることは間違いありません。しかも株主優待商品券には、有効期限がないので急いで利用しなくても問題なしです。
1度の会計で何枚でも利用でき、最低利用金額もないので使いやすく、普段の生活で必要なティッシュや洗剤、常備薬などの購入に利用できるので購入したいものがないということもないはずです。近くにマツモトキヨシがある人には、おすすめの銘柄です。
株主優待は実質手数料だけでタダ取りが可能です。株主優待をタダ取りするならクロス取引(つなぎ売り)可能な証券会社の口座を開設する必要があります。株主優待のタダ取りができる証券会社は以下の通りです。
株主優待のタダ取り(クロス取引・つなぎ売り)の具体的な方法については以下の記事で解説しているので参考にしてください。