スシローグローバルホールディングスの株主優待の内容・取得方法について解説します。
スシローグローバルホールディングスについて
株式会社スシローグローバルホールディングスは、寿司レストランの経営を行っている東証一部に上場している企業です。会社の設立は、2015年3月です。
スシローグローバルホールディングスは、あくまでも持株会社です。スシローを実際に営業しているのは、株式会社あきんどスシローです。
スシローでは「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」を使命に掲げ、5つの約束をまもることで、お客様と会社と仲間が幸せになるという信念を持っています。
スシローの約束
- すしを愛し、お客様と仲間に感謝します
- 新鮮、清潔、工夫、スピード。すし屋の基本を守ります
- 「挨拶」と「ありがとう」のあふれる店にします
- 素直に話を聞き、最後まで行動します
- 地域に喜ばれる店をつくります
スシローは、2017年9月に国内全都道府県への出店を達成しており、2018年1月現在は480店舗を超えています。韓国などの海外にも店舗展開しており、今後の成長が期待されます。
株主優待の取得方法(権利確定日・保有株式数)
スシローグローバルホールディングスの権利確定日は3月末と9月末です。
株主優待は、100株(1単元)以上の株式を保有する株主を対象に贈呈されます。
つまり3月または9月の権利付き最終日(=権利確定日の2営業日前)に現物株式を100株(1単元)以上保有していれば株主優待をゲットできます。
株主優待の内容
株主は年2回、株式会社あきんどスシローが運営する全国のスシロー店舗で使える「株主優待割引券」がもらえます。
2017年9月までは、保有株式数に関わらず一律1,500円分の「株主優待割引券」の贈呈でした。2018年3月からは、株主優待制度の拡充ということで保有株式数によってもらえる金額(枚数)が大幅アップしています。最低でも2,000円分、最大で10,000円分もらえます。
株主優待割引券
2017年9月以前の株主優待
保有株式数に関わらずもらえる株主優待割引券の金額(枚数)は一律です。
保有株式数 | 贈呈金額(9月・3月) |
---|---|
100株以上 | 1,500円分(500円券×3枚) 内訳:平日限定割引券 1枚、全日利用可能割引券 2枚 |
2018年3月以降の株主優待
保有株式数によってもらえる株主優待割引券の金額(枚数)は次の通りです。
保有株式数 | 贈呈金額(9月・3月) |
---|---|
100~199株 | 2,000円分(500円券×4枚) 内訳:平日限定割引券 1枚、全日利用可能割引券 3枚 |
200~499株 | 4,000円分(500円券×8枚) 内訳:平日限定割引券 2枚、全日利用可能割引券 6枚 |
500株以上 | 10,000円分(500円券×20枚) 内訳:平日限定割引券 5枚、全日利用可能割引券 15枚 |
株主優待割引券は、全国のスシロー店舗で会計金額1,000円(税抜)ごとに1枚(500円)利用できます。他の割引券との併用も可能です。現金との引き換えはできません。
平日限定割引券は、平日のみ利用できます。
有効期限を超過してしまうと優待割引券は利用できません。
有効期限は、3月31日時点の株主は同年12月31日まで、9月30日時点の株主は翌年6月30日までです。
いつ届く?実際に到着したのでレビュー
私が株主優待を取得したのは、9月の権利月です。実際に株主優待が届いたのが12月25日なので、株主優待の権利を取得してからおよそ3ヶ月後に届いたということになります。
封筒を開封すると「配当金に関するご案内」と「株主通信」、「株主優待割引券」などが入っていました。
株主優待割引券(平日限定割引券1枚と全日利用可能な割引券2枚の計3枚)です。
株主優待割引券の裏面には、利用にあたっての注意事項などが記載されています。
株主通信です。事業報告などの内容が掲載されています。
まとめ
スシローグローバルホールディングス(3563)の株主優待は、寿司をお得に食べられる株主優待割引券です。
1,000円(税抜)ごとに1枚(500円)しか利用できないので使いにくさはありますが、家族で行けば優待割引券はあっという間になくなると思います。
ただ平日限定割引券は、めちゃくちゃ使いにくいですね。家の近くや会社の近くにスシローがあれば使えるかもしれませんが…。最悪の場合、使えないまま有効期限を迎えるということになる可能性もあります。
それでも寿司をお得に食べられるので、寿司好きの人にはメリット絶大の株主優待です。
スシローをお得に利用する方法は以下の記事で詳細に解説しています。
株主優待は実質手数料だけでタダ取りが可能です。株主優待をタダ取りするならクロス取引(つなぎ売り)可能な証券会社の口座を開設する必要があります。株主優待のタダ取りができる証券会社は以下の通りです。
株主優待のタダ取り(クロス取引・つなぎ売り)の具体的な方法については以下の記事で解説しているので参考にしてください。