東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのテラスルーム ピアッツァビュー(通称:ピアテラ)に宿泊してきたので、部屋の雰囲気などを写真付きで紹介します。
ホテルミラコスタは、ディズニーホテルの中でも予約難易度はトップクラスです。特にテラスルームやバルコニールームの予約は困難を極めます。予約開始後、1分未満で満室になるため予約するには根気強くチャレンジするかキャンセル拾いをする必要があります。
今回は、そんな大人気のテラスルーム(ピアッツァビュー)に宿泊してきたので眺望や部屋の雰囲気、アメニティなどを解説します。
目次
テラスルーム(ピアッツァビュー)の位置
テラスルームには、以下の4種類があります。
- テラスルーム(ヴェネツィア・サイド)
- テラスルーム(ピアッツァビュー)
- テラスルーム(ハーバービュー)
- テラスルーム(ハーバーグランドビュー)
ここでは、テラスルーム(ピアッツァビュー)の位置関係を中心に解説します。
テラスルーム(ピアッツァビュー)は、「半分屋根ありの5149号室」と「屋根なしの5153号室」の2部屋があります。
■半分屋根ありの5149号室、屋根なしの5153号室
個人的には、ドナルド通りやソアリン方面を間近で眺められる「5153号室」がおすすめです。5153号室は、シンデレ城や花火も見えます。
半分屋根あり(5149号室)と屋根なし(5153号室)
部屋によってそれぞれ特徴があるため「あたり部屋」や「はずれ部屋」というものは人によって異なります。各部屋の特徴(メリット・デメリット)は以下の通りです。
部屋番号 | 柵 | 花火 | 補足 |
---|---|---|---|
5149 | 細い | 見えない | 5153号室よりハーバーが良く見える |
5153 | 太い | 見える | ドナルド通りやソアリン方面を間近で眺められる唯一無二の客室 |
テラスルームが雨に弱いのは周知の事実ですが、その中でも「半分屋根ありの5149号室」は雨が降っても影響をうけづらい客室です。雨が降ってもテラスで朝食を食べることもできます。
結局当日の天気でおすすめが変わってしまいますが、晴れなら「屋根なしの5153号室」がおすすめです。
客室からの眺望(景色・夜景・ショー・花火)
テラスルーム(ピアッツァビュー)は、プロメテウス火山とソアリンを一番間近で見ることができる客室です。
ハーバーグリーティングやハーバーショーも鑑賞できますが、教会が視界を遮るためメディテレーニアンハーバーの全貌を見ることはできません。
日没が近くなると空と海が赤く染まり、昼とは違った美しさを堪能できます。
■閉園後の東京ディズニーシー
■開園前のディズニーシー
■早朝のバージ(船)調整
■ミッキー広場で行われるウェルカムグリーティング
ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス
テラスルーム(ピアッツァビュー)から見る夜のハーバーショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス」は、教会が視界を一部遮るため全貌を見ることはできませんが、雰囲気は十分に感じることができます。
花火
テラスルーム(ピアッツァビュー)の5153号室であれば、テラスの「くりぬき窓」から花火を鑑賞できます。
私が宿泊した時は、晴天でほぼ無風でしたが「上空の気流の影響」で花火は中止になりました。そのため実際に花火があがった写真はありませんが、花火があがる位置はビックサンダーマウンテンの真上あたりになります。
補足:リハーサルについて
ミラコスタのパーク側に宿泊した場合、閉園後や開園前のパークを眺められる以外に、リハーサルを見られる可能性があります。リハーサルが実施される場合はチェックイン時に「東京ディズニーシー ショープログラムリハーサル実施のお知らせ」といった案内が配布されます。配布された場合であっても実施されないこともあります。
客室アメニティ
テラスルーム(ピアッツァビュー)に入ると左側にクローゼット、右側にトイレがあります。
クローゼット内には、バスローブ、ハンガー、スリッパ、靴ベラ、セーフティーボックス、子ども用踏み台(ステップ)などが入っています。
テラスルーム(ピアッツァビュー)は、ドアなどで区切られているわけではありませんが、リビングと寝室で部屋が分かれています。リビングには、ソファー、テーブル、椅子、テレビなどが設置されています。
ディズニーキャラクターが描かれたタペストリーも飾られています。
リビングのテーブルには、客室特典として生花と花籠(ミッキーシェイプのチャーム付き)が置かれており、袋に入れて持ち帰ることができます。
ドリンクコーナーには、コップ、ティーカップ、アイスペール、電気ケトル、コーヒーメーカー、カプセルコーヒーがあります。
コーヒーメーカーは、とても静音性の高いUCCのドリップポッドなので子供が寝た後でも問題なく利用できます。
カプセルは全部で3種類で炭焼珈琲、アールグレイ紅茶、深蒸し静岡煎茶がそれぞれ3つずつ用意されています。砂糖とミルクもあります。
ドリンクコーナーの下には、ミネラルウォーターが入った冷蔵庫があります。
ドリンクコーナーのすぐ近くには、荷物置き場もあります。
寝室には幅160cmのダブルベッド、テレビ、加湿空気清浄機があります。テラスルーム(ピアッツァビュー)の定員は2名ですが、小学生以下の子供であれば添い寝2名まで可能なので最大4名まで同一料金で宿泊できます。
最大4名(うち添い寝2名)まで泊まれるのは良いのですが、幅160cmのダブルベッドに全員寝るのは非現実的です。感覚的には以下のようなイメージです。
- 子供が未就学:3人なら寝られるが4人は厳しい
- 子供が小学生の高学年:3人でも厳しい
3名以上で宿泊する時の救世主が寝袋です。我が家は、大定番ブランド「コールマン」のコージーII C10を購入しました。値段も手頃でおすすめです。今後テラスルームに3人以上で宿泊する予定があるなら1つは持っていても損はないです。
パナソニック製の加湿空気清浄機です。
テレビもパナソニック製で、「ディズニー・チャンネル」と「ディズニージュニア」を無料で楽しめます。リビングのテレビは壁掛け型でしたが、寝室のテレビは据え置き型です。
テレビ下の引き出しには、パジャマが入っています。
ベッド横には、電話、目覚まし時計、メモ帳、担当者の名前が書かれた本日のルームメイク担当カードが置かれています。
テラスへは、リビングと寝室どちらからでも出られるようになっています。テラスに通じる扉は防音性が高いので閉めるとパーク内の音を遮断してくれます。
テラス側から客室側に目を向けると以下のような感じで扉が2つあります。
テラスは広々としており開放感抜群です。屋根なしの5153号室は柵が太めですが小さな子供も柵の隙間から景色を見ることができます。
テラスは隣の5149号室との間に壁があるので、プライベートな空間は確保されています。5149号室の反対側は、くりぬき窓になっておりディズニーランド方面を眺められます。
バスルーム(トイレ・風呂・洗面)
テラスルーム(ピアッツァビュー)のトイレと風呂はそれぞれ別の部屋にあります。トイレはリビング、風呂は寝室です。
トイレは、ウォシュレット付きで洗面台付きという豪華仕様です。
テラスルーム(ピアッツァビュー)のトイレットペーパーには、ミラコスタの「M」のロゴが入っています。
テラスルーム(ピアッツァビュー)のバスルームは、シャワーブースと浴槽が別々になっているため、シャワーブースで体を洗って浴槽まで移動しなければならないので若干面倒です。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは、ディスペンサー式で中身は花王製品でした。
シャワーの水圧は弱めでした。
テラスルーム(ピアッツァビュー)のお風呂は、豪華なジェットバス(ジャグジーバス)になっています。
洗面台には、タオル、各種アメニティ、ハンドソープ、コップ、鏡が置かれています。
アメニティは全て持ち帰りOKです。缶ケースの中には、綿棒・コットン・シャワーキャップ・ヘアバンドが入っています。
スペチアーレ・ルーム&スイートの客室には、入浴剤と基礎化粧品セットも設置されています。化粧品セットは、東京ディズニーランド、東京ディズニーシーのオフィシャルスポンサーでもある富士フイルム株式会社のアスタリフトです。
洗面台の右側の引き出しにはドライヤーとヘアブラシ、左側の引き出しにはティッシュと子供用ハブラシが収納されています。ドライヤーは、コイズミのホテル用ヘアドライヤー「Silky Love」です。
客室特典
テラスルームの宿泊者は、以下の特典をうけられます。
- 朝食(ルームサービス or ベッラヴィスタ・ラウンジ)
- サローネ・デッラミーコを利用可能
朝食(ルームサービス or ベッラヴィスタ・ラウンジ)
ルームサービス | ベッラヴィスタ・ラウンジ |
---|---|
スペチアーレ・ルーム&スイートの宿泊者は、客室特典としてベッラヴィスタ・ラウンジでの朝食が付いていますが、スイートルームとハーバールーム、テラスルームの宿泊者は、ルームサービスでの朝食も選択できます。
ベッラヴィスタ・ラウンジとルームサービスでの朝食どちらであっても事前予約必須です。
ルームサービスでの朝食の注文受付は、TV画面から前日24:00まで行えます。
テラスルームに宿泊した場合は、絶対的にルームサービスの朝食をおすすめします。テラスに出てパークを眺めながら食べる朝食は幸せの一言に尽きます。
ベッラヴィスタ・ラウンジの朝食については、以下の記事で詳細に解説しています。
サローネ・デッラミーコを利用可能
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタには、スペチアーレ・ルーム&スイートの宿泊者だけが利用できる専用ラウンジ「サローネ・デッラミーコ」があります。
サローネ・デッラミーコでは、以下のサービスをうけられます。
- チェックイン/チェックアウト
- ラウンジでの飲み物の提供
サローネ・デッラミーコについては、以下の記事で詳細に解説しています。
宿泊者特典
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの宿泊者は、以下の特典をうけられます。
- 宿泊者のみ購入可能な限定グッズ「ディズニーホテル・エクスクルーシブ」
- スパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」を利用可能
宿泊者のみ購入可能な限定グッズ「ディズニーホテル・エクスクルーシブ」
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの宿泊者は、宿泊特典として「ディズニーホテル・エクスクルーシブ ぬいぐるみバッジ付きトートバッグ(10,000円)」を購入できます。
購入する場合は、ミッキーとミニーのぬいぐるみバッジ各1個とトートバッグをレジに持っていき、ルームキーまたはキーブックレットを提示します。
なお、他のディズニーホテルも宿泊すれば宿泊したホテル限定のグッズを購入できます。
東京ディズニーランドホテル宿泊特典 |
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ディズニーアンバサダーホテル宿泊特典 |
スパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」を利用可能
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタの宿泊者は、宿泊者限定のスパ&プール「テルメ・ヴェネツィア」を利用できます。屋外プールは夏期限定ですが、屋内プールは年中無休で営業しています。
受付でルームキーの提示が必要です。アプリのルームキーの提示でもOKですが、画面キャプチャはNGです。
テルメ・ヴェネツィアについては、以下の記事で解説しています。
まとめ
東京ディズニーシー・ホテルミラコスタのテラスルーム(ピアッツァビュー)は、「半分屋根ありの5149号室」と「屋根なしの5153号室」の2部屋しかない客室です。
ハーバー側のテラスルームの中では、眺望的には少し弱いものの予約難易度は極めて高く、宿泊するには予約が取れるまで根気強くキャンセル拾いをする必要があります。
特に土曜日などの祝前日は、ディズニー・フェアリーテイル・ウェディング(通称:FTW)の利用者による婚礼枠によって、一般に開放されないこともあり、争奪戦は激化します。
ちなみにテラスルーム(ピアッツァビュー)は、最低でも1泊10万円以上します。トップシーズンや祝前日だと15万円以上します。私が予約した時は、140,500円(税込)でした。
テラスルームに限らず予約難易度の高い部屋は、経験上キャンセル拾いの方が予約しやすいです。予約するのが難しいテラスルーム(ピアッツァビュー)ですが、ぜひ予約を勝ち取って宿泊してください。
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