どうも甘パパです。
イオンカードの最上級カードに、イオンゴールドカード(セレクト含む)があります。イオンゴールドカードについては、以下の記事で詳細に解説していますので参考にしてください。
イオンゴールドカードは、年会費無料で持つことができる数少ないゴールドカードの一つです。ゴールドカードを年会費無料で持つことができるカードといえば、イオンゴールドカード、エポスゴールドカード、セブンカード・プラス(ゴールド)の3カードぐらいです。
イオンゴールドカードを一度でも取得すれば、基本的には降格することはないので、永久に年会費無料でゴールドカードを保有できます。イオンゴールドカードは直接申し込むことができないので、インビテーション(招待状)が届かないと作ることはできません。
イオンゴールドカードのインビテーションが届く条件については、以下の記事で詳細に解説しています。基本的には「直近年間100万円以上利用」すれば、インビテーションは届きます。
イオンゴールドカードの特典の中でも特に有名なのが以下の3つです。それぞれ、通常のイオンカードにはない特典です。
- 海外旅行傷害保険
- イオンラウンジサービス
- 羽田空港エアポートラウンジサービス
特にイオンラウンジサービスは、イオンゴールドカードかイオンの株主優待カード「オーナーズカード」でしか利用できない特別な場所です。ドリンクが飲み放題で、お菓子も食べられます。実際にイオンラウンジを利用した時のレポートは以下の記事で詳細に解説しています。
イオンラウンジ目的でゴールドカードを作る人も多く、一度ゴールドにしたら、あとは半永久的にイオンのラウンジ利用カードとして利用しようと考えている人も多いため、カードを使わず持ってるだけ(死蔵カード)になりやすいカードでもあります。
現状でもかなりお得なイオンゴールドカードですが、2019年4月1日より、特典内容がさらにパワーアップします。
対象カードは以下の通りです。
- イオンゴールドカード
- イオンゴールドカード(WAON一体型)
- イオンゴールドカード(ミッキーマウス デザイン)
- イオンゴールドカードセレクト
- イオンゴールドカードセレクト(ミッキーマウス デザイン)
- イオンセレクトクラブ
変更のある特典内容は以下の2つです。
- 海外旅行傷害保険
- 羽田空港エアポートラウンジサービス
それぞれの変更点について解説します。
海外旅行傷害保険の補償額が大幅アップ
まずは新旧の海外旅行傷害保険の内容の違いを見てください。
【旧:2019年3月31日まで】
適用条件:自動付帯 | |
---|---|
補償内容 | 支払限度額 |
傷害による死亡・後遺傷害 | 3,000万円 |
傷害による治療費用 | 200万円 |
疾病による治療費用 | 100万円 |
携行品損害 | 30万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
救援者費用など | 100万円 |
【新:2019年4月1日から】
適用条件:利用付帯 | |
---|---|
補償内容 | 支払限度額 |
傷害による死亡・後遺傷害 | 5,000万円 |
傷害による治療費用 | 300万円 |
疾病による治療費用 | 300万円 |
携行品損害 | 30万円 |
賠償責任 | 3,000万円 |
救援者費用など | 200万円 |
今回の大きな変更点は以下の通りです。
改定後の補償額が以下の通り大幅に増加していること。
- 傷害による死亡・後遺障害:3,000万円 ⇒ 5,000万円(2,000万円アップ)
- 傷害による治療費用:200万円 ⇒ 300万円(100万円アップ)
- 疾病による治療費用:100万円 ⇒ 300万円(200万円アップ)
- 救援者費用など:100万円 ⇒ 200万円(100万円アップ)
改定後の補償額はアップしましたが、以下の通り一部改悪があります。
- 保険の適用条件:自動付帯 ⇒ 利用付帯
自動付帯は、カードを保持しているだけで保険が適用される最強の保険ですが、利用付帯だと、日本出国前にイオンゴールドカードで海外旅行代金等をクレジット払いする必要があります。
要するに今までは、財布に入れておくだけで万が一の時に保険が適用されましたが、2019年4月1日以降は、日本出国前にイオンゴールドカードで海外旅行代金などをクレジット払いしなければ適用されません。
空港ラウンジを羽田空港1ヵ所から6空港へ拡大
現在は羽田空港(国内線)内の以下の6ラウンジを利用できます。
第1旅客ターミナル
- POWER LOUNGE SOUTH
- POWER LOUNGE NORTH
- POWER LOUNGE CENTRAL
第2旅客ターミナル
- POWER LOUNGE NORTH
- エアポートラウンジ(南)
- POWER LOUNGE CENTRAL
【2019年4月1日以降】
改定後は、以下のラウンジも利用できるようになります。
対象空港 | 利用可能ラウンジ |
---|---|
羽田空港 (国内線) | 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE SOUTH POWER LOUNGE NORTH POWER LOUNGE CENTRAL 第2旅客ターミナル |
NEW 成田空港 | 第2旅客ターミナル IASS Executive Lounge 2 |
NEW 新千歳空港 | 国内線旅客ターミナルビル スーパーラウンジ |
NEW 伊丹空港 (大阪国際空港) | ラウンジオーサカ |
NEW 福岡空港 | 国内線旅客ターミナル くつろぎのラウンジTIME 国際線旅客ターミナル |
NEW 那覇空港 | ラウンジ華~hana~ |
利用可能なラウンジ数は、有料のゴールドカードと比べると見劣りしますが、「北海道・東京・大阪・福岡・沖縄」のラウンジを利用できるようになったのは、大きなメリットです。
一般的な旅行などで利用する分には、十分な気がします。いずれにしてもこれで年会費無料は破格としか言いようがありません。
まとめ
イオンゴールドカードは、イオンカードの中で頂点に君臨するカードです。デメリットは一切ありません。一度取得してしまえばイオンが倒産しない限り一生利用できます。
2019年4月1日以降は、特典内容がさらにパワーアップします。
まとめると2019年4月1日以降の特典内容の変更点は以下の通りです。
海外旅行傷害保険
- 傷害による死亡・後遺障害:3,000万円 ⇒ 5,000万円(2,000万円アップ)
- 傷害による治療費用:200万円 ⇒ 300万円(100万円アップ)
- 疾病による治療費用:100万円 ⇒ 300万円(200万円アップ)
- 救援者費用など:100万円 ⇒ 200万円(100万円アップ)
- 【改悪】保険の適用条件:自動付帯 ⇒ 利用付帯
利用可能な空港ラウンジ数の拡大
対象空港 | 利用可能ラウンジ |
---|---|
羽田空港 (国内線) | 第1旅客ターミナル POWER LOUNGE SOUTH POWER LOUNGE NORTH POWER LOUNGE CENTRAL 第2旅客ターミナル |
NEW 成田空港 | 第2旅客ターミナル IASS Executive Lounge 2 |
NEW 新千歳空港 | 国内線旅客ターミナルビル スーパーラウンジ |
NEW 伊丹空港 (大阪国際空港) | ラウンジオーサカ |
NEW 福岡空港 | 国内線旅客ターミナル くつろぎのラウンジTIME 国際線旅客ターミナル |
NEW 那覇空港 | ラウンジ華~hana~ |
イオンゴールドカードを持っている人は引き続きお得に特典を利用させてもらいましょう。現時点でイオンゴールドカードを持っていない人はぜひ、イオンゴールドカードを目指してください。
個人的には、イオンゴールドカードを目指すならイオンカードセレクトがおすすめです。イオンカードとイオンカードセレクトの違いについては、以下の記事で解説していますので参考にしてください。
イオンゴールドカードは、数あるゴールドカードの中でも高コスパで満足度の高い1枚なのでおすすめです。
公式サイト イオンカード(WAON一体型)
公式サイト イオンカードセレクト