カゴメの株主優待の内容・取得方法について解説していきます。
カゴメについて
カゴメ株式会社は、「調味食品、保存食品、飲料、その他の食品の製造・販売」、「種苗、青果物の仕入れ・生産・販売」を行っている東証一部および名証一部に上場している企業です。会社の創業は1899年、設立は1949年です。本社は愛知県名古屋市にあります。東京本社は東京都中央区の日本橋浜町Fタワー内にあります。
カゴメといえばトマトです。1899年、トマトという当時日本ではなじみのなかった西洋野菜の栽培に挑戦し、のちに加工に取り組んだのがカゴメと歴史の始まりです。
トマトケチャップやトマトジュース、野菜ジュース(野菜生活)などの国内におけるシェアは50%超えています。ケッチャップに関しては約60%以上です。
カゴメの公式ホームページにある「よくお寄せいただくご質問」に、商品以外の質問として面白い質問がありました。
Q.トマトジュース、トマトケチャップが衣服に付いた場合の落とし方を教えてください。
A.染みの赤い色は、トマトの色素である「リコピン」です。「リコピン」は、紫外線によって分解されやすい性質があるため、染みの部分をできる限り早めに水洗いまたは中性洗剤を使って軽く手洗いをした後、洗濯機で洗い、日光に当てていただくと、薄くなる可能性がございます。
トマトジュースやトマトケチャップはできるだけ付けないように気を付けた方がよいですね。公式の回答でも、薄くなる可能性を示唆しているだけで、完全に落ちるとは明言されていないので…
カゴメの公式ホームページでは他にもQ&Aが充実しているので一度訪問してみてください。新たな発見があるかもしれませんよ。
公式サイト カゴメ株式会社
株主優待の取得方法(権利確定日・保有株式数)
カゴメの権利確定日は6月末です。
株主優待は、100株(1単元)以上の株式を保有かつ、継続保有期間が半年以上の株主を対象に贈呈されます。
つまり6月末の権利付き最終日(=権利確定日の2営業日前)に現物株式を100株(1単元)以上保有かつ、継続保有期間が半年以上であれば株主優待をゲットできます。
株主優待の内容
株主は年1回、保有株式数に応じてKAGOMEの商品詰め合わせが贈呈されます。
株主優待品は、毎年10月頃に発送されます。
KAGOMEの商品詰め合わせ
保有株式数に応じて以下の通り「KAGOMEの商品詰め合わせ」が贈呈されます。商品詰め合わせ内容は毎年変わります。
保有株式数 | 割当 基準日 | 継続 保有期間 | 優待品内容 (商品詰め合わせ) | 株主優待 お届け月 | 10年間保有 |
---|---|---|---|---|---|
100株以上 | 6月末 | 半年以上 | 2,000円相当 | 10月 | オリジナル記念品 (1回限り) |
1,000株以上 | 6,000円相当 |
※半年以上の継続保有期間とは、割当基準日(6月末)とその前年の12月末に同じ株主番号にて、連続して株主名簿に記載されていることが条件となります。
ちなみに2018年6月末までは以下の通り12月も対象でした。
保有株式数 | 割当 基準日 | 優待品内容 (商品詰め合わせ) | 株主優待 お届け月 |
---|---|---|---|
100株以上 | 6月末 | 1,000円相当 | 10月 |
12月末 | 4月 | ||
1,000株以上 | 6月末 | 3,000円相当 | 10月 |
12月末 | 4月 |
新制度では年2回もらえてた優待品が年1回にまとめられたということになります。理由は、配送コストの削減です。デメリットとしては、継続保有期間が半年以上という条件が付いたことです。このことにより優待タダ取りが難しくなりました。
ただし悪いことだけでなく良い面もあります。10年間保有した場合「オリジナル記念品」がもらえるようになりました。
いつ届く?実際に到着したのでレビュー
以下の写真は1,000円相当の商品詰め合わせになります。
まとめ
カゴメ[2811]の株主優待は、KAGOMEの商品詰め合わせです。
詰め合わせの内容は毎年変わるので何とも言えませんが、ケチャップは絶対入っていると思います(笑)なのでケチャップやトマトが嫌いな人は、カゴメの優待品狙いで株を購入すると少し損かもしれません。
新制度では、10年間継続保有すれば、オリジナル記念品がもらえるようになりました。オリジナル記念品の取得を目指して株を長期保有するのもいいかもしれませんね。気になる方はぜひ、10年間の長期継続保有を目指してみてください。
株主優待は実質手数料だけでタダ取りが可能です。株主優待をタダ取りするならクロス取引(つなぎ売り)可能な証券会社の口座を開設する必要があります。株主優待のタダ取りができる証券会社は以下の通りです。
株主優待のタダ取り(クロス取引・つなぎ売り)の具体的な方法については以下の記事で解説しているので参考にしてください。