どうも甘パパです。
家計消費状況調査の対象に選ばれました。
家計消費状況調査とは一体何?っていう初歩的なことから、実際に参加してみてどんな感じだったのかを書き残しておきたいと思います。
家計消費状況調査とは
調査の目的
次のような目的で調査が行われます。
- 国民の消費の動向を的確に把握する
- 世帯における購入頻度の少ない高額商品・サービスへの支出を調査
- 今後の消費の動向を左右するICT(情報通信技術)関連の商品・サービスへの支出
- インターネットを利用した購入状況などを調査
- 国の経済統計作成の際のデータ
- 景気の動向をみる一つの指標として利用
- 政策の企画・立案のための基礎資料
調査の対象と選定方法
対象となる世帯は、全国の全世帯約5180万世帯(平成22年国勢調査)です。これらの世帯を毎月調査することは不可能なので、その一部の3万世帯を統計的な方法によって抽出して調査します。その結果から全世帯について推定する、標本調査の方法を採用しています。
<調査世帯の選び方>
- 全国の市区町村を約50万世帯ごとの地域に区切る
- その中から全国で3,000の調査地域を選ぶ
- 選ばれた調査地域内に居住している全ての世帯の中から、一定の統計上の抽出方法に基づいて10世帯を選ぶ
調査の方法と内容
総務省統計局が民間調査機関(一般社団法人 新情報センター)に委託して実施しています。
調査の方法
調査方法には、次の2種類から選択できます。
- 電子調査票に入力し、インターネットで提出する方法
- 紙の調査票に記入し、調査員が回収、または郵送で提出する方法
調査の内容
<調査月にのみ回答>
- 世帯に関する事項
- 電子マネーの利用状況
- インターネットを利用した購入状況について
<毎月回答>
- 特定の商品・サービスの購入金額
- インターネットを利用した商品・サービスの購入金額
調査期間
1年間(4月~翌4月)
回答内容は保護される?
調査自体は、統計法(平成19年法律第53号)という法律に基づき、政府が実施しています。
この統計法には、調査に携わる者の守秘義務、調査票情報の適正な管理などが規定されています。この規定により、統計の作成後、溶解処分するなどされるので、秘密は保護されます。
謝礼は?
謝礼は、地域によって違いがあるようです。我が家の地域では次の謝礼が頂けると聞いています。
- 半年毎にボールペン+QUOカード
- 6か月以上の協力者に2,000円程度の商品券
実際に届いた謝礼については、以下の記事にまとめています。
強制?拒否できるのか?
担当者に確認したところ強制ではないので「拒否できる」ということでした。
実際に実施してみて
一般的なアンケートと同じような感覚で入力するだけだったので簡単でした。
手順はたったの3つです。
- オンライン調査システムへログイン
- 電子調査票への入力
- 回答の送信
1.ログイン
調査票に同封されていた「調査対象者ID(数字10桁)」と「確認コード(半角8文字)」を入力してログインします。
ログインしたら調査対象の調査票を選んで「調査票の取得」ボタンを押します。
2.電子調査票への入力
調査票の入力は大きく分けると2つです。
- 世帯情報の入力
- 調査票の入力
世帯情報の入力はすぐに終わります。大変なのは調査票の入力です。
購入した商品が多いと入力が面倒くさいです。逆に購入した商品が少なければ簡単に入力できます。
パターンとして以下の2つの購入金額を入力する必要があります。
- 特定の商品・サービスの購入金額
- インターネットを利用した商品・サービスの購入金額
<特定の商品・サービスの購入金額>
以下の画面に特定の商品・サービスの購入金額を入力していきます。
全部入力し終えたら次に、インターネットを利用した商品・サービスの購入金額画面に移動します。
<インターネットを利用した商品・サービスの購入金額>
以下の画面にインターネットを利用した商品・サービスの購入金額を入力していきます。
3.回答の送信
最後に回答を送信すれば、作業終了です。
調査票取得画面に戻ると受付番号と回答日が表示されているのを確認できます。
まとめ
通常であれば、担当調査員が訪問してくるのですが、我が家の場合は不在だったため電話で説明を受けました。そのため、担当者には一度も会っていません。
地域によって担当者も違うため、対応なども違うかもしれないため随時確認する必要があります。
調査票の入力は大変ですが、食費の入力がないため、まだマシです。もし食費の入力があったら、面倒くさくて途中離脱してしまうかもしれません。
我が家の場合は、特別何も買わなければ、以下の項目だけしか入力しなくてよいので、それほど手間ではありません。
- スマートフォンなどの通信・通話使用料
- インターネット接続料
謝礼もいただくので、正確な入力を心掛けたいと思います。