我が家は大人も子供も朝はパンです。
パスコの超熟を昔からずーっと食べていましたが、今はホームベーカリーで手作りしています。
ホームベーカリーがほしいなぁと思った理由は、焼きたてのパンが食べてみたい、おいしそう、それと息子の野菜嫌い対策のためでした。
でも、なくても生活できるし…それに
- 動作音がうるさくないか
- めんどくさそう、使わなくなりそう
- 市販の食パンよりおいしいのか
- 食パンを買うのと手作りのコストの違い
- そもそもホームベーカリーの価格がちょっと高い
など気になることがあったんですよねー(´・ω・)
しかし購入してみるとすごく役立つし、パンもおいしいし、使い始めて半年以上経ちましたが今では欠かせないものとなりました。
目次
我が家が選んだのは定番のパナソニック製
私が選んだ機種は、パナソニックのSD-BMT1001。2017年1月当時の最上位機種です。
いざ買おうとすると、ホームベーカリーが意外と色々なメーカーから発売されていて悩みました。初めてで冒険するのは不安だったので、定番で人気のパナソニックが気になりました。
パナソニックには似たような機種がたくさんあり、この時迷った同じような機種が3つありました。
- SD-BH1001
- SD-BM1001
- SD-BMT1001
ざっくり違いを説明しながらなぜそれを選んだのかを書きたいと思います。
…とその前に、まずパナソニック製ホームベーカリーを買うなら絶対に外せないメニュー
「パン・ド・ミ」についてです。
パン・ド・ミとは普通の食パンをランクアップさせた感じの、
外側がパリっとして中がもっちりのすごーーーくおいしい食パンです(*^q^*)
「パン・ド・ミ」はパナソニックの超絶おすすめメニューですが、
最近出ている機種ならこれはどれでも焼けちゃうのでどれを買っても大丈夫ですε-(´∀`*)ホッ
また、とても魅力的&便利なイーストやレーズン等の具材の自動投入機能も、全機種付いているので機種選びの際には迷う必要ナシ。
じゃあ他にどんな違いがあるのか?ですが、主な違いはメニューの数です。
3機種の比較
SD-BH1001 全23メニュー
パン・ド・ミ、食パン、サンドイッチ用食パン、ごはんパン、フランスパン、ピザ生地などなど…23のメニューが用意されています。
3機種中1番シンプルとは言え結構十分なメニューがそろっていると思いますし、
私がパン・ド・ミの他に気になるのはサンドイッチ用食パンと、ピザ生地ぐらいなのでこれで十分だし、1度これに決めかけました。
SD-BM1001 全25メニュー
上記にプラスして、うどん、もちが作れる。
チーズやベーコンなど柔らかく潰れやすい具材の形を残しやすくする「粗混ぜ」機能搭載。
うどんやもちが作りたいならSD-BM1001以降の機種がいいという事になります。私はこのうどん・もちメニューはいらないと思いました。でも、新機能の「粗混ぜ」はぜひほしい!
SD-BMT1001 全36メニュー
上記にプラスして、マーブルパン、60分パン、スピード生地8分コースなど11メニュー追加。
メニューに合わせた練り方で速度を巧みに変える「達人ねり」を実現。
「達人ねり」はあった方がいいのかよくわからないし、メニューこんなに増えたってどうせ使うのは2つ3つだし…下位機種でいいやと思いそうな所でしたが、
私を動かしたのは「スピード生地8分コース」でした(; ・`д・´)キニナル
8分でピザの生地が簡単にできるらしい…
夕方思いついても夕飯にピザが焼ける?…(;゚д゚)ゴクリ…
ということで、こんなにメニュー数いらないよと思いながらも、ピザ生地8分コースの為に、SD-BMT1001を選んだのです\(^o^)/
実際にホームベーカリーを約半年使った感想
ホームベーカリーを使い始めてからちょうど7ヵ月経過したので、少しレビューを書こうと思います。
パン作りは難しい?
スケールで軽量さえできればあとはホームベーカリーが全部やってくれるので、なにも心配いりません\(^o^)/
材料を計って、イースト以外の材料をパンケースに投入。イーストは専用の場所に入れる。
ナッツやレーズンなどの具材を入れたい場合はそれも専用ケースにセットするだけ!
たったこれだけで誰でも簡単にパンが焼けてしまいます( ˘ω˘ )
1.材料を入れて、本体のパネルでメニュー番号等をセットしスタートボタンを押す
※写真は水を入れる前です。ほうれん草入りのパンを焼こうとしています。
イーストを入れるところです。
写真の例は、メニュー番号1(パン・ド・ミ)を、焼き色「淡」(普通・濃・淡の3種から選べます)、焼き上がり時間7:50分に設定した様子です。
下部の「ねり」「ねかし」「発酵」「焼き」などの表示は、点滅して「今ココ!」って中の様子を教えてくれるためのものです( ˘ω˘ )ボタン少なくて簡単♪
2.焼けたら音でお知らせしてくれます。めっちゃ熱いので気を付けて取り出す(ミトンが2つ付属しているので便利)。
めっちゃふっくら焼けてます(ΦωΦ)
3.あとはパンを切るなりちぎるなりして食べるだけ!
すぐ慣れましたが、どっちかと言うとパンを作ることよりも、最初はスライスが難しかったです(´ε`;)
スライスのコツはこの記事に少し書いたので、ご参考に
音がうるさい?
確かに、めっちゃ静かとは言えないですね。と言っても、最初にこねる時とイースト投入の時だけです。
私はいつも夜寝る前にタイマーセットして、台所の隣の部屋でドアを開けたまま寝ていますが、ホームベーカリーの音で起きたことは一度もないです。
ずっとうるさいわけではないというのもあるし、想像していたものと全然違って許容範囲でした⊂(^ω^)つセーフ
手入れが面倒?
ホームベーカリーは焼いたら洗い物が面倒そう…と思っていましたが、パーツは全然多くなかったです。
食パンを焼くだけなら、洗うのはパンの釜と生地を捏ねる為のパン羽2つだけです。
左がパン生地を練ってくれるパン羽、右がパンケースです。
左がレーズンのケースで、これは取り外して洗うことができます。これが良きタイミングでパカっと底が抜けて具材が自動投入されるという素晴らしい機能です。イーストを入れるための右側の黒い所は、外して洗うことはできません。お手入れは濡れた布巾等でサッと拭くだけでOKです。
うちの場合はそれにパン切りナイフとスライスするのに便利なガイドを使っているので、焼いた朝はその4種類が洗い物として増えます。あとナッツやレーズン等の具材を入れた時はそのケースも…
ということで、市販の食パンを買うことに比べると断然やることは増えてしまいますので、買ってくるだけでいい市販食パンと比べれば、そりゃあ面倒です(-ω-)ダリー
そのうち使わなくなる?
うちは使わなくなるどころかパンを食べる機会が増えています。
それに今までずっと食べていた超熟(食パン)を1度も購入していません。
市販食パンのお手頃ラインでは超熟が一番おいしいと感じていてずっと食べていましたが、全く別物。パンドミの方が断然おいしいです。
今はだいたい週2~多くて4回のペースでパンを焼いたりピザ生地を作ったりめっちゃ使ってます。
朝に焼きたてのパンとコーヒー。とても贅沢な感じがします(*´ω`*)
ちなみにコーヒーはネスカフェのバリスタアイを愛用しています。詳細はこちらの記事にまとめていますが、インスタントなのに侮れないおいしさですごくおすすめです。
やっぱりメニュー数はそんなにたくさんいらない
購入時から思っていた通りで使うメニューは専らパン・ド・ミ、サンドイッチ用食パン、ピザ生地かスピード生地8分コースばかり。
その他のメニューなんて最初興味本位でいくつか使った程度でその後は全く使わないまま半年以上経過しています。なので、これ以上のメニューは全く必要ないなぁという感じです。
それでも私の場合は、スピード生地8分コースを多用しているのでSD-BMT1001を選択することは必須で、これを選んだのは正解でした。
ポテト、コーン、ピーマン、ハムのピザ(8分スピードコースで作ったクリスピー生地)
興味本位で焼いてみたけど、以降使ってないケーキコース(写真はバナナのバターケーキ)。味はおいしいんですけどね…特に需要もないです。
ケーキコースよりは使うけど、そこまで使わないマーブルパンコース。写真は黒ごまマーブルパン。他にも抹茶、インスタントコーヒー、ココアなんかがいい感じでできますよ!これもSD-BMT1001から搭載された機能です。
やはり粗混ぜ機能は断然あったほうが良かった
写真はオリーブ、ベーコン、チーズのパンです。これは具材が全部柔らかいので、粗混ぜ機能がなければ跡形もなくなるでしょう。
以前ミックスベジタブルで試したことがあるのですが、ホームベーカリーの混ぜる力って本当に強いです。粗混ぜじゃなくて普通に混ぜたら全部野菜消えてました笑
私は粗混ぜ機能を多用してますので、この機能は本当にあって良かったなーと思います。
市販食パンを買うよりコストを抑えて節約になるのか?
外食や総菜に比べると、手作りって安くなるイメージ大いにありますよね。
でもこれはハッキリ言えます。ホームベーカリーは節約にはなりません(´・ω・`)ノー
どう頑張っても普通の1家庭レベルの消費では、市販の食パンには勝てません。
食パンを作るには、強力粉や薄力粉、イースト、スキムミルク、塩、砂糖、バターなど、必要なものが多いですしどれも安いものではありません。
スキムミルクは牛乳でもいいし、バターは他の油でも代用できますが、代用したからってめちゃくちゃ安くなるわけじゃないです。
それに、うちはやってませんがイースト菌を天然酵母にしたり、強力粉を国産にしたり、こだわればどんどん費用は高くなります。
1斤あたりで比べると(ざっくり)
- 市販食パン 140円程度
- ホームベーカリー食パン 200円程度
さらにうちはほぼ毎回野菜を入れるので250円くらいはしてしまいます。
ということで、市販食パンにはコスト面では勝てないです。
ただし、ピザの場合は違います。
ピザを自分で焼く場合とデリバリーを比べるとすると、断然手作りが安いし豪華にできますよ。
それにデリバリーのピザは確かにおいしいんだけど、値段高いし、野菜少ないし、チーズ多すぎ、味濃い、塩辛いとかそういう思ってたこと全部解決できる上に安くなる、などメリットが多いのでピザは手作りがおすすめ!デメリットは…形が悪い(作る人による)笑
これは冷蔵庫の残り物で作ったので、ピザの具材としては見たことがない人参が乗っています。人参・しらす、キャベツ、コーン、チーズ、ホワイトソースのピザです。2歳の息子用も兼ねたカロリー抑えめ健康を意識したピザですが、意外とおいしく食べられました。
ピザはいいとしても、じゃあコスパの悪い食パンをホームベーカリーで焼くことのメリットは何か?と言うと、
自分の好きな配合で好みや目的に合わせたパンが焼けることです。
摂りたいと思う野菜がたくさん入れられるし、塩は少し減らしたり、甘い野菜やレーズンパンの時は砂糖は減らすなど、色々自分で変えられる!
うちでは野菜をどんどん増量したパンを毎度実験のように焼いていき、最終的には小麦粉250gに対して野菜100gまで増やしたパンを作るようになりました(公式説明書には50gまでと書いてあります)。
あとは、パンが焼きあがる時のあの匂いは最高にいい匂いですし、何より焼きたてのおいしいパンが食べられる!という所が1番のメリットでしょう。
まとめ
・機種選びは1番いいやつ、ではなく自分が使いたいメニューがあるかで決めるといい
・パナソニック製ホームベーカリーのパン・ド・ミは本当においしい
・音はそこまで気にするほどではなかった
・パーツ洗浄は意外と簡単だった
・8分で作るピザ生地でも全然おいしかった
・節約目的なら購入するべきではないけど、パンが焼きあがる時の匂いと焼きたてパンを食べられる幸せはプライスレス( ´ー`)