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イオンカード(WAON一体型)の特典・メリット・デメリットを解説

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イオンカード(WAON一体型 )

イオンカード(WAON一体型)というイオン銀行が発行しているカードがあります。

イオンカード(WAON一体型)は、イオンカードセレクトと比べると特典内容の部分で少し劣りますが、イオン銀行以外の引落し口座を指定できたり、最短5分で受取可能なイオンウォレット即時発行にも対応しています。

イオンカードセレクトとイオンカードの違い・比較については以下の記事にまとめています。

イオンカードは、イオンを利用したことがある人なら一度は耳にしたことがあるカードだと思います。 イオンカードには様々な種類のカードがあり...

さっそく、イオンカード(WAON一体型)の特徴やメリット・デメリット・お得な使い方について解説したいと思います。

\最大5,000WAON POINT進呈/

イオンカード(WAON一体型)の基本情報

カード名イオンカード(WAON一体型)
カードデザインイオンカード(WAON一体型 )
発行会社イオン銀行
業務受託:イオンフィナンシャルサービス株式会社
年会費無料
入会条件18歳以上で電話連絡可能な方
※高校生不可(卒業年度の1月1日以降なら申込み可能)
家族カード無料
※3枚まで発行可能
ETCカード無料
国際ブランドVisa / Mastercard / JCB
ポイントWAON POINT
ポイント付与率0.5%
200円(税込)ごとに1ポイント
ポイント有効期限初回進呈月を起点に最大2年間
電子マネーWAON、イオンiD、Apple Pay
締め日/支払日毎月10日 / 翌月2日
※金融機関休業日の場合は翌営業日
海外旅行傷害保険
国内旅行傷害保険

イオンカード(WAON一体型)の特徴

イオンカード(WAON一体型)は、クレジットカードに、電子マネー「WAON」の機能が付帯したカードです。1枚で2役の効果があります。

  • クレジットカード機能
  • 電子マネーWAON機能

イオンカード(WAON一体型)は、イオンマークのカード(イオンマークのあるカード)なので、イオンマークのカード共通の特典・サービスをうけられます。

イオンマークのカード共通の特典・サービス

  • イオングループの対象店舗でいつでもポイント2倍
  • 毎月5のつく日は「お客さま わくわくデー」でポイント2倍
  • 毎月10日は「AEON CARD Wポイントデー」でどこでもポイント2倍
  • 毎月10日は「ありが10デー」でイオングループの対象店舗でポイント5倍
  • 毎月15日は「G.G 感謝デー」で5%OFF(55歳以上限定)
  • 毎月20日・30日は「お客さま感謝デー」で5%OFF
  • イオンカードポイントモール経由でポイントがお得にたまる
  • AEONCARD ポイントクラブ(優待加盟店)の利用でポイント最大3倍
  • Web明細(環境宣言)
  • ETCカードの発行手数料・年会費が無料
  • Apple Payが使える
  • JR東海エクスプレス予約サービス(プラスEX会員)を利用可能
  • ショッピングセーフティ保険が付帯
  • クレジットカード盗難保障が付帯
  • 優待施設で割引などの特典をうけられる
  • 各種旅行サイトで割引などの特典をうけられる
  • 世界にあるイオンワールドデスクを利用できる
  • イオンシネマの映画料金がいつでも300円割引

イオンマークのカードの共通特典・サービスについては以下の記事にまとめていますので詳細を確認したい方は参考にしてください。イオンマークのカードと、イオンマークのないカードについても紹介しています。

イオンマークのついたクレジットカードには、共通の特典やサービスがあります。 ここでは、それらの特典やサービスについて解説します。 ...

イオンカード分割無金利キャンペーン(不定期開催)

不定期にイオンカード分割無金利キャンペーンが開催されます。高額な商品を購入する場合に、大変お得なキャンペーンになっています。

このキャンペーンでは、直営売場(食料品売場は除く)および一部専門店にて、イオンゴールドカード、イオンカード、イオンカードセレクトのいずれかで分割払いするとイオンが分割手数料を100%負担してくれます。

期間中の買物金額合計が10,000円(税込)以上で、かつ、月々の支払金額が3,000円(税込)以上の分割支払いが対象です。

イオンスマートペイカード及び、コスモ・ザ・カードオーパス等各種提携カードは除きます。

カード店頭受取りサービス

イオンカードには、申し込んだその日からカードを利用できる「イオンカードのカード店頭受け取りサービス」という便利なサービスがあります。

対象カードは、以下の通りです。

イオンカード(WAON一体型)の場合は、以下の2つの条件を満たす場合のみカード店頭受取りサービスを利用することができます。

  • 満20歳以上
  • 以下のいずれかの本人確認書類を即時発行カード受取時に提示できること
    • 運転免許証
    • 平成24年4月1日以降に発行された運転経歴証明書
    • 写真付き住民基本台帳カード
    • 日本国政府発行パスポート

カード店頭受取りサービスを申込んだら、30分程度でカード申込み審査結果がメールで届きます。無事審査に通過すると、申込み時に選択した店舗にて10:00~18:00の間に仮カードを受け取れます。申込み当日に受取りを希望する場合は、17時までに申込みを完了する必要があります。

即時発行カードの受取り期限は申込みから1週間です。期限を過ぎると受取りできなくなります。この場合、自宅に国際ブランド付カード(本カード)が届きます。

即時発行カードは、あくまで仮カードなので国際ブランドやWAON、キャッシュカード機能は付いていません。イオンマークのある加盟店でのみ利用できます。イオンマークのある加盟店であれば、各種割引特典やポイント付与など通常のイオンカード(WAON一体型)とほぼ同じ内容の特典をうけられます。

公式サイト イオンカードのカード店頭受け取りサービス

イオンiD

イオンカード(WAON一体型)では、イオンiDを利用できます。イオンiDは、NTTドコモのケータイクレジット「iD」を利用できるサービスです。

「iD」は「マークのある加盟店」の端末にカードやスマートフォンなどをかざすだけで支払いが完了する簡単で便利な決済サービスです。

「iD」は、ポストペイ(後払い)方式の電子マネーです。他にも有名なポストペイ方式の電子マネーとしてJCBの「QUICPay(クイックペイ)」があります。ポストペイ方式の便利なところは、事前チャージ不要で利用できることです。

自動販売機や少額決済にも利用できるので、無駄なくポイントを貯めることができます。

イオンiDを利用するには、iDアプリにアクセスコードを登録する必要があります。アクセスコードは、イオンフィナンシャルサービスが運営する「暮らしのマネーサイト」から申し込めます。アクセスコードの発行には、所定の審査があるため発行が見送られる場合もあります。

アクセスコードが発行されたら、iDアプリに登録します。iDアプリに正しく登録されると、以下のようにイオンカードが表示されます。(おそらくイオンカードでもイオンカードセレクトでも表示されるカードは、イオンカードです)

イオンiDの設定完了画面

この画面が表示されれば、イオンiDをその日から利用できます。

割引パスポート

イオンカード会員には、お得な割引特典「パスポート」があります。

イオンでイオンカードまたはイオンカードiDでクレジット決済すれば、割引パスポートが届きます。代表的なのが「サンキューパスポート」です。

イオンのサンキューパスポート(THANK YOU PASSPORT)

お客さま感謝デーを待たなくても都合のよい1日がお得な割引日になります。(サンキューパスポートでは、食料品は割引対象外です。)

パスポートは「サンキューパスポート」以外にも「バースデーパスポート」など様々な種類があります。利用方法やパスポートが届く条件や特典内容については、以下の記事が役立ちます。

イオンカードには、パスポートと呼ばれるお得な割引特典があります。イオンカードの公式ホームページにも掲載されていないため、イオンカード利用...

イオンゴールドカード

イオンゴールドカード

直近年間カードショッピング50万円以上でイオンゴールドカードが発行されます。年会費は無料です。ゴールドカードの特典としては主に以下のようなものがあります。

  • 全国のイオンラウンジを利用できる
  • 空港ラウンジサービス
  • 国内外の旅行傷害保険が無料で付帯する
  • ショッピングセーフティ保険の補償額が年間50万円から年間300万円にアップ

イオンラウンジについては以下の記事で実際に利用した感想・注意点などについてまとめています。

イオンにはイオンラウンジという特定の人だけが入れる場所があります。ラウンジ内では、フリードリンクと試供品のお菓子を食べながらゆっくりと休...

イオンゴールドカードの発行条件や特典内容については以下の記事で詳細に解説しています。

イオンゴールドカード(セレクト含む)は、イオンカードの最上級カードです。イオンゴールドカード以上のカードは存在しません。 そんな最上級...

イオン銀行以外の引き落とし口座を指定可能

イオンカードとイオンカードセレクトの引落し口座を比較した場合、以下の通りになります。

  • イオンカード:任意の銀行
  • イオンカードセレクト:イオン銀行のみ

イオンカードセレクトの場合、引き落とし口座にイオン銀行しか指定できませんが、イオンカード(WAON一体型)であればイオン銀行以外の任意の銀行を引落し口座に指定できます。

イオンカード(WAON一体型)のデメリット

ポイント還元率が0.5%

イオンカード(WAON一体型)のポイント還元率は0.5%と一般的です。

還元率という点だけでいえば、以下のような年会費無料でポイント還元率が1.0%以上のカードと比較すると少し見劣りしてしまいます。

カードポイント還元率
リクルートカード
リクルートカード(RECRUIT Card)
1.2%
楽天カード
楽天カード
1.0%
dカード
dカード
1.0%
オリコカード ザ ポイント
Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)
1.0%
JCB CARD W
JCB CARD W
1.0%
JCB CARD W plus L
JCB CARD W plus L
1.0%

ただし、イオンカード(WAON一体型)は、イオングループの対象店舗なら、いつでもポイントが2倍になりますし、毎月10日であればどこでもポイントが2倍になります。そのため使い方によっては、常に還元率を1.0%以上にすることも可能です。

また不定期ですが、ポイント10倍キャンペーンなども開催されるためイオングループでの利用に限っては、やはり最強の1枚といえます。

旅行傷害保険が付帯していない

イオンカード(WAON一体型)には、国内外の旅行傷害保険が付帯していません。

そもそもイオンカード(WAON一体型)は、アメックスやダイナースのようなT&Eカード(トラベル&エンタテインメントカード)ではないので旅行傷害保険は特に必要ないと思います。仮に旅行傷害保険を付帯することで年会費が有料になる方がデメリットです。

ライバルのセブン&アイグループのセブンカード・プラスも国内外の旅行傷害保険は付帯していません。

旅行傷害保険の付帯したカードを選ぶのであれば、空港ラウンジなども利用できるゴールドカード以上をおすすめします。

ただし、イオンゴールドカードになれば旅行傷害保険が無料で付帯しますし、一部の空港ラウンジも利用できるようになります。

オートチャージはポイント付与対象外

イオンカードセレクトでオートチャージすると、オートチャージした時点と利用時の二重でポイントがたまりますが、イオンカード(WAON一体型)の場合、利用時のみしかポイントはたまりません。

しかし、以下のようなメリットをうけられます。

  1. クレジットヒストリー(通称:クレヒス)が作られる
  2. ゴールドカードの招待条件である「直近年間カードショッピング50万円以上」にカウントされる

つまりイオンカードセレクトと、イオンカード(WAON一体型)では以下のような違いがあります。

  • イオンカードセレクト:オートチャージの時点で0.5%のポイントがたまるが、クレヒスの対象外(直接イオン銀行から引き落とし)
  • イオンカード(WAON一体型):オートチャージの時点でポイントはたまらないが、クレヒスの対象になるためゴールドカードの招待条件であるカードショッピングにカウントされる

まとめ

イオンカード(WAON一体型)の大きなメリットは以下の4つです。

  • イオンウォレット即時発行に対応している
  • イオンカードのカード店頭受け取りサービスに対応しているのですぐにカードを利用できる
  • イオン銀行以外の引き落とし口座を指定可能
  • 条件を満たせば無料でゴールドカードが発行される

イオンカード(WAON一体型)の年会費は永年無料なので所有するだけでコストが発生する心配がありません。むしろ賢く利用すれば大幅な節約につながります。また引き落とし口座にイオン銀行以外を指定できるので普段から利用している銀行をそのまま利用できます。(普段からイオン銀行を利用している場合は、イオンカードセレクトの方がお得です)

ゴールドカードになれば、イオンラウンジの利用、空港ラウンジの利用、各種旅行傷害保険の付帯など通常よりも手厚いサービスををうけられます。それで年会費無料なので、メリットしかありません。

まずはイオンカード(WAON一体型)を発行してお得感を実感してみてください。最終的にイオンカードセレクトに変更したいと思えば、あとで切り替えも可能です。

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