今回は飛行機で東京~大阪間を格安で移動する方法を紹介していきたいと思います。
飛行機以外の移動方法については、以下の記事を参考にしてください。
東京~大阪をフライトしている航空会社
航空会社によってフライトしている区間が違います。例えば「羽田空港からLCCのジェットスターを利用して大阪に向かいたい」と思っても無理です(笑)
格安航空会社のLCCを利用したい場合は「成田~関空」が基本になります。
格安航空会社のことです。ローコストキャリア(Low-cost carrier)、略してLCCです。機内サービスの簡略化や人件費の削減などで効率化を計り、低価格を実現しています。
東京(羽田、成田)発着の航空会社
羽田空港発着の航空会社
JAL(日本航空)、ANA(全日空)、スカイマーク、スターフライヤー
成田空港発着の航空会社
JAL、ANA、春秋航空日本、Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)、バニラ・エア、ジェットスター・ジャパン
大阪(伊丹、関空、神戸)発着の航空会社
伊丹空港発着の航空会社
JAL、ANA
関西国際空港発着の航空会社
JAL、ANA、スターフライヤー、春秋航空日本、Peach Aviation、バニラ・エア、ジェットスター・ジャパン
神戸空港発着の航空会社
ANA、スカイマーク
料金
飛行機の料金は、その時の燃油サーチャージによって価格に違いが出てきます。そのため、毎回同じ料金で行ける保証はありません。
また無視できない料金として空港までの交通費があります。空港は騒音などの問題もあり、あまりアクセスが良い場所には建っていないため、交通費も高い場合が多いです。
ここでは例として、東京発 ~ 大阪着の航空券を約90日前に予約した想定で料金の計算をしています。ちなみに出発日は、6月24日(土)予定です。大阪から出発する場合は逆に考えてください。
羽田空港発着
羽田空港 ~ 大阪(伊丹空港)
羽田空港 ~ 大阪(伊丹空港)は、JALとANAしかありませんので選択肢はこの2社になります。各航空会社の料金表は次の通り。
JAL
便数は15。羽田‐伊丹間では最多便数です。
ANA
JALには及ばないものの便数は10。
羽田空港 ~ 大阪(伊丹空港)の比較結果
各航空会社の最安値
- JALの最安は「ウルトラ先得」の9,290円
- ANAの最安は「旅割75」の9,290円
区間での最安値
- 最安航空会社:JALの「ウルトラ先得」、ANAの「旅割75」
- 最安値:9,290円
羽田空港 ~ 大阪(関西国際空港)
羽田空港 ~ 大阪(関西国際空港)は、JALとANA、スターフライヤーの3社になります。各航空会社の料金表は次の通り。
JAL
便数は3です。JALのイメージからすると少ない気が…
ANA
便数は10。羽田-関空間では最多便数です。
スターフライヤー
ANAには及ばないものの、便数は5。JALより多いです。
羽田空港 ~ 大阪(関西国際空港)の比較結果
各航空会社の最安値
- JALの最安は「ウルトラ先得」の10,090円。
- ANAの最安は「旅割75」の9,990円。
- スターフライヤーの最安は「そらたび80」の9,690円
区間での最安値
- 最安航空会社:スターフライヤーの「そらたび80」
- 最安値:9,690円
羽田空港 ~ 神戸空港
羽田空港 ~ 神戸空港は、ANAとスカイマークの2社になります。各航空会社の料金表は次の通り。
ANA
朝と夜の2便だけです。
スカイマーク
便数は7。羽田‐神戸間では最多便数です。
羽田空港 ~ 神戸空港の比較結果
各航空会社の最安値
- ANAの最安は「旅割75」の8,390円。
- スカイマークの最安は「いま得」の6,990円
区間での最安値
- 最安航空会社:スカイマークの「いま得」
- 最安値:6,990円
成田空港発着
成田空港 ~ 大阪(伊丹空港)
成田空港 ~ 大阪(伊丹空港)は、JALとANAしかありませんので選択肢はこの2社になります。各航空会社の料金表は次の通り。
JAL
便数は2。少ないですね。
ANA
便数は2。JALと同じです。
成田空港 ~ 大阪(伊丹空港)の比較結果
各航空会社の最安値
- JALの最安は「ウルトラ先得」の12,040円
- ANAの最安は「旅割75」の11,440円
区間での最安値
- 最安航空会社:ANAの「旅割75」
- 最安値:11,440円
成田空港 ~ 大阪(関西国際空港)
成田空港 ~ 大阪(関西国際空港)は、春秋航空日本、ピーチ・アビエーション、バニラ・エア、ジェットスター・ジャパンの4社になります。各航空会社の料金表は次の通り。
春秋航空日本
まさかの便数1。価格は…すごい…
ピーチ・アビエーション
便数は3。こちらも価格にビックリ。
バニラ・エア
便数は2。いや…価格…
ジェットスター・ジャパン
便数は4。成田-関空間で最多便数です。そしてやっぱり価格が…
成田空港 ~ 大阪(関西国際空港)の比較結果
各航空会社の最安値
- 春秋航空日本の最安は「ラッキースプリング」の3,440円
- ピーチ・アビエーションの最安は「ハッピーピーチ」の3,990円
- バニラ・エアの最安は「シンプル」の3,650円
- ジェットスター・ジャパンの最安は3,950円
区間での最安値
- 最安航空会社:春秋航空日本の「ラッキースプリング」
- 最安値:3,440円
比較結果
最安値だけ並べた比較表です。
発着 | 最安値 | 航空会社 |
---|---|---|
羽田-伊丹 | 9,290円 | JALの「ウルトラ先得」、ANAの「旅割75」 |
羽田-関空 | 9,690円 | スターフライヤーの「そらたび80」 |
羽田-神戸 | 6,990円 | スカイマークの「いま得」 |
成田-伊丹 | 11,440円 | ANAの「旅割75」 |
成田-関空 | 3,440円 | 春秋航空日本の「ラッキースプリング」 |
この結果だけ見れば格安航空会社(LCC)が圧倒的に安いのがわかります。
ただ注意してほしいのが、LCCでも時期によっては、10,000円近く必要な場合もあります。格安航空券に限らず、旅行商品全体に言えることですが、平日などの閑散期を選ぶだけで価格がグッと下がります。できるだけ、そういう日を狙って利用しましょう。
ちなみに私は90%以上の確率で「スカイマーク」を利用しています。主な理由は
- 「いま得」の価格がお得で3日前まで予約が可能
- 羽田空港から出発したい、成田空港は遠い
「いま得」は、当該便の販売状況に応じて販売額(運賃額)が変動(上下)するのが特徴で、搭乗の3日前(一部路線は前日まで)まで予約が可能な運賃です。当該運賃は予約の変更ができない運賃であるため、航空券の購入により予約が完了しますと、その後、予約の変更を承ることができない運賃になります。
引用 スカイマーク
我が家は、結構ギリギリにならないと日程と交通手段を決めれないのでスカイマークは使いやすいです。LCCは確かに安いのですが、成田~関空の区間は正直利用しにくいです。
我が家から各空港までの所要時間と交通費
- 成田まで約1時間30分、料金は約2,700円
- 羽田まで約1時間、料金は約800円
これプラス大阪での移動を考慮した場合、実はスカイマークの方が安いんです。これはあくまでも我が家の場合なので参考程度にしていただければと思います。
要するに純粋な飛行機の料金だけみて選んでしまうと、他の要因で実は高かったという可能性があるので、交通費なども含めた合計金額で考えましょう。
ちなみにJALやANAは早く予約するほどお得な運賃で航空券を購入できますが、直前だと運賃は高めです。しかし株主優待割引を利用すれば、いつでも普通運賃の半額で航空券を購入できるのでお得です。
成田までの交通費を安くできないのか?
京成バスを利用するという方法があります。
東京駅・銀座⇔成田空港が楽天トラベルから事前予約すると900円!未予約でも1,000円で乗車可能ですが、満席の場合は乗れないので事前予約をおすすめします。
バスを利用すると料金は安くなりますが、空港までの所要時間は長くなるので注意してください。
まとめ
LCCの料金を見て、1人旅する人や週末旅行に行く人が多いのも納得しました。
LCC以外の各航空会社では、早割の種類が豊富に用意されていますので、日程が決まれば1秒でも早く予約してください(笑)早ければ早いほど安くなりますので。
ぜひ、自分の環境にあった最安の航空券を手に入れてみてください。
各航空会社の予約は以下から可能です。
サイト JAL 日本航空
サイト ANA 全日空
サイト スカイマーク
サイト スターフライヤー
サイト 春秋航空日本
サイト Peach Aviation(ピーチ・アビエーション)
サイト バニラ・エア
サイト ジェットスター・ジャパン