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イオン銀行のメリット・デメリット・金利・イオン銀行Myステージを徹底解説

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イオン銀行は、イオングループの銀行です。正式名称は、株式会社イオン銀行です。

日本の銀行金融機関の中でも特に特典が充実しています。日本経済新聞社発刊の「日経ヴェリタス」2017年1月29日(日)付「第13回日経金融機関ランキング」では、見事「顧客満足度第1位」に輝いています。

2018年の「第14回日経金融機関ランキング」では残念ながら10位になりましたが、世代別にみると40代と50代での顧客満足度は1位になっています。

2019年の「第15回日経金融機関ランキング」では4位まで順位を戻しています。

イオン銀行のメリット

イオン銀行ATMの手数料が365日24時間無料

イオン銀行ATMなら、毎月第二月曜日1:30~7:00のシステムメンテナンスを除いて手数料が365日24時間無料です。

イオン銀行ATMの主な設置店舗

24時間といっても、利用可能時間はATMを設置しているショッピングセンター等の営業時間に準ずるため、実際にはミニストップやマックスバリューなどの一部の24時間営業の店舗に限られます。

また、時間帯は限られますが「みずほ銀行」や「三菱UFJ銀行」、「ゆうちょ銀行」など一部の提携金融機関ATMでも手数料が無料です。

店舗は年中無休 21時まで営業

メガバンクを含む多くの銀行窓口は、平日しか営業していません。平日に仕事をしている会社員からすれば、なにかと不便です。

一方のイオン銀行は、土曜・日曜、祝日はもちろんのこと、年末・正月三が日やゴールデンウィークを含めて、毎日9時から21時まで営業しています。会社帰りや、土日祝に家族との買い物ついでに手続きできます。

電子マネー「WAON」が無料で付帯

イオンバンクカードには通常のキャッシュカードとしての機能以外に電子マネー「WAON」の機能も搭載されています。通常であればWAONカードを発行するには300円が必要ですが、イオンバンクカードは無料で発行できるので300円の節約にもなります。

WAONは、イオンの20日と30日に開催される「お客様感謝デー」で5%OFF&WAONポイントが貯まるお得な電子マネーです。発行料は30...

ただし、どうせ作るならイオンバンクカードよりもイオンカードセレクトというクレジットカードを作ることをおすすめします。イオンカードセレクトは、キャッシュカード・クレジットカード・電子マネー「WAON」の機能が三位一体で搭載されている特典満載のお得すぎる最強カードです。

イオンカードセレクトというイオン銀行が発行しているカードがあります。 イオンカードセレクトは、通常のイオンカードに比べると特典が多くお...

代理人カード

代理人カードは、イオン銀行だけにあるカードというわけではありませんが、申し込めばキャッシュカードを2枚持つことができます。

代理人カードについては、以下の記事で解説しています。

イオングループの銀行であるイオン銀行では、キャッシュカードを2枚作れます。発行手数料などは無料です。 イオン銀行については以下の記事で...

各種手数料

イオン銀行ATMなら手数料無料

イオン銀行ATMなら、365日24時間、手数料が無料です。毎月第二月曜日の1:30~7:00は、システムメンテナンスのため利用できません。

イオン銀行ATMは、イオンやミニストップ、ダイエーなど全国に5,900台以上設置されています。

また、提携金融機関のATMでも利用できます。みずほ銀行・ゆうちょ銀行・三菱UFJ銀行などの一部の提携金融機関ATMでは指定時間内であれば手数料無料で利用できます。

時間外手数料は、イオン銀行Myステージのステージによって最大月5回まで無料になります。

※イオン銀行Myステージについては後述します。

イオン銀行間の振込なら手数料無料

イオン銀行間の振込なら、365日24時間、手数料が無料です。家族同士がイオン銀行であればお金の受け渡しも振込手数料なしで行えるので、毎回220円以上の手数料を節約できてお得です。回数制限もありません。

 宛先振込金額手数料
ATM
イオンカードセレクト
イオン銀行キャッシュ+デビット
イオンバンクカード)
イオン銀行宛無料
他行宛220円
ATM
(現金)
イオン銀行宛5万円未満220円
5万円以上440円
他行宛5万円未満440円
5万円以上660円
イオン銀行ダイレクト
(インターネットバンキング/
モバイルバンキング)
イオン銀行宛無料
他行宛220円

振込手数料は、イオン銀行Myステージのステージによって最大月5回まで無料になります。

※イオン銀行Myステージについては後述します。

金利

イオン銀行の普通預金の金利は、年0.020%です。

ただし、イオン銀行Myステージのプラチナステージになれば、普通預金の金利が年0.150%になり一気に高金利になります。

以下は、各銀行の普通預金の金利を高い順に並べた一覧です。他の銀行と比較してもイオン銀行の金利が高いことが分かると思います。

銀行普通預金金利(年利)
イオン銀行ステージによって変動
0.001%~0.10%
楽天銀行普通預金:0.02%
楽天カードの引落がある利用者:0.04%
マネーブリッジ:0.10%
東京スター銀行普通預金:0.001%
給与口座指定:0.10%
ジャパンネット銀行100万円未満:0.01%
100万円以上:0.015%
住信SBIネット銀行普通預金:0.001%
SBIハイブリッド預金:0.01%
新生銀行残高とステージによって変動
0.001%~0.003%
三菱UFJ銀行0.001%
みずほ銀行0.001%
三井住友銀行0.001%
りそな銀行0.001%
ゆうちょ銀行0.001%
auじぶん銀行0.001%
ソニー銀行0.001%

※2020年4月17日時点

プラチナステージが高金利なのは間違いありませんが、ゴールドステージ年0.05%、シルバーステージ年0.03%、ブロンズステージ年0.02%です。

プラチナステージ以外であっても高金利というのは、うれしいメリットですね。

イオン銀行Myステージ(旧:イオン銀行ポイントクラブ)

イオン銀行ポイントクラブは、2018年4月1日にリニューアルして、イオン銀行Myステージになります。

ステージ特典

必要なイオン銀行スコア20点未満20点以上50点以上100点以上150点以上
ステージイオン銀行ブロンズステージイオン銀行シルバーステージイオン銀行ゴールドステージイオン銀行プラチナステージ
他行ATM入出金利用
手数料無料回数
01235
他行宛振込
手数料無料回数
00135
普通預金適用金利年0.02%年0.02%年0.03%年0.05%年0.15%

対象取引とイオン銀行スコア配点

対象の取引ごとに「イオン銀行スコア」が設定されており、毎月の合計点数により翌々月のステージが決定します。そのため、イオン銀行Myステージの各ステージをアップするには、イオン銀行スコアを貯める必要があります。

対象取引とイオン銀行スコアの配点は以下の表の通りです。

対象取引【判定基準】イオン銀行スコア
使う
1イオンカードセレクトの契約【月末時点】
イオン銀行キャッシュ+デビット、イオンデビットカードも含む
10点
2イオンゴールドカードセレクトの契約【月末時点】
※上記1に30点を加点し40点となります
30点
3イオンカード利用代金の口座振替【月間実績】
イオン銀行キャッシュ+デビット、イオンデビットカード含む
10~100点
1円以上:10点
2万円以上:20点
以降2万円につき10点
4WAONの利用金額【月間実績】10~100点
1円以上:10点
1万円以上:20点
以降1万円につき10点
5WAONオートチャージの利用【月間実績】
※オートチャージの設定のみでは加点されない
10点
貯める
6積立式定期預金の口座振替【月間実績】
※複数回実績があった場合も10点
※口座振替ができなかった場合は加点されない
10点
7投資信託残高【月末残高】10~100点
1円以上:10点
100万円以上:20点
以降100万円につき10点
8投信自動積立の口座振替【月間実績】
※複数回実績があった場合も10点
※口座振替ができなかった場合は加点されない
10点
9NISA口座の開設【月末時点】
※ジュニアNISA含む
30点
10iDeCo掛金の口座振替【月間実績】
※口座振替ができなかった場合は加点されない
30点
借りる
11カードローンの契約【月末時点】
※月末時点で返済が延滞している場合は加点されない
10点
12無担保ローン残高【月末残高】
※証貸/カードローン含む
※月末時点で返済が延滞している場合は加点されない
30点
13住宅ローン残高【月末残高(月間実績)】
※イオン銀行のフラット35も含む
30点
その他
14インターネットバンキングの登録【月末時点】30点
15給与の受取り【月間実績】
※複数回実績があった場合も30点
30点
16年金の受取り【月間実績】
※複数回実績があった場合も30点
30点

ステージ判定と特典適用の期間

特典適用は、取引月の翌々月の1カ月間です。

条件を満たした翌月ではないので注意が必要です。

キャンペーンがお得

イオン銀行では、不定期で様々なキャンペーンを実施しています。

我が家が飛びついたのは、こども預金(定期預金)でした。

こども預金(定期預金)

この低金利時代に金利1.0%です!速攻預けました。1か月限定の定期預金なので利息は知れてますが、逆に1ヵ月だけ預ければいいので多少無理した金額を預けられるメリットもあります。預入金額は1人あたり100万円までです。

同時に新規口座開設も行ったので「こども商品券500円分」ももらえました。それを考慮すると、実質金利は1.0%よりも高金利です。

ミニストップのコーヒーが半額キャンペーン(不定期)

毎月15日・25日に全国ミニストップ店舗に設置しているイオン銀行ATMでお金を引出すだけで、ミニストップ店舗で使える「挽きたてコーヒーSサイズ」の50円券がATMから発券されるキャンペーンがありました。発券された50円券の引換期間は、発券月の月末まで有効です。

挽きたてコーヒーSサイズの通常価格は1杯100円(税込)なので半額で購入できます。

実際にミニストップのATMで25日に引出した結果、コーヒーの50円券が発行されました。

デメリット

通帳がない

今でこそネット銀行が当たり前の世の中ですが、まだまだ手元に通帳を持っておきたいという人も多くいると思います。しかし、イオン銀行に通帳はありません。通帳がないのはデメリットかもしれませんが、わざわざ自分で記帳しなくても自動的に記帳してくれるというメリットもあります。通帳はありませんが、スマホから残高や取引明細を確認できる「通帳アプリ」があります。

イオン銀行通帳アプリ

イオン銀行通帳アプリ

AEON Bank, Ltd.無料

取引明細書は、イオン銀行ダイレクトにて無料で閲覧・ダウンロードできます。紙で欲しければ、ダウンロードした取引明細書を印刷すれば紙として保存できます。欲しい時だけ紙で出力できるので、エコで環境に優しく今の時代にはマッチしています。

それでも、パソコン操作が難しくて印刷できないという人のために、毎月220円(税込)で各種預金・カードローンの取引き状況や残高が一目でわかる取引明細書を、毎月自宅に郵送で届けてもらえます。

発行手数料は、毎月普通預金口座から口座振替により引き落とされます。

Pay-easy(ペイジー)を利用できない

Pay-easy(ペイジー)のロゴ

イオン銀行では、Pay-easy(ペイジー)を利用できません。

ペイジーとは、税金や公共料金、各種料金などの支払いを、パソコンやスマートフォン・携帯電話、ATMから支払うことができるサービスです。

「Pay-easyマーク」が付いている納付書・請求書の支払いや、支払い方法として「ペイジー」が選択できるサイトでの料金の支払いなどに利用できます。

Pay-easy(ペイジー)は、ほとんどの金融機関で使えるため、使えないのはデメリットです。

口座の支店名

イオン銀行での支店名は、誕生石の名前が採用されています。これは、支店名を忘れにくい(忘れてもWEB検索したらすぐわかる)メリットがある一方で、支店名がばれると誕生月も一緒にばれるということです。

例えば、オークションやフリマアプリで、振り込んでもらう際、口座番号と支店名、名前を教えたとすると、誕生月も教えてしまうことになります。

<支店名一覧>

誕生月支店番号支店名
1月001ガーネット支店
2月002アメシスト支店
3月003アクアマリン支店
4月004ダイヤモンド支店
5月005エメラルド支店
6月006パール支店
7月007ルビー支店
8月008ペリドット支店
9月009サファイア支店
10月010オパール支店
11月011トパーズ支店
12月012ターコイズ支店

個人的にデメリットと思ったのでデメリットに掲載しましたが、人によってはメリットと感じる人もいるかもしれません。

まとめ

イオン銀行は、利用できるATMが多く、一部のATMでは手数料無料で取引できます。イオン銀行間の振込であれば振込手数料も無料です。イオン銀行Myステージでは、ステージによっては時間外手数料や振込手数料が最大5回まで無料になったり、普通預金の金利が高金利になるのでお得です。

公式サイト イオンカードセレクト

公式サイト デビットカード(イオン銀行キャッシュ+デビット)

コメント

  1. 堀井メイ より:

    支店名を誕生月で割り振るって、
    これはやってはいけないって社内で誰一人気づく人間がいなかったと考えると恐ろしいです。
    小学生でも、これはダメってわかるでしょうに。